twitter文芸部【第二回twitter座談会】「死を扱うということ」

twitter文芸部のイベントのまとめです。 今回のテーマは【「死」を扱うということ】 小説やドラマ、舞台、絵画…… 様々な場面で描かれる「死」ですが、それについて論じたものをまとめました。
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とおりすがり @cokoly

@ikoriheeeee 北野武映画も殺しのシーンは淡々としてますね #twibun

2011-07-16 21:37:37
イコ @ikoriheeeee

キルケゴールは、精神の死を問題にしていますね。選択する意識の自由を放棄すること=死。多くの文学作品もやはりそのような死を描いている。 RT @cokoly 「死に至る病」

2011-07-16 21:38:11
イコ @ikoriheeeee

@cokoly 淡々としている方が、かえってリアリティがある? #twibun

2011-07-16 21:39:42
叢雲 綺 @aya_kumo

淡々としている「死」にはリアリティを感じるな。それが人生において当たり前の流れのように感じられる。死は避けられない。 @ikoriheeeee @cokoly   #twibun

2011-07-16 21:41:49
とおりすがり @cokoly

現実に誰かの死に直面すると、自分とその人の距離感とかで悲しみや寂しさも変わってしまうし、案外冷静に受け止められる場合も多い。だからこそ、他人の死を大仰に見せられても共感できないのかも #twibun

2011-07-16 21:42:10
イコ @ikoriheeeee

ミステリーは、リアリティがなくてもいいって感じになってないか。「死」についての深い考察も必要ない。どれだけ面白いやり方で殺されてるか、読者の予想をこえるか。でも横溝とか、乱歩は、たしかに面白いやり方で殺されてるけど、どこかにリアリティを感じるんだよな。 #twibun

2011-07-16 21:42:29
イコ @ikoriheeeee

小説じゃないけど、コナンとか、金田一とか、動機が必要不可欠だから無理やり描いてるように見える。けど、松本清張の「ゼロの焦点」とかになると、犯人が殺人を犯す理由に、社会に規定された「女の生き方」が、複雑に絡んでいる。動機ありきというような。優劣はつけられんけどね。 #twibun

2011-07-16 21:46:06
とおりすがり @cokoly

ミステリーで面白いのは、殺しのやり方と犯人のキャラががっちり噛み合ってたりするような作品かなあと思う。犯人の人生における背景が透けて見えるような。 #twibun

2011-07-16 21:47:22
イコ @ikoriheeeee

文学でミステリのように人を殺そうとしたら、その手順より、人を殺すってことが、その人にとってどういう意味があるのかを考察する必要があると思うんだよね。 #twibun

2011-07-16 21:48:25
叢雲 綺 @aya_kumo

実はミステリーって好きじゃなくてあんまり読まないから語れないんだけども、好きじゃない理由に死は関係ないと思う。やっぱりミステリーはそれを見せるためのものじゃないんだろうって思う。 #twibun

2011-07-16 21:48:59
とおりすがり @cokoly

しかし、誰かの為に命を捨てる、というのはけっこうくるものがある。 #twibun

2011-07-16 21:50:20
イコ @ikoriheeeee

他人の死を大仰に見せるというのは、作品の解釈を、作者が押しつけてるってことなんじゃと思うんですよね。ほら、かわいそうでしょ、というような。 RT @cokoly: 他人の死を大仰に見せられる #twibun

2011-07-16 21:51:18
叢雲 綺 @aya_kumo

淡々としている死には作者の「押しつけがましさ」はないですね。 #twibun

2011-07-16 21:52:29
とおりすがり @cokoly

僕もずっと同じでしたが、何故かここ二年ほどミステリーしか読んでいません。書きたいのかな……? @aya_kumo: 実はミステリーって好きじゃなくてあんまり読まないから語れないんだけども、好きじゃない理由に死は関係ないと思う。やっぱりミステリーはそれを見せ #twibun

2011-07-16 21:54:07
きょうげん愉快⛪全淑連 @kyogen_yukai

部外者乱入失礼。死というのは、人類共通の恐怖だと思う。誰もが恐れているからこそ、他者や老いによって自らの意思に関係なく追い込まれる姿は哀れみを感じさせる。 #twibun

2011-07-16 21:54:48
叢雲 綺 @aya_kumo

死=怖い、っていうのはゲド戦記でも繰り返されていたことですよね(昨日たまたまゲド戦記がTVで入ってたのでふと思った)。でも私にとって「死」はあまりにも身近で怖いという感覚は実は薄い。 #twibun

2011-07-16 21:57:01
イコ @ikoriheeeee

ミステリー読むときには、実は、動機はまったく気にしていないw いかに予想外に、思いもつかない人が殺してくれるかを楽しみにしている。京極夏彦の「絡新婦の理」好きだったなー。むろんエンタメとしてね。 #twibun

2011-07-16 21:57:31
叢雲 綺 @aya_kumo

「死」を扱うこと、ってのもいろいろなパターンがあるのだな。たとえばミステリーのようなやり方、死、そのものは問題にならないパターン。それからド直球で死を扱ったエンタメとは遠い位置にある作品。好みは分かれるだろうな、と思う。 #twibun

2011-07-16 21:59:36
きょうげん愉快⛪全淑連 @kyogen_yukai

死んだら誰もが哀れみで感動してくれる。だからとりあえず何かしら劇的に殺しておけば人気は得られる。その適当な死に気付いた人間が否定しても、死んだら仏様という日本人に根強くある考えが、そういった人間を排除してくれる。 #twibun

2011-07-16 22:00:20
きょうげん愉快⛪全淑連 @kyogen_yukai

つまり、何かしら死んじゃうお話は容易に人の共感を得られて、否定はも生まれない作品に仕立て上げる事が出来る。無論後世には凡百の作品として形も残らないだろうが、その場で儲かるから製作者には問題ないだろう。ヒロインが死んじゃう作品が蔓延するのも当然と言える。 #twibun

2011-07-16 22:05:01
とおりすがり @cokoly

死が絶対的な終わりを意味するというのは、普遍的な価値観としてありますよね @kyogen_yukai 部外者乱入失礼。死というのは、人類共通の恐怖だと思う。誰もが恐れているからこそ、他者や老いによって自らの意思に関係なく追い込まれる姿は哀れみを感じさせる。 #twibun

2011-07-16 22:02:03
イコ @ikoriheeeee

「死」に対しての意識が考えられてもいいと思う。たとえば東京じゃ、人身事故は本当に当たり前に起きるけど、電車の中にいる人は、助かってほしいと願うのではなく、自分の遅刻や、それに伴う予定の変更のことばかり考えていたりする。あるいは単純に、野次馬的な興味。 #twibun

2011-07-16 22:05:13
イコ @ikoriheeeee

電車が1時間に1本くらいしか来ない島根から、3分に1本来る関東に出てきて思ったことは、ひっきりなしに人身事故が起きること。電車のスピードが、確かに自殺に適していること。そしてそれを、誰もがことさら騒ぎ立てないこと。 #twibun

2011-07-16 22:07:52
叢雲 綺 @aya_kumo

電車の事故に対する意識の違いっていうのは本当にびっくりする。私田舎者なので、人身事故とか起きたらかなり焦るんですが、東京じゃそれ、当たり前なんですよね……。むしろ自分の予定の遅延が気になってしまうという意識の差、少し怖い。 #twibun

2011-07-16 22:07:41
きょうげん愉快⛪全淑連 @kyogen_yukai

実質人間には死の先を知る事が出来ないので、自動的にそこが終わりという考えに行きつきますね #twibun @cokoly 死が絶対的な終わりを意味するというのは、普遍的な価値観としてありますよね

2011-07-16 22:09:47
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