やまのとりでキャラメモつぶやきまとめベルディン編

やまのとりで @Banditkeep

名前: ベルディン ヴァンドローム (Berdin Vandoromme)。綴りがむつかしくていつもよくわからなくなる。ベルディンはベルガリアードのキャラの名前の響きが頭に残っちゃって、音的にピッタリな気がしちゃったのでいただき。イメージはぜんぜんまったく関係ない。

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下の名前は例によってフランスの文学者からとったと思うんだけど、よくわからなくなってしまった。載ってたはずの本が見当たらないので、由来はまぁいいことにしておく (笑)。そんなわけで、たぶんフランス系。

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最初は「緑」と一緒で「黒」という名前しかなかった。TRPG で使うかーってなったときに付けた名前。闇とか死とかの属性が黒ってことで、元はソッチ系の魔道士さん。王様ちゃんの参謀で、親友という設定。まんがのおはなし的にはメイン主人公だった。その割に設定はあんまり決まってないんだけど。

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まんがのおおまかな筋書きでは、王様ちゃん (暴君) が病気で死んだ後、新王くんが善政を敷こうとがんばるんだけど、亡き王様ちゃんの参謀たちがそれぞれの思惑でいろいろ動き出して、王位簒奪の気配もあったりして、黒は姫さまちゃんがそういうのに利用されないように守る役どころだった。

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とはいっても変人なので、他の連中のことは気にもとめずに姫さまちゃん連れ出して田舎に引きこもっちゃったりとかどっかいっちゃったりとか、やることは変だったのですが。主人公と言いつつあんまり話を動かす立場ではなくて、どっちかというと黒幕的な感じだった。

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話を動かすのは脇役というかむしろ悪役だった緑とか、ちょっと客観的なスタンスを取ってたイワンとかその辺の役目だったので、そっちの人たちの方がちゃんとキャラが立っている。黒はのらくらしているばっかりの辺りしか描いてないからキャラがしっかり確立してなくて、どうも我ながら掴みづらい。

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まぁそんなまんがもお蔵入りして、TRPG でキャラを再利用しようと思い、RQ3rd の重要 NPC として出してみたんですな。PC の故国を蹂躙した悪の帝国の将軍として。悪役的に。PC の主役級のひとり、ヴィクトリア (ヴィクター) さんの生き別れの婚約者としてね。美形悪役！

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その辺の経緯は朝飯前亭 (ゲームサークル) の RQ リプレイもどき http://goo.gl/DLElJ でなんとなくわかるようなわからないような。ホントは登場したシナリオでヴィクターさんと戦って散ってくれてもよかったんだけど、ヴィクターさん戦うどころかついてっちゃって……。

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GM 大慌てな展開でしたが、おかげでベルディンさまはレギュラー NPC として永らえることになり、これですっかりキャラが確立した次第。……それでもやっぱりイマイチなんだかよくわからないんだけども。この PC のヴィクターさんが、いくさうさぎの金パラ子のヴィクトリアさんね。

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キャラクターとしての経歴は RQ がメインになるので、来歴はそっちで説明してみる。生まれは、古代ゲルマンみたいな部族の族長家の長男で、いずれは族長を継ぐ跡継ぎだった。同じ部族の娘さんと子供の頃に婚約が決まってて、6 歳年下の彼女を可愛がって面倒を見たりしてた。

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そこへやってくる悪のローマ (的な) 帝国！ベルディンが狩りに出ている間に、村は軍団に蹂躙されて全滅、戻ってきたベルディンは捕らえられて帝国へ連れ去られ、帝国人としての教育を受けて帝国軍人になる道を強制されることに。ヴィクちゃんはでっかい壺に隠れてひとり生き残っていた。

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帝国軍人として生きることになったベルディンはしかし、故国への想いを忘れることはなく、従順なフリで帝国のために貢献 (砂漠地方の平定に尽力したりしてソッチの人らに恨まれたり) しつつ、故国の行方不明中の王子が帰還して帝国打倒の狼煙を上げる日を待ち続けていたのでした。

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まぁその王子の気性を考えると (公式で用意されてる NPC)、帰還して目通りした途端に首斬られるんじゃないかって話だったのですが (笑)。幸い (？) 王子が戻る前に、ベルディンがこっそり故国に温情をかけたり便宜をはかったりしてたことがバレて暗殺されかけ、PC と合流って流れに。

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PC はもちろんヴィクさんはじめ故国の人たちなんで、一悶着ありつつも受け入れられて、強力だけどあんまりまともに手伝ってくれない変人味方 NPC ってことになった辺りでキャンペーンは中断中 (笑)。ちなみにイワンは PC と一緒にいつつベルディンに情報流してる立場だった。

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緑は帝国の人間ながらベルディンにコッソリ協力してるひとで (惚れてるからねw)、ベルディンが失脚したあとやっぱり帝国をたたき出されて PC と合流してる。RQ での経緯はそんなかんじ。

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山の砦世界観的には、悪の帝国ってのはないので (笑)、故郷の村が東の国との戦争か、悪魔の襲撃で全滅 (ヴィクさん生き残る流れは一緒)、その後ベルディンは行方不明に。北の国で魔女に育てられたとか、悪魔に育てられたとか、そんな怪しげな噂がある。ホントの所は謎。

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ハタチぐらいのときに、辺境の騎士団領に現れて、入団。騎士としての技量を身につけて、普通に実戦に出たりして戦功を重ねた。王様ちゃんが王子くんだったころ、騎士団領を訪れたときに知り合って、なんだか意気投合してしまったらしい。王様ちゃんが即位後、参謀として真っ先に招聘された。

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そんな感じで、現行の山の砦世界観の経歴がいちばんハッキリしていない (笑)。謎の多いよくわからないひと。いつも物憂げで退廃的な雰囲気をまとっている割に、剣の腕は達人だったりする。冷静で物静かだけど、ちょっとイッちゃってるような目付きをすることもあって、若干不安定な感じもする。

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配下に女性ばっかりの隠密部隊を抱えていて、そのリーダーがリヴィンの天敵の DD。超絶面食いの DD はベルディンにベタ惚れなんだけど、ものすごく冷徹なひとでもあるので表には出してない。何故か気が合って友達関係なセリアだけは気づいているっぽい。ベルディンが知ってるかどうかは謎。

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闇/死の神殿を管轄していて、配下は DD たちだけじゃなく、「死ぬことと見つけたり」系スタンスの剣士たちもいたりする。そっちをまとめてるのは神殿の司祭のルイーズさんて女性。このひとは王様ちゃんの参謀ではないけど、神殿内で対等の立場にあるひと。ときどき関係を持つこともあったりする。

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女性関係は割とテキトーで、美形だしエラい人だし、不自由することはないみたい。DD は内心常にヤキモキしているけど、自分はそんな立場の人間じゃないから、と自制してる。気づいてるとしたらベルディンかなり外道。たぶん気づいてる。

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美形ってことで、外見。白っぽいプラチナブロンドのネコ毛、ふにゃふにゃのウェーヴの長髪。目は灰色。色白で全体的に白っぽい (「黒」なのに (笑))。顔立ちは男らしい超ハンサムさん。身長は 200cm 超えで、イヴァールよりちょっと高いぐらい。引き締まった筋肉質の美丈夫さん。

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気だるげな雰囲気で、姿勢とかあんまりビシっとしてないから、その点がマイナスポイントか。そんなところも魅力的だったりするのかもしれない。でっかい割にいざとなると動きは俊敏だったりするのでなんかイヤな感じ (笑)。

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性格は、イマイチ一貫性がなくて掴みどころがない。どうも善悪の判断にこだわりがないというか、判断に善悪方向のベクトルを持っていないっぽい。最善の結果が得られるなら悪いことするのも平気。でも得にもならない善いことをしてみたりすることもある。矛盾を楽しむようなところがある。

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RQ の NPC のときはシナリオの都合上、うちに秘めた故国への想いみたいなのがあったので、人生の目標というか意義というかがあったんだけども、こっちではそういう動機がないので、さらに掴みどころのなさに拍車がかかってる。