シャドウランで農園でドローンと戦う話

ヤネウラ @yanegann

このあいだまたシャドウランを遊びました。テーマは「農業」。 第六世界の農業、熱い！ ＃シャドウラン

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このシナリオのあとシャドウランナーになった精霊を使う魔法使いのティム・ヒノ。 ティムはつぐみと仲良くなり（コンタクトになり）、前回のシナリオでも依頼を受け、獣の精霊を呼んでランナーたちを助けていた。 togetter.com/li/1530210

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墓場の近くで待機し、ランナーを待っていたのだが、周りはグールだらけ。そこで、影響力１のフィクサー林と同じ車に乗ること身を守ろうとする。 そしたら「いやー、外凄いね！　君もランナー？　俺、フィクサーなんだよね。よろしくー！　連絡先交換しようか！」と、あれよあれよと話が進むのであった

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ティムは「火をもたらす者」を導師精霊を持つため「心からの助けを求められると断れない」という性質を持つ。 そのためティムも、田中同様、林の「頼むよー、この依頼を受けてもらえないと、ソイカフすら飲めなくなるんだよー」という依頼を受けてしまうのだった……

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「という経緯で始まるのが、今回のシナリオです」 「そういう流れでしたもんねー、前回」 「流れは大事にしようと思いましてね。ではダウンタイムの処理に行きましょう。ちなみに今回で2077年に突入しました。1月です」 「はやー。おっと、家賃払わないと」

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田中綺羅星（女・人間）） 17歳のミスティック・アデプトで、モノフィラメント・チェンソーの武器収束具を持つチェンソー・ウーマン。魔法を解いてもらうかわりに、泉の精霊に毎日の日記と精霊を召還する能力を捧げている。あと、お菓子作りがうまい。最近、範囲攻撃魔法の力に囚わるつつある。

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つぐみ（女・人間） 単発火器を好むランナー。趣味は釣り。スノホミッシュで、扶養家族である妹と一緒に暮らしている。表向きの仕事は農場でパート。妹には自分がランナーであることは秘密にしている。車やボートなどの運転もうまい。仙道系ヘルメス様式を修めたアデプトでもある。

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「つぐみは、イニシエーションに始めます」 「ほうほう、どんな形式でやりますか？」 「私は釣りが趣味なので、ずっと釣りをします」 「そういや、仙道系のメイジでしたね。仙道系なら釣りはありありですね」 「予定として1.5ヵ月釣りをします」 「その後、判定成功したらカルマ払う権利を得ますよ」

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「田中は今回のダウンタイムどうしますか？」 「呪文を覚えます」 「ほうほう」 「〈治療〉と〈マナ障壁〉、どっちにしようかなぁ。うーん、〈マナ障壁〉で！」 「では、判定どうぞ」 「成功です！この成功度だと、日記書きながらでも、すぐに覚えられますね」 「あれ、扶養家族扱いにしましたものね」

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というわけでシナリオ開始。 つぐみのコムリンクに、ティムから連絡が入る。 「今、林さんから受けている仕事、ちょっと人手が足りないんで手伝ってほしいんだ」 「おっけー。前回の逆でこっちがティムを手伝うんだな」 「助かるよ。じゃあ、林さん通して正式に依頼出してもらうから」

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知り合いといえども、フィクサー通して正式な契約にするの大事。金銭面の処理とか、かっちりしたものにするの楽だし。あとで揉めにくくなるのも良い。 というわけで、つぐみと田中は林から依頼内容を聞くのであった。 「今回の依頼は、スノホミッシュの個人農家からだよ。詳しくはマトリックス内で」

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マトリックス内で、つぐみ、田中、林、ティム、依頼人の5名でミーティング。依頼人の農家の人が状況を説明。 「スノホミッシュは農場地域なんじゃが、その75％は巨大企業の経営するメガファームじゃ。ほとんど工場に近い。残りの25％はワシらのような個人ファームや中小企業のファームになっておる」

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「ワシのファームは、冬は西洋長ネギやビーツを育てておる」 「へぇ」 「その収穫を妨害してワシらに打撃を与え、最後には土地を買いたたこうと、中小企業のファームが攻めて来ておる。警察は金持ちの味方じゃ。そこで敵を倒して農場を守ってほしい。これが依頼じゃ」 「よくある感じの依頼だな」

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「敵は、農家らしい武器で攻めてくるので、注意してくれ」 「農家らしい？クワとか？」 「農薬？毒かな？」 「何を言っておる、農家と言ったら、ド ロ ー ン じゃ！」 「ああー！そうか！ドローン！」 「農家はドローン上手い奴多いからの。農家の争いがエスカレートしたらドローンじゃ」 「やっば」

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「農薬散布、農地の点検、覚醒した作物との戦闘、襲ってくる覚醒害獣の駆除……すべてドローンじゃ」 「うわー、まじかー」 「マウント武器も普通に使っておる。生身で覚醒害獣と戦うのはイヤじゃからの」 「そりゃそうだ」 「第六世界の農場や限界集落だと、武器マウント・ドローンは必須だなぁ」

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「敵は、ドローン使い三人兄弟じゃ。昔から悪ガキだったがドローン捌きは上手くてのう」 「へぇ、知り合いなんですね」 「コールドシム使うんで手強いんじゃ」 「ガチじゃないですかー！」 「それぐらいせんと、デビルラットとか駆除できんのじゃ」 「ああー、それは確かにー」

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「使用禁止武器とかあります？」 「完全に違法のF武器以外ならなんでもいいぞい。あれは画像を取られて警察に提出されると困るからのう」 「ああ、そういう理由」 「ライフルくらいなら持ち歩いても大丈夫じゃ。覚醒作物とか覚醒害獣を殺すのに、よく使うからの」 「やっばいなぁ、第六世界の農場。」

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「報酬が少ない割に危険なので、ランナーがあまり仕事を受けてくれないんじゃ。助かったわい」 「これも人助けですからね！（ｷﾘｯ）」 「いや、林は余っていた仕事受けただけでしょ」 「あ、うん、農場だから牧歌的なランかと思って」 「思うよねー。でも、ここギャングの抗争地域よりヤバそうだわ」

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「計画はどんな感じ？」 「敵にまず攻めさせて、そこを君ら2人で戦ってほしい。本距離の戦力が減った隙にティムくんが精霊と一緒に攻撃を仕掛けて陥落させる作戦じゃ」 「不意打ちされる危険性はあるの？」 「ティム君がウィッチャーなど魔法的手段で警戒してくれているから大丈夫じゃ」

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「敵はドローンを使う関係上、防御用のハッカーを雇うのに金をかけているから、魔法対策は弱いんじゃな」 「なるほどね」 「敵のドローンは、ニッサン・ロト・ドローン。サブマシンガンをマウントしてくるじゃろう」 「前も戦ったけどドローン避けるから手強いんだよなぁ」 togetter.com/li/1591342

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「これがマップじゃ。敵は上から攻めてくる。何も書いていないところは作物が植えられている畑じゃ」 「道路は車で走って良いですか？」 「OKじゃよ」 「じゃあ、頑丈な地上車でマップに入ろう」 「わりと障害物が少ないマップですね」 「農地じゃからな」 「なるほどなるほど」 pic.twitter.com/THUZTY2V4y

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依頼を受けることにした田中とつぐみは、つぐみの車に乗ってスノホミッシュに移動。 「ところでマスター、敵のプロ意識って聞ける？」 「ドローン3兄弟はプロ意識3だよ。本拠地に1機残って、それは2ターン終わりにティムが倒すよ」 「となると、こっちにくる2機中、2機あるいは1機を倒せばいいのか」

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「あとプロ意識2のオーク・ギャングが5名」 「なんか場違い感あるな。可哀そう」 「まぁ、それはそうなんだけど、歩のない将棋は負け将棋だから。彼らがいないと作物を効果的に破壊できないんだ」 「やっぱり、歩兵は未来でも大事なんだなぁ」

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戦闘場所についたところで、田中は車を降りて自分に〈完全透明化〉をかける。 「きたー！」 「この呪文、視覚的なものなら、機械でも誤魔化します」 「ドローンでも見えないな。しょうがない、つぐみを総攻撃しよ」 「こっちはブルドックタイプの車です。装甲値12、強靭力16」 「硬っ！」

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戦闘開始。 1巡目。 ドローン2機がつぐみの車を襲うが、まるで歯が立たない。 オークギャングは、どこからともなくやってくるスタンボールを受けて、ちりぢりに。 つぐみの攻撃はドローンに避けられる。