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くろの＠お勉強
@stu_clono
また流動性の高い社会では、地位の上昇の機会は教育と熟練を身につけた人々だけが活用できた。人々は子供を多くもつことができたがそうすれば子供は教育と熟練の機会を失ってしまう。そのため子供数は制限された
2011-07-24 11:06:15
くろの＠お勉強
@stu_clono
ドイツでの出生率の低下は産業化以前に始まった。子供数の制限を始めた階層は公務員、企業者などの、最も強力な社会的地位の上昇意欲を持っていた新しい中間階層である。ここから始まった出生率の低下は、まず社会上層、次に古い中間層、さらに社会下層や農民家族にまで普及した。一般的に都市から先行
2011-07-26 22:36:09
くろの＠お勉強
@stu_clono
しかしルール地方は、東エルベ地方からの移住者が多く、彼らは農業人口様式の、生存資料に余裕があれば子供を生むという考えであったため、例外として高い出生率を維持し、低下も遅れて始まった
2011-07-26 22:41:36
くろの＠お勉強
@stu_clono
新中間層から始まった出生率の低下は、あらゆる層に受け入れられ、流動性の高い自由な産業社会を創出した。新中間層は産業社会に適合した都市的生活様式の担い手であるため、産業社会は中間層を核とした階層社会といえる。
2011-07-26 22:53:44
くろの＠お勉強
@stu_clono
新中間層が社会の諸階層の谷間を架橋する役割を演じたため、革命や反革命は回避され、階級分裂の危機にある社会は統合され、人々は都市的・産業社会的生活様式に同化することができた。
2011-07-26 22:56:36
くろの＠お勉強
@stu_clono
中間層を核とした社会は平等な社会である。平等が支配する社会では人々は他人に出しぬかれることを恐れる。そのため他人よりも有意に立つため熾烈な競争を展開し、人間は相互に憎悪し、恐怖・嫉妬にとらわれ、いずれ孤立し孤独となる。このような危険性を中間層社会は持っている
2011-07-26 23:01:37