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ルイス「日米の置かれているジャーナリズムの現状は似通っている。ジャーナリズムにおける理論と実施というのはかつてのどの時代よりも今こそ必要とされている」
2009-12-10 17:07:51ルイス「近年営利的ジャーナリズムの後退に耐えてきたという状況がある。新たなメディアの台頭と言うこともあるが、シリアスへのニュースに対しての消費者の関心が落ちてきていることもある」
2009-12-10 17:11:04ルイス「オンラインのニュースが急激に増え、ブロードバンドも普及した。先進国の若者はデジタルな手段でニュースを受信している。日本でも新聞の部数が下がってきている」
2009-12-10 17:11:41ルイス「過去100年、一番広範なジャーナリズムを提供してきたのは新聞。調査報道という時間もお金もかかるジャーナリズムをできる新聞に対して、メディアの危機が調査報道を難しくしている」
2009-12-10 17:15:58ルイス「調査報道チームが解体、消滅している。調査・国際報道は時間と金がかかる。経営的にはリスクがかかり、維持が難しいものという捉えられ方になっている」
2009-12-10 17:16:59ルイス「この空洞化のプロセスが起きたことで、我々の複雑な世界を報道したり、独自の話を伝える人の数が少なくなってる。権力者に説明責任を迫るジャーナリストも少なくなってきている」
2009-12-10 17:17:40ルイス「これまで2つの非営利組織を設立した。米国の4つの非営利ジャーナリズム組織は米国の多くのテレビや新聞など、プライマリーメディアと提携している。既存メディアはコストゼロで良いニュースコンテンツを提供してくれるところを探している」
2009-12-10 17:24:53ルイス「非営利ニュース機関と既存メディアがますます関係しあうようになってきた。米国だけでなくほかの地域でも深くジャーナリズムを追求する手段になってきている」
2009-12-10 17:27:36ルイス「しかし、個人が発端となってニュース機関を作ろうと思う人がいるのはなぜだろうか。私の場合は調査することを認めてもらえなかった調査報道があったことに不満を覚えたということがモチベーションになっている。その不満があってフィフティーミニッツを辞めた」
2009-12-10 17:29:00ルイス「私自身がこの事業に貢献できるお金はなかったので、1989年、慈善事業財団など、そのへんから金を集めた。あとはメディアに対するコンサルティングで金を稼いだ」
2009-12-10 17:29:53ルイス「2人の信頼のおけるジャーナリストと友人になり、取締役になった。センターの最初の予算は20万ドル。その後20年で3000万ドル集めた。その資金の大半は財団(寄付)から来ている」
2009-12-10 17:32:01ルイス「このセンターの仕事は40回以上、ジャーナリズムのアワードで表彰されている。いくつもの全国的なスクープも出している。96年にセンターから報道したものとしてはクリントンの資金調達についてのスクープがある」
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