気になるあの子、コーヒーノキってどんな木？ アイコン制作裏話3〜コーヒーノキ編〜

コーヒー屋たん @bittersweet_tan

本日も22時くらいかな、アイコン制作裏話3をやりたいです！ 今日は、あの、コーヒーノキがただただカワイイ、、、そういう話を、、、。

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長くなったので今日の締め。 コーヒーノキが置かれたこの席は、きっとほどよい日当たりと温かさで、今日店で1番快適なスポットです。 いつも心地よい席を教えてくれるセンパイに挨拶をして、お気に入りのコーヒーをいただくのです。

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さてさてアイコン裏話も第三夜です。 アイコンで何日引っ張るんだって感じですが、せっかく描いてもらったんだ。1週間ははしゃぎますよわたしは。 今日の主役はこちら！このーきなんのきー！ pic.twitter.com/SF8W7zRWhE

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皆さん分かります？ わたしは下書きを見せてもらって一発でわかりました（ドヤァ） アイコンわたしの視線を独り占めにするこいつの正体は〜〜〜 なんと〜〜〜 コーヒーノキでした！

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ことの発端はやっぱりポーズ決めの相談中。 昔に描いてもらったトランプ柄のヘッダー画像（作:@aoikomadori さん）に由来します。 このテンションひかえめな乾杯をアイコンのポーズにいかせないかな？という案。 pic.twitter.com/iUtaalJW36

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腕を伸ばした乾杯だと構図的に制限が多いとか そもそもわたしの趣味は1人カフェめぐりで、誰かと乾杯しないな？とか 友達よりもエスプレッソマシーンやコーヒーノキに話しかけるよね、とか

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そんなキャラの掘り下げをしつつ カップは掲げず手を添えるだけ、表情でちょっと乾杯っぽく微笑む（相手は映さない） みたいな形におちつきました。 この時点で想像していた絵面がこちらwww pic.twitter.com/foQVK8s28d

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待つこと30分、いただいたラフがこちら。 えっ、ちょっと並べて比べてみます？？？ これですよ、この差がつまりプロに依頼するという事です。社会勉強ですね。 pic.twitter.com/OMkfDfp0m5

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すすす、すべったか、、、？

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（スベったぁ……） 気を取り直して、やっと今日の本題。 これです。 この葉っぱをみて気づいたんですよ。 これはただ適当に作った葉じゃなくて、コーヒーノキをちゃんと調べて描いてくださったに違いないと。 pic.twitter.com/n0uJ3QOsoZ

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肉厚で、葉脈がハッキリしてて、濃くてツヤのある緑色で、ひだひだな周辺からのシュッとした先端。んー、ラフでもイケメン。 ポーズ決めに悩んでた時にぽろっと話した「コーヒーノキに話しかける」を拾っていただけたのがひと目でわかりました。

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完全に情緒を持っていかれた……エモ……。乾杯の目配せを向ける先にはコーヒーノキがいて、これはきっと木視点なんですかね？関係性萌え……。 この木に気づいたから、初日に書いた取っ手の向きもね。この人はちゃんとこだわりを汲んでくれる人だ！と思って、遠慮せず直してもらうことができました。

コーヒー屋たん @bittersweet_tan

でそのコーヒーノキなんですが、日本で育てるのは結構難しい。 育成適温が15~25℃。ハイ詰みました〜みたいな。 鉢植えで冬は室内。これはもちろんですが、実は夏もダメです。35℃を超えるような日本の夏は厳しいです。とくに直射日光に弱いイメージがあります。

コーヒー屋たん @bittersweet_tan

でもでもコーヒーって南国のイメージありますよね。 インドネシアにブラジルにケニアに、ぱっと聞いた印象だと日本より暑そうな国ばかりです。

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コーヒー生産国は赤道直下から南北25度に集中しています。ほら、暑そうですよね？ （画像はAGF様からお借りしました。） google.co.jp/url?sa=i&sourc… pic.twitter.com/k8dje4MVc8

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ヒントはこれらの生産国の地形にあります。 環太平洋造山帯 つまり火山の国ばかりなんですよ。 google.co.jp/url?sa=i&sourc… pic.twitter.com/yPue6AlGka

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環太平洋〜からは外れるけれど、アフリカサイドにももちろんあります。 エチオピア高原からキリマンジャロまで大陸を南北に縦断する巨大な断層、グレェェートリフトバリー！ ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7… pic.twitter.com/sqfSs0nizK

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つまり、赤道直下という年間を通じた日照の安定と、標高の高さによる快適な気温。 この両立がよい産地の条件になるわけです。 火山灰性の柔らかい土壌とか、昼夜の寒暖差による霧が直射日光から守ってくれるとか、この条件を満たすと諸々の環境もついてきます。 あぁ、手がかかるほど愛おしい。

コーヒー屋たん @bittersweet_tan

というわけで日本で育てるには鉢植えで、常に室内、日当たりはよいが当たりすぎない窓辺を確保し、結実はしないけど観葉植物として楽しむ、というかんじです。 （沖縄や小笠原で国産コーヒー事業を、というプロジェクトはちょこちょこ聞きますが、なかなか難易度は高いようです。）

コーヒー屋たん @bittersweet_tan

朝は日当たりの良い窓辺に 夕には西日を気にしつつ 夜には冷える窓辺を避ける。 日に数回の移動と、葉につもるホコリを払い、そうやって愛情をかけられた姿が、このツヤのある緑の葉っぱの正体です。 この季節のこの時間の、店で一番いい席を知ってるのがこの子です。