国際シンポ「日々の食の消費と生産の文化を変える」1日目(2021.1.13)

総合地球環境学研究所の第15回国際シンポジウム「日々の食の消費と生産の文化を変える:ポスト成長期の未来からの物語」の1日目のライブツイートです。 ▼シンポジウムの要旨集はこちら。 https://www.chikyu.ac.jp/publicity/events/symposiums/img/no15/Proceedings.pdf ▼YouTube動画はこちら。 Keynote 1 Arnim Wiek (Arizona State University) https://youtu.be/jqkG_R2te84 続きを読む
1
FEAST NPO @feast_project

まとめとして。現在生じている前向きな変化に追いつく必要がある。研究者は実証を通じて、これらの変革を促進することができる。類型化して構造を示すこともできる。#PostgrowthFood #RIHNsymposium

2021-01-13 10:23:37
FEAST NPO @feast_project

今回のシンポジウムでも多くの解決型志向の研究があることが分かった。これらを類型化・構造化して、体系化することで、より分野を豊かにすることができるだろう #PostgrowthFood #RIHNsymposium

2021-01-13 10:25:03
FEAST NPO @feast_project

研究機関の中核的な役割は次世代のchange agentを保護し支援することだと思う #PostgrowthFood #RIHNsymposium

2021-01-13 10:25:19
FEAST NPO @feast_project

東京大学 土屋さん。3つの空間スケールにおけるフードシェッドの研究について。#PostgrowthFood #RIHNsymposium

2021-01-13 10:38:42
FEAST NPO @feast_project

ひとつめ。都道府県ごとのエコロジカルフットプリントの分析。都市人口の割合、高齢人口の割合、ひとりあたり収入が食のエコロジカルフットプリントと有意に関係することがわかった。#PostgrowthFood #RIHNsymposium

2021-01-13 10:40:16
FEAST NPO @feast_project

食のエコロジカルフットプリントに影響が大きいのは肉、魚、小麦の生産。分散化とローカル化が食のフットプリントを下げるためには必要。#PostgrowthFood #RIHNsymposium

2021-01-13 10:41:51
FEAST NPO @feast_project

都市化により都市のフットプリントが増加している。また加工食品の消費を抑えて、生鮮品を増やすことが、食のフットプリントを下げるためには必要だが、そのためにはローカルフードの振興が必要#PostgrowthFood #RIHNsymposium

2021-01-13 10:42:40
FEAST NPO @feast_project

ふたつめ。地域ごとの自給率について。ローカルフードの自給力は都道府県によって大きく異なる。全体的な傾向として、北日本では自給能力が高いが、関東から西日本では低い。#PostgrowthFood #RIHNsymposium

2021-01-13 10:43:41
FEAST NPO @feast_project

また栄養素に着目して、栄養素別の自給力を検討した。栄養素によって自給できる度合いは大きく異なる。また京都の場合、府レベルと市レベルで自給できる度合いが異なる。マルチスケールな戦略が必要と示唆される。#PostgrowthFood #RIHNsymposium

2021-01-13 10:45:04
FEAST NPO @feast_project

ローカルフードのポテンシャルを維持拡大するためには、都市近郊での農業が重要 #PostgrowthFood #RIHNsymposium

2021-01-13 10:46:06
FEAST NPO @feast_project

近年の土地利用の変化について。京都市では特に南部で10%の農地が失われている。農地でなくなった土地は、その後、空き地や駐車場になっている。#PostgrowthFood #RIHNsymposium

2021-01-13 10:47:42
FEAST NPO @feast_project

ファーマーズマーケットの利用について。京都市民を対象にしたオンラインアンケート。距離が一番の阻害要因とわかった。ファーマーズマーケットは都市中心部ではなく都市近郊にあることが多い #PostgrowthFood #RIHNsymposium

2021-01-13 10:47:57
FEAST NPO @feast_project

以上から、ローカルフードを振興するためには空間的な戦略が必要と言える。農地の保護や市街地中心でのファーマーズマーケットの設定など。またそのためには多様なアクターを連携する必要がある。土地所有者、新規就農者、事業者、行政など。#PostgrowthFood #RIHNsymposium

2021-01-13 10:49:19
FEAST NPO @feast_project

グローバルな食産業複合体は持続可能なフードシステムへの論理的な解決と考えられているが、これはローカルフードシステムの視点を欠いている #PostgrowthFood #RIHNsymposium

2021-01-13 10:52:07
FEAST NPO @feast_project

地域の特徴は現在および将来の食料ニーズのために重要であり、無視されていいものではない。#PostgrowthFood #RIHNsymposium

2021-01-13 10:52:27
FEAST NPO @feast_project

まず、貿易について。国際貿易に伴い水の使用量は8倍になっている。イギリスの例。域外での水消費が増大している #PostgrowthFood #RIHNsymposium

2021-01-13 10:53:08
FEAST NPO @feast_project

地域のフードシェッドで地域の食需要を満たすことができる。供給不足なので貿易が必要という考え方は、想像力の不足であり、貿易関係の正当化といえる。#PostgrowthFood #RIHNsymposium

2021-01-13 10:53:52
FEAST NPO @feast_project

食料貿易は輸出/輸入国の双方にとってリスク。たとえば輸出国では、国際市場に連動して食料の国内価格が上振れすることで貧困が発生する。#PostgrowthFood #RIHNsymposium

2021-01-13 10:55:06
FEAST NPO @feast_project

食料安全保障の基盤としての貿易という枠組みは、このようなリスクを無視している。#PostgrowthFood #RIHNsymposium

2021-01-13 10:55:46
FEAST NPO @feast_project

次に食の供給不足という考え方について。需要を固定化している問題と小規模農業を無視している問題がある。実際には世界的にみると小規模な農業が食料供給に大きな役割を有している#PostgrowthFood #RIHNsymposium

2021-01-13 10:57:08
FEAST NPO @feast_project

次に技術的な解決という方向性について。食生産の効率化は絶対的なものではなく、またネガティブな副作用を持つことが多い。緑の革命とその失敗はそのよい事例。#PostgrowthFood #RIHNsymposium

2021-01-13 10:58:43
FEAST NPO @feast_project

農業は他の産業と同じく、成長の限界に達しており、技術的手段で解決できるものではない #PostgrowthFood #RIHNsymposium

2021-01-13 10:59:03
FEAST NPO @feast_project

まとめとして。「食料不足」とその原因としての「効率性の低さ」という言説が、食の持続可能性の問題となっている。ポスト成長時代に新しい枠組みが必要 #PostgrowthFood #RIHNsymposium

2021-01-13 11:00:56
FEAST NPO @feast_project

私は環境経済学者およびモデラーとして、新しい透明で協働的なモデルが必要と考える #PostgrowthFood #RIHNsymposium

2021-01-13 11:01:53