令和2年度地域公共交通活性化シンポジウムin関西「今こそ地域力の結集を 10年先、20年先も続く公共交通へ」視聴報告2021.1.27

くうのる @kuunoru

芦原氏＞人々の笑顔をモビリティでつくりだすことが目的。了 #地域公共交通活性化シンポジウムin関西

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事例紹介3「広島市の地域公共交通再編に向けた取組」 広島市道路交通局都市交通部　公共交通計画担当 専門員　山本陽明氏。 広島市、市域面積906.67平方km。市街化区域18％、デルタ市街地は約4％。 #地域公共交通活性化シンポジウムin関西

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山本氏＞公共交通ネットワーク。JR等の鉄道複数、バスは11事業者、市営なし。バスはマイカー利用増大で減少、鉄道に比べて近年の伸び率は低い。JR山陽本線、アストラムラインの結節で鉄道は増加。バスは平成21年度が底でピーク時の8割に。 #地域公共交通活性化シンポジウムin関西

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山本氏＞広島市が目指す都市構造は、集約型都市構造。都心と拠点地区の連携強化、機能分担のため公共交通を充実化をはかる。高齢化社会に対応、地域の魅力向上のため、都心デルタ・郊外部・山間部のネットワーク化をめざす。 #地域公共交通活性化シンポジウムin関西

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山本氏＞平成27年に公共交通の基本体系を計画。実施計画は、市域が広く事業者が複数のため段階的に作成。公共交通体系づくりの目標。交通拠点を結び、速達性、定時制を満たすように。 #地域公共交通活性化シンポジウムin関西

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山本氏＞広島市のバス路線の再編。利便増進実施計画（第1版）。都心部のバス路線は乗り入れ多く1日に3700便が運行されて過密。朝ピーク時は混雑で定時制・速達性に問題。郊外部は減少。朝ピーク解消のため、都心部を運行する路線の利用状況を調べた。 #地域公共交通活性化シンポジウムin関西

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山本氏＞都心内の利用者に特化した循環線を設置。その後、都心外の利用者のための見直し。循環線は「エキまちループ」で広島電鉄と広島バスが共同で運行。1日70便。過密部の全3700便を3400便に減らせた。1年半後に利用者は2割程度増加。 #地域公共交通活性化シンポジウムin関西

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山本氏＞利便増進実施計画（第2版）。デルタ内の病院、デパート、ショッピングセンター等の主要施設を循環する「まちのわループ」が令和2年1月より運行。広島電鉄、広島バス、広島交通が共同。10月には1日あたり1300人が利用。 #地域公共交通活性化シンポジウムin関西

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山本氏＞交通拠点の広島駅と広島港を結ぶ既存路線（宇品線）を減便、あいた車両を活用して新たなルート「広島みなと新線」を導入。 平成29年11月から180円均一運賃エリアを導入。令和2年はエリア拡大で190円均一へ。 #地域公共交通活性化シンポジウムin関西

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山本氏＞再編前は複数事業者の路線が競合。再編後は共同運行、パターンダイヤ導入など利用者の利便性向上。 「再編実施計画」区域の関係事業者すべての同意を取り付ける。独禁法に抵触しないよう、市が主体で、ICカーの利用実績を踏まえ協議。 #地域公共交通活性化シンポジウムin関西

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山本氏＞「利便増進実施計画」事業者等の同意が必要、共同経営の協定締結を前提に協議。 今後のバス路線再編の取組。郊外部では利用者の利用状況を考え、路線のフィーダー化、待合環境の整備、基幹バスの機能強化、乗り継ぎ割引等。 #地域公共交通活性化シンポジウムin関西

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山本氏＞アストラムラインはJR西広島駅と接続。JR白島駅とアストラムライン白島駅が結合。広島駅は施設整備。路面電車は広島電鉄等の複数が一体になって再整備。地域主体の乗合タクシー。 #地域公共交通活性化シンポジウムin関西

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質疑応答。 質問＞再編実施計画のメリットは？ 彦根市・宮永氏＞愛のりタクシーは別事業者（近江タクシー）。補助金額はメーターに応じて。従来利用者でなかった人が利用するというメリットがある。 #地域公共交通活性化シンポジウムin関西

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司会・吉田氏＞再編実施計画全体で見ると？　行政と一緒にやるメリットとは。 湖国バス・北村氏＞これまでの関係性。ダイヤ改正は、折り合いをつけにくかった。 彦根市・宮永氏＞行政としては住民の利便性を確保したいと無理をお願いした。 #地域公共交通活性化シンポジウムin関西

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彦根市・宮永氏＞安全性を考慮して最後は事業者の意見に合わせたつもり。 吉田氏＞この人ならという互いの信頼関係が鍵だろう。協議を円滑に進めるための予算措置は？ 広島市・山本氏＞再編のための予算措置はない。事業者と話をしながら進められるのは○だった #地域公共交通活性化シンポジウムin関西

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山本氏＞広島市は平成25年から推進会議を立ち上げて議論を重ね計画を作ってきた。事業者への直接的な支援はなかったが、制度を導入する際には独自の補助をつけた。 #地域公共交通活性化シンポジウムin関西

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吉田氏＞無料から有償に変えた、値上げのときの反対は？ 山本氏＞有償にしたときはアンケート回答の60％が有償化がよいと応えていた。100円から200円にしたときは、230-240円に路線バスが高田駅に接続、共存のために同じレベルに。反対意見なし。 #地域公共交通活性化シンポジウムin関西

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吉田氏＞認知？ 芦原氏＞サービス設計の中で、まず走っていることを認知。次にバス停を認知、どこへ行くかを。 吉田氏＞認知から関心を持ってもらうプロセスが大事。効果があったもの、工夫のものは？ 芦原氏＞アクティブシニア向け運動塾の出前。 #地域公共交通活性化シンポジウムin関西

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広陵町・芦原氏＞アンケート回答者に無料乗車券を配布、乗る機会をつくった。福祉部局との連携強化を。 吉田氏＞利用者や運賃収入が伸びているのが正のスパイラル？ 芦原氏＞それもある。交通担当は二人しかいないが、人々の行動を理解した上で必要なことを発信 #地域公共交通活性化シンポジウムin関西

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芦原氏＞人々の行動を見て次を考える。ペイペイは利用1％。運行事業者と協議の上、負担を受けてもらっている。 吉田氏＞広告収入やポイント収入はどの程度？ 芦原氏＞雑収入は運行には入らない。収入は国庫収入と運賃収入。 #地域公共交通活性化シンポジウムin関西

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吉田氏＞質問「クロスセクター効果はどの程度？」　収支などの法定以外の目標管理をどこに置いているか、それが書かれている自治体は考えていると思う。 運行事業者、不動産業など別事業でプラスのところがあると聞く。旅客や観光に集中していた事業者は厳しい #地域公共交通活性化シンポジウムin関西

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吉田氏＞通勤通学需要は戻ったが昼間が戻っていない、経営的には厳しいので考えないといけないところ。 タイムオーバー。近畿運輸局のページに本日の資料が掲載されるとのこと。 #地域公共交通活性化シンポジウムin関西

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#地域公共交通活性化シンポジウムin関西 視聴終わり。以下、雑感。 基調講演の吉田先生のお話は、基礎知識の乏しい私にはついていくのが大変でした。 講演者の資料は以下のサイトからダウンロードできるので復習しよう。 wwwtb.mlit.go.jp/kinki/symposiu…

くうのる @kuunoru

事例紹介では特に広陵町のお話が印象的でした。自治体職員が自分の仕事に真剣に取り組んだらこうなるんだ、というのを見せてもらった感じ。与えられた課題をただ淡々とこなすのか、自分の仕事として積極的に攻めるのかで違うのだと思いました。 #地域公共交通活性化シンポジウムin関西

くうのる @kuunoru

成功のためには、今ある制度を活かして何ができるかを、想像力たくましくして思考を広げ、ステークホルダーと連携しながら創造していくこと。当たり前かもしれないけれど意外にできていない、そういうことを真剣にやることだと感じました。 #地域公共交通活性化シンポジウムin関西