令和2年度地域公共交通活性化シンポジウムin関西「今こそ地域力の結集を 10年先、20年先も続く公共交通へ」視聴報告2021.1.27

国土交通省 近畿運輸局主催のオンライン版地域公共交通活性化シンポジウムの内容をまとめました。
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くうのる @kuunoru

彦根市宮永氏>路線バス改善、予約型乗合タクシー、情報提供、MM,運転免許証返納に取り組む。湖東圏域は人口156,412人、人口密度555人/平方km。森林割合52%、農地21%。彦根市に中心市街地がある他は人口は薄く分布。 #地域公共交通活性化シンポジウムin関西

2021-01-27 14:32:15
くうのる @kuunoru

宮永氏>JR駅がある彦根市内に1市4町とも移動する必要。公共交通利用は7%。路線バスと愛のりタクシーで空白地域を減らし、公共交通を誰もが利用できる環境を整える。愛のりタクシーは600円と800円の2段階。どの路線でもどこかの病院やスーパーにアクセスできる #地域公共交通活性化シンポジウムin関西

2021-01-27 14:34:06
くうのる @kuunoru

宮永氏>再編実施計画。再編前は乗務員不足で安定したバス路線の運行が困難だった。利用者が少なく非効率だった。13路線から9路線に整理。廃止した停留所には愛のりタクシーの停留所を整備。運賃は450円と900円から400円と800円へ。 #地域公共交通活性化シンポジウムin関西

2021-01-27 14:37:50
くうのる @kuunoru

宮永氏>再編実施計画の効果は、路線バスの利用実績は変わらず、乗務員待遇改善で行政支出は増大。愛のりタクシーの利用者は3割増加。再編実施計画の効果は、地域としての共通認識ができた、目的や方針を説明できるようになった、行政負担に理解を得られやすく #地域公共交通活性化シンポジウムin関西

2021-01-27 14:40:52
くうのる @kuunoru

宮永氏>再編実施計画の策定ができたのは、頻繁に会議をする中で議論のできる雰囲気ができたからと考える。 湖国バス・北村氏>湖国バスにおける再編実施計画の取り組みについて。彦根城を車体にデザイン。西部グループ近江鉄道の子会社。 #地域公共交通活性化シンポジウムin関西

2021-01-27 14:45:04
くうのる @kuunoru

湖国バス・北村氏>コミュニティバスの運行が事業の中心。路線バスの運行変遷、平成12年以前には湖東圏域で主に全12路線運行。平成31年4月再編実施計画で、自社単独路線2路線、廃止代替路線6路線。再編実施計画実施前の課題は、乗務員高齢化と乗務員数不足。 #地域公共交通活性化シンポジウムin関西

2021-01-27 14:47:20
くうのる @kuunoru

湖国バス・北村氏>おおむね1日6人程度の乗務員が慢性的に不足していた。観光バスの稼働をとめて路線バスを支えた。雇用確保に向けた労働環境の改善が必要。求人待遇の格差が大きく、他業種へ転職する乗務員も。また自家用車の普及でバス需要低下。 #地域公共交通活性化シンポジウムin関西

2021-01-27 14:49:11
くうのる @kuunoru

湖国バス・北村氏>地域を支えるため地域に根ざした路線バスが必要という認識。再編実施計画策定により地域に根ざした路線バスへの運行につながると考えた。課題は自社路線の再編制約、観光バスの稼働(収益を考えると注力すべき)、事業継続の不透明性。 #地域公共交通活性化シンポジウムin関西

2021-01-27 14:52:21
くうのる @kuunoru

湖国バス・北村氏>株式会社として収益の上がらない路線バスに注力するのはどうなのか。コミュニティバスのウェイトは40%以上。乗務員不足、労働環境の改善は必要不可欠。行政のまちづくりへの参加。地域に根ざした路線バスの運行につながると考え計画に協力。 #地域公共交通活性化シンポジウムin関西

2021-01-27 14:54:54
くうのる @kuunoru

湖国バス・北村氏>路線再編に伴い乗務員不足が改善。6人不足→1人余裕。計画では湖東圏域の路線バスのあり方を明確にしめすことで、行政のまちづくり構想、住民のバスの理解、地域に根ざした路線バス運行が可能に。事業者、行政、住民の三方よしだった。 #地域公共交通活性化シンポジウムin関西

2021-01-27 14:57:01
くうのる @kuunoru

事例紹介2 「7年間で利用者数を180%増加させた秘訣は認知度向上策にあり あなたのまちのコミュニティバスの認知度はいくつですか? 地域特性に関わらない明日から使える17の取組を紹介」広陵町企画部 企画政策課主任 芦原徹氏。 #地域公共交通活性化シンポジウムin関西

2021-01-27 15:02:15
くうのる @kuunoru

芦原氏>広陵町の公共交通。鉄道駅1か所(近鉄箸尾駅)、タクシー会社、コミュニティバス3路線、路線バスは町の北西部のみ。コミュニティバスは広陵元気号。運賃収入は2年間で約54.3%。どうしてこうできたか。広陵元気号の強み、利用者5万人。 #地域公共交通活性化シンポジウムin関西

2021-01-27 15:05:17
くうのる @kuunoru

芦原氏>強み、バス停数64と多い。町民認知度は96.3%。利用者増には認知をあげることと利用を向上すること。強み、運賃収入が年々増加。利用目的のトップは近鉄高田駅。うち35%が通勤・通学利用。一般的なコミュニティバスは買い物や高齢者のイメージ。 #地域公共交通活性化シンポジウムin関西

2021-01-27 15:07:03
くうのる @kuunoru

芦原氏>事業担当者の目線は、買い物弱者や高齢者だけのための制度設計ではなく、様々な年代層に乗ってもらうこと。今日の話から、地域特性に関わらない四つの手法が手に入る。明日から使える17の取組、認知度向上方法、住民WS運営、デジタル技術活用。 #地域公共交通活性化シンポジウムin関西

2021-01-27 15:09:01
くうのる @kuunoru

芦原氏>3路線、有償化を開始で1乗車100円。初年度から利用者を増やして収入増につながったのは徹底的に認知してもらう五つの取組。1.車両更新・ラッピングバス。4車両は町内の小中学生からデザイン募集、優秀作品をラッピング。教育委員会と連携、学校の宿題 #地域公共交通活性化シンポジウムin関西

2021-01-27 15:11:38
くうのる @kuunoru

芦原氏>子どもが家で宿題をすることで認知を促進。取組2.標語を募集、同じく町内の小6生から。取組3.カラーの統一。車両色と路線色を同色化。視覚的認知「わかりやすさ」の提供。問い合わせには路線名ではなく色で案内。取組4.総合時刻表の作成。 #地域公共交通活性化シンポジウムin関西

2021-01-27 15:14:04
くうのる @kuunoru

芦原氏>コミュニティバスだけ変わったから刷新の必要はなかったが、利便さを考えて「公共交通総合時刻表」作成。町内と町周辺の公共交通の時刻情報を掲載、活用機会の創出。1人でも多くの人が使えるように情報を網羅。電車しか使わない人でも活用できる。 #地域公共交通活性化シンポジウムin関西

2021-01-27 15:15:38
くうのる @kuunoru

芦原氏>ページ数増、作成費も増、安くするために広告掲載。さらに経路検索サイトのすべてにコミュニティバスの情報を掲載。電車の乗り継ぎをスマホで一度に調べられるように。めんどくささを下げバスに乗る障壁を下げた。 #地域公共交通活性化シンポジウムin関西

2021-01-27 15:17:22
くうのる @kuunoru

芦原氏>次は、徹底的に利用してもらうための6つの啓発の方策。小学生向け、バスの乗り方教室、標語を毎年募集。一般町民向け、単発イベント、福祉部局主催イベントに体験型のブースを出展し広陵元気号の車両も展示、広報誌に無料乗車券。 #地域公共交通活性化シンポジウムin関西

2021-01-27 15:19:57
くうのる @kuunoru

芦原氏>アクティブシニア向けの福祉部局主催イベント60回に出展。さらに、移動には付加価値が必要と、ポイントカード制度、商業施設と連携し、1乗車1ポイント、20ポイントで粗品交換(施設負担)。目的は既存利用者の付加価値提供、無関心層へのアプローチ。 #地域公共交通活性化シンポジウムin関西

2021-01-27 15:21:39
くうのる @kuunoru

芦原氏>これら平成28年度改革の結果。2年間で利用者数37%、運賃収入48%増、続いて令和元年改革。路線改革と値上げ。抜本的なルート改革、時間帯別ルート設定、パターンダイヤ導入。1乗車200円へ、近鉄高田駅利用者のみ値上げ。54.3%の運賃増。 #地域公共交通活性化シンポジウムin関西

2021-01-27 15:24:22
くうのる @kuunoru

芦原氏>令和元年度改革の経緯。広陵町では平成28年度に網計画、30年度にアンケート実施→再編が必要→住民ワークショップ、再編案仮決定→運行委託事業者選定→運行開始。アンケート実施時にワークショップ参加の希望を入れると40名応募で、十数名参加。 #地域公共交通活性化シンポジウムin関西

2021-01-27 15:26:23
くうのる @kuunoru

芦原氏>住民ワークショップにまず事務局のルート案をかけた。生活に不便がないか議論してもらう。全3回とも専門家に入ってもらい、住民の考えに法的な裏付けや運行事業者の意見をその場でもらった。そして平成28年度の改革時には新たに三つの啓発活動。 #地域公共交通活性化シンポジウムin関西

2021-01-27 15:28:54
くうのる @kuunoru

芦原氏>新たに実施した三つの啓発。小学生向け、作品募集。既存利用者向け、座席ポケットへちらし設置(再編5カ月前から)。ポイント利用店舗を1店増やした。また三つの取組。広報強化(広報誌、facebookページフォローで無料乗車、83人増加)。 #地域公共交通活性化シンポジウムin関西

2021-01-27 15:31:30
くうのる @kuunoru

芦原氏>利用者向け、ペイペイ利用可能に。奈良バスなびWebに運行情報を掲載。 コミュニティバスの今後のあり方。三つの柱は、収益性、付加価値創造、広域・民間連携。人は目的があるから移動する。目的地と連動して収益性をあげる→付加価値創造と連携。 #地域公共交通活性化シンポジウムin関西

2021-01-27 15:33:28