歴史に学ぶ現代日本社会

遺伝子さいえんす @watakenn3

おっと、時代は「天皇機関説」へとステップを進めたようだ。愚かな国民…理論よりも感情が優先とは… 「安全デマ」を流す御用学者、原発関係者を東京地検に一斉告発 - BLOGOS編集部 - BLOGOS（ブロゴス） (89 users) http://bit.ly/nPIj08

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この国の「裁判で裁く」とは国民感情が優先的であり、法律は後付け。国民が恐れるモノはお代官様が成敗するのだ。だから献金しないと武家諸法度で不利な法律作られ、国を追い立てられる。昔と違って、法律を作る機能と、裁く機能が分離しているけど、実態は江戸時代から変わってない。

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という事で、「放射能安全デマ訴訟」は通る。放射能安全はデマなのだ…とのお触れが出る。がまぁ、奇妙な事に現状運転している原発は安全第一な…と二面性を持たせて終了。あと「デマとは言った。言ったが今回、その場所と量は指定していない。その事をどうか諸君らも思い出して…」というガイジ

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そして、損をするのは「学者のみ」という見事なコンビネーション。学問の自由はこうして奪われ、世界から学力で取り残される。そしていつか来るアメリカ製の巨大製品群に完膚なきままに打ちのめされる。飛燕(ｉＰＳ細胞)と呼ばれる抜群の応用力を誇る製品に期待を寄せるが、通用しなくなって…

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なりふり構わなくなると「一億総火の玉」を実行し、「高校生が勉強よりもアルバイトを優先するのは当たり前だ！食う為に働け！」という風潮へ突入する。実は援交はこうした風潮の序章だったのだと人々はこの時始めて知る。国内価値では男<<<女となり単純労働という戦地に次々に送られて行く高校男子

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今回の赤紙は「オヤジのリストラ通知」と姿を変えて若者に襲いかかる。赤紙を渡されたものは現状でも2割に登るが、今後の行方次第では4割、5割へと増え続けるだろう。国民にはこの事実は伏せられる。偽りの数値に踊らされ、人々は何を信じればいいのか分からなくなる。それでも希望を見出す為に…

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希望もあるのだ。暗い話ばかりでもない。我が国は時にこうした境地でも「セカイイチィィ」と呼べる分野がある。スパコンは世界を征服したし、新幹線は我が国が一番安全だ。こうして、苦しい状況ながら次々と勝利を上げる我が国。国家としての自信はここにあり、技術者は英雄ともてはやされる。

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英雄たちはいった。「今の政権はダメだ。今の政治へ反旗をひるがえす時が来たのだ」と。こうして五一五事件の様な血を上げた政権交代劇ではなかったものの、非常に偏った政権が誕生する。お年寄りの許可がなければ法律が通らないどころか、内閣すら組めないという政治が日本を牛耳る事となる。

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五一五事件とは何か？「話せば分かる」「問答無用」の名言でお馴染みであるが、これは首脳に対するテロ事件だ。これによって政治の要人がことごとく殺された。犯人は政治の世界など全く知らぬ純粋な心を持った若者であった。破壊した後、どの様な国にしたいかの志は全く持っていなかった。

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戦争時とは違う立場の人が日本を支配した。あの時は軍部の司令官をいれなくば内閣を組めぬという状況であった。軍部の意向を聞き入れる内閣をでなければ法律が通らないという状況であった。法律が通らなねば、人々が余計に苦しむ状況であった。今回は軍部ではなく、老人…

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政治は行われていた。若者の声を拾い上げる政治家もいた。しかし、老人政権へ反旗を翻そうとした政治家は容赦なく、警察ではないもののメディアに追い詰められ、世の中から抹殺される事になる。こうして、戦地(若者達)の声は封殺され、現場にいない指揮官が現場をコントロールする体制へ…

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政治システムも江戸時代から変わっていなかった。政をするのは有力な大名(会社)達だけである。そこの大名達を基準としてあらゆる政は進められていた。そこにいけなかったものは従うしかない。地方の大名(会社)が水戸黄門様に物申すなんてあってはならない。若者は敏感に呼応し、選挙権を放棄した

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国家の財政は非常に厳しくなった。年金という体制を続けるのが大変厳しい程、戦況は悪化した。対応策として「国の環境を保つため」という名目の元、贅沢品への課税を一気に上げた。当然、現場で働く若者にとって贅沢品はひっそりと楽しまなければないものへ変わっていった。買えない人の目がこわいのだ

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というより、若者は贅沢品が買えぬ程に貧窮したのだ。贅沢品を持っている人を見ると、羨ましい気持ちより、妬ましい気持ちの方が強い程「お金」は貴重なものへと変わった。若者はそれでも食べ物だけは…！という思いから「物々交換」をする事でささやかな幸せのひとときを見つけていく…

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「欲しがりません勝つまでは！」の根底にある心理とは「贅沢をした時の他人の目が怖い」である。だから贅沢をする事を諦めた。そんな自身を肯定する為のキャッチフレーズが上記である。現代では「嫌儲」という言葉、「サイレントテロ」という言葉で繰り返されている。

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贅沢品は買えなくなった。そして追い討ちをかけるようにお金で交換する食品は僅かな量しか手に入らなくなっていく。海外の需要状況が変化し豊富な量を用意出来なくなったのだ。相対的に立場が上がっていく国内農家…だがその国内農家は地産地消の合言葉で若者には分け与えようとはしなかった…

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元々、若者は土地を持つものはいなかった。土地への強固な権利というのが存在し、誰一人として土地を手にする事は不可能になっていた。一見荒れ果てた農地も許可なく、食料生産する事は出来なかった。それでも！という思いから若者はボケだ老人を介護するという約束の元、畑を耕しはじめた

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畑をただ耕す訳ではない。大家の人、ボケて働く事が不可能になった老人を世話しながらの畑仕事である。それに加え、将来に向けての勉強や、資格取得という重荷も加わる者も少なくなかった。当然、大家への感謝の気持ちから収穫量の一部は大家の為に収めていた。

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若者は絶望しなかった。皆が私と同じ状況なのだ。声をかけあっていけばなんとか持ちこたえられる。そう自分に言い聞かせて無理な労働でも根を上げる事はなかった。むしろ、「労働しないものは可笑しい」という意識すらあった。私は頑張っている、あの人は頑張っていない、なんて無責任、軽蔑ものだ…

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しかし、世の中、働くもの食うべからずとは異なる。生活保護という孤児院にいけば、働かなくとも食い繋いでいく事はたやすかった。それどころかある程度までの贅沢品は嗜みとしてそこでは存在しても良い風潮であった。我々には買えないものが彼処にはある、だがプライドが邪魔で行けぬのだ…

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この国の身分制度もまた、江戸時代からなに一つ変わっていなかった。若い頃に自分の身分を固め、どの大名へ出家、お勤めし、忠義を尽くすかーという事である。身分が変わる位なら死を選ぶのだ。万が一、身分が固定し損ねた者がいた場合、それはえたひにんとして迫害すべき対象だ。

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それは暗黙のルールであった。身分毎に何歳はこうして過ごし、何歳で出家すべきなのだ…というのが決められていていた。このルールはそれぞれの身分は口先を出さない事が美徳であった。剛に入れば剛に従えである。現代社会も同じである。学生が違う身分を演じる事はあってはならないのだ…

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その為、若者は若者らしく振る舞う事しか出来ず、ただ孤児院というえたひにん階級を見守る事しか出来なかった。どう考えても、えたひにんの方が楽に生きられる…だが身分の壁を超える事への抵抗心は誘惑を遥かに越すものだった。身分の壁に縛られ、自殺者は後を立たなかった

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働けど働けど豊かにならない若者たち。むしろ貧しさは増していく。その一方で働かなくてもある程度の豊かさを持つものは増えていった。大切な事は権利によって阻まれ、政治への介入は最早絶望的にあった。治安維持法ならぬポルノ維持法が施行されたのだ。自分の身は自分で守るしか無かった。

遺伝子さいえんす @watakenn3

ネット上で声を高々とあげようものなら即刻処罰された。今の政権は可笑しいと言っていた者達であった。しかしメディアは功名にその事実を隠滅、ネットでは「ザマァｗ」の声に溢れ、いつしか現行政府に逆らうモノは消えていった。