臨床心理学とは何か~日本とアメリカの類似性とか,あるいは,167時間とか

最初のくだりはADの前説的にすっ飛ばしてください。いろんな論点があって,交錯してますが,それぞれに興味深い議論と思います。
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モエゾウ(もえぞう) @moe_zou

@image_taro 「自分が見てるのはごく一部だという節度」はとても大切ですよね。いい言葉だ。メモしておこう。面接室の中で、その人のこれまでの167時間、これからの167時間の存在を大切に出来ることが心理療法にとっての必要条件のように思います。

2011-07-28 12:28:54
モエゾウ(もえぞう) @moe_zou

@monomorahi ところで、「心理療法で起きていることと外部の時間が交流して生まれる強いちから」ちゅうのは、患者・治療者関係でないとできないもんですか?バイザー・バイジー関係の中では生まれないのですかね?それともそれとは次元が違うものなんだろうか??

2011-07-28 12:38:29
モエゾウ(もえぞう) @moe_zou

@monomorahi それは教育分析も含むと理解していいですか?

2011-07-28 12:50:13
藤山直樹 @monomorahi

@moe_zou その人のライフが生起している「現場」はどこなんでしょう。面接室でのほうがより「生きている」という体験は多くの患者がもつと思いますし、私も患者としてもちました。しかし、私は面接室がその場所だとは思いません。でも社会空間がその場所でもないように思います。

2011-07-28 12:51:31
藤山直樹 @monomorahi

@moe_zou 教育分析ということばでおっしゃるのは訓練分析のことでしょうか。訓練分析は普通の精神分析をおこなうだけですので、当然スーパービジョンとは違ったものです。

2011-07-28 12:55:38
モエゾウ(もえぞう) @moe_zou

@monomorahi 正しくは訓練分析なのですね。すみません、不勉強でした。今から仕事にもどるので、あとでレスをさせてください

2011-07-28 13:04:02
モエゾウ(もえぞう) @moe_zou

@monomorahi 面接室での体験がより「生きている」という実感を持つということはどういうことなのでしょうか?それは「自分の体験が整理される」体験を持つことによって起こってくるのではと考えます(むろんそれだけではないでしょうが)。

2011-07-28 17:59:19
藤山直樹 @monomorahi

@moe_zou あまりに本質的な問です。精神分析内部に限っても、それについてフロイト以来100年以上夥しい言説が積み重ねられてきました。私も20年そのことを考えて書いてきました。私の直観では「整理」という言葉は薄すぎる気がします。早わかりしなくてもいいのではないでしょうか。

2011-07-28 18:55:15
モエゾウ(もえぞう) @moe_zou

@monomorahi 当方若造なもので、結論を急ぐきらいがあるかもしれません。ご容赦を。確かに整理という言葉は軽いかもしれません。ただ、そこにセラピーの機能が表れるのだと思います。

2011-07-29 08:31:02
藤山直樹 @monomorahi

@moe_zou ゆっくり考えていきたいものです。何が独特の「生」の感じをそこにもたらし、人を変えることとつながっていくのか。「整理」という言葉で表現される、分節化と連結の要素はたしかに関係があるとは思います。

2011-07-29 08:54:32
切り取り線 @kiri_tori

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2011-07-28 19:00:00
Atsushi Kikumoto @KikumotoAtsushi

@rain_00 @psypub でも、psypubさんがおっしゃってた、病気になったことある人が臨床心理士目指すってのは、臨床的な理論で言えばどうなるんだろうか?本当によくあるなら。

2011-07-28 16:03:38
*サイパブ @psypub

@suwansonson 臨床の言葉ではないと思いますが,「自己救済願望が強い」みたいなことをよく言われてる気がします。必ずしも病的なものに限らない。自分の問題が解決すると興味を失う人もいたりすると聞いたこともあり。同一化もそこらへんにかかってくるのかもな,というのは邪推です。

2011-07-28 16:17:01
Atsushi Kikumoto @KikumotoAtsushi

@psypub 自己救済せずに他の人に頼るほうが簡単で安全なのに、そうしないのは結構深い理由がありそうですね。人は少なからず自分に興味があるだろうし、stigmaとか、自分は自分が一番わかってるバイアスとか。

2011-07-28 16:21:39
*サイパブ @psypub

.@suwansonson ちょっとずれるかもしれませんが,精神分析の症例なんか読むと,結構,患者が分析家になりたがる,という話がちょくちょく出てきますね。なにで読んだか忘れましたが,投影同一化の話だった気がします。自分のわるい部分を相手に投影し,それを攻撃する,みたいな。

2011-07-28 16:31:13
*サイパブ @psypub

.@suwansonson 現代心理学的な素養を高いレベルで持ち,かつ,精神的な健康度が高くても,アプローチに力動系を選択したり,意外とそこらへんは複雑だと思います。曰く「CBTでは,のれない。のれる人はいいけどね」と。

2011-07-28 16:38:04
*サイパブ @psypub

.@suwansonson でも力動系でも,投げ込む人ではなく,投げ込まれる人が適性が高い,というように言われてる気がします。某有名なセラピストの先生は「ロールッシャッハみたい」と言われてるそうです。

2011-07-28 16:43:00
Atsushi Kikumoto @KikumotoAtsushi

@psypub どの流派を選びどれだけ勉強するかってのは、自分が勝手に決めていいことなんですか?

2011-07-28 16:42:14
*サイパブ @psypub

.@suwansonson 現状,そうだと思います。大学によっても学派は偏在してますし。アメリカは自分では選べないのですか?

2011-07-28 16:44:16
Atsushi Kikumoto @KikumotoAtsushi

@psypub 残念ながら全く知りません!州によって免許が違うことからも伺えるように、バラツキがあるのかも‥。nohunohuお姉様にお聞きしたほうがいいでしょうね。でも、僕の大学のPh.Dプログラムだとcore coursesは臨床以外のことが多いようです。

2011-07-28 17:03:04