【シンエヴァ感想】シンでまさかの大出世をした"彼"こそが庵野秀明、最後の福音「僕はオタクのままでいいんだ!」【ネタバレ】
- numanuma_black
- 31589
- 51
- 0
- 28
アスカが「庵野秀明のオタク趣味や陰キャ気質を批判する現実的(理想的)な人格」だったのが、アスカ自身も陰キャなコミュ症だった事が破で再認識されてゲーマー化。 結果的に新劇版は「2人の庵野」を別々の人物が救済する物語になり、マリを中心に2人は分たれてケンスケとマリに見受けされたと。
2021-03-15 13:47:32隠れオタク女のアスカ(庵野の理想と無意識)は健康なオタクとなったケンスケ(現実の庵野)に受け止められ、隠れオタクとして居心地の悪かったシンジ(庵野の分身)はマリ(妻の安野モヨコ)に救われると。 アスカは庵野の無自覚のリリス(精神的妹)だった。
2021-03-15 13:50:37アスカが惹かれる男って、多分「その時々の庵野秀明が理想とする大人の男」なんじゃねぇかな。 トウジも理想の1つではあるんだろうけど素質が遠過ぎてなれなかった、みたいな。
2021-03-15 14:47:28こう考えると新版でトウジがエヴァに乗らず代わりにアスカが使徒に乗っ取られたの、使徒が「子供をオタクにしようとする悪しきサブカルチャー」の文脈で見たらそりゃ庵野の分身のアスカが使徒になっちまうのは当然だよな… オタクになった悪い子は旧庵野文脈だと生きてちゃいけなかったんだもん。
2021-03-15 15:09:50多分シンジこと庵野秀明、マリ(安野モヨコ)と出会って「叱られたいんじゃなくて叱られないといけないと思ってた」「オタクを辞めなくても大人になれる事を教えてもらった」って感じでエヴァの位置付けとかユイ(オタク)の罪、悪いオタクの鏡ことゲンドウを許す事ができてのシンじゃないの。
2021-03-15 15:15:16少なくとも旧劇の解釈だと「シンジがアスカを射止めるのはトロフィーだが、アスカ視点で成長しなかったシンジ(庵野くん)の母になるのは貧乏くじ」って結論になってしまっていたので。 それを大人になった庵野がケンスケの力を借りて10年以上越しに迎えに行ったのは良かったなぁと思うわけですよ。
2021-03-15 15:19:11多分、意識的に抹殺しようとしてた「悪いオタクの卵」ケンスケが、たまたまテレビ版からも途中でフェードアウトして結末を語られなかったの、庵野秀明自叙伝としてのエヴァにおいてはオーパーツだったんじゃないですかね。 だからシンではあんなにトウジを抑えるほどの大?活躍。
2021-03-15 15:21:08人里と異界の間を観測し、最終決戦を危険な場所からカメラに納め続け、死地に向かうアスカをその映像に残そうとする彼の逞しさは、そりゃもう旧版までの加持さんやゲンドウなんか比べ物にならないくらいの『責任ある大人』ですよ。 ちゃんと庵野秀明の中にそうした「良識ある大人」が育った証。
2021-03-15 15:40:20