1/ アメリカ、州知事が共和党か民主党かはコロナの死者数には大した違いがでません。 ところが、州知事が共和党か民主党かというのは、失業率に大きな違いがでます。 ちょっとまとめてみます。(長いです)
2021-03-20 14:33:412/ こちらが100万人あたりのコロナ関連死者数(総合計)。 青(民主党知事) 赤(共和党知事) 青と赤にパターンがあるように見えませんね。 pic.twitter.com/3u2qkVUis1
2021-03-20 14:34:393/ 今度はこちらが、今年1月時点での失業率(最新)。 青(民主党知事) 赤(共和党知事) 何かパターンが見えませんか? 全体的に、「知事が民主党の州の失業率が高く、逆に共和党の知事の失業率が低い」というパターンが。 pic.twitter.com/A437lmMkA3
2021-03-20 14:35:554/ もともと民主党の州は失業率が高く、共和党の州は低かったのではないか? もっともです。 それでは、こちらが去年1月の時点(パンデミック前)と今年1月の時点での失業率を比べたものです。(何%上昇、減少か) pic.twitter.com/z5iMKqc9BA
2021-03-20 14:37:515/ 何かパターンが見えませんか? 見えてしまったみなさん、大丈夫です、あなただけではありません。 私にも「知事が民主党の州の失業率の伸びはより高く、逆に共和党の知事の失業率の伸びは低い」というパターンが目に入ってくるのを止めることができません。
2021-03-20 14:40:416/ これ、なぜなんでしょう? USのメディアはコロナのパンデミックのせいだと言います。 しかし、それは情報操作だと思います。 というのも、パンデミックのせいであればどの州も似たように失業率が増えるはずですが、そうなっていません。
2021-03-20 14:41:137/ コロナは民主党、共和党どちらの州も同じように襲いました。 しかし、1年たった今、失業率には大きな違いが出ています。 この違いは人類史上最大の間抜けな政策、ロックダウンによるものです。
2021-03-20 14:45:178/ こちらが州ごとのロックダウンの強度指数(2月) 全体的に知事が民主党の州(青)はロックダウンの強度が高く、共和党(赤)は低い。 pic.twitter.com/QrRBLQk4ps
2021-03-20 14:48:129/ アメリカは州知事の権限が大きいので州によってロックダウンを含む対策に大きな違いがでる。(学校閉鎖、マスク強制、ビジネスの閉鎖など) 当たり前ですが、基本的にはロックダウンすればビジネスは縮小、または閉鎖します。 ロックダウン長くやれば、そりゃあ失業率は上がるでしょう。
2021-03-20 14:49:2510/ 例えば、アメリカ本土から離れててさらに死亡者数も低いハワイ(民主党知事)とアラスカ(共和党)。 人口あたり死亡者数 pic.twitter.com/fE08AkAbw4
2021-03-20 14:51:3011/ 人口あたりの累積死亡者数の推移 この2つの州、死亡者数という点でほぼ変わらないですよね。 pic.twitter.com/SzJp7FMBeK
2021-03-20 14:52:4212/ でも、ロックダウンという知事に権限のある施策には大きな違いがでます。 pic.twitter.com/HeRQWMHr00
2021-03-20 14:56:4113/ ちなみにこちらはロックダウン強度と人口あたり死亡者数の推移を比べたもの 特にハワイに関してはこの2つの関係性がよくわかりませんね。 pic.twitter.com/onHta0qFrV
2021-03-20 14:57:3714/ で、この2つの州の今年1月の失業率を比べると。。。 ハワイの失業率は現在全米でトップ pic.twitter.com/yKyW0jrv3P
2021-03-20 15:00:4215/ コロナ前の去年の1月と比べた今年の1月の失業率(差) ハワイは8%増加で圧倒的に全米で一番ひどい アラスカは1.5%増加だが、真ん中よりは下 pic.twitter.com/MsD69uE1uM
2021-03-20 15:02:5516/ こちらは1年間の失業率の推移。 もともとコロナ以前はアラスカの方が失業率高かったんです。 それが、ハワイ政府が厳しいロックダウンをいつまでも延々とやっているから。。。 pic.twitter.com/FNaCefeH5N
2021-03-20 15:03:5717/ 今度は、ロックダウンもマスク強制も全米で唯一、一度もやらなかったサウスダコタ(共和党知事)と 人口あたり死亡者数が同じくらいのコネチカット(民主党知事)を比べてみましょう。 pic.twitter.com/QYUm51a4yP
2021-03-20 15:09:1818/ この2つの州、ロックダウンの強度には大きな違いがあります。 pic.twitter.com/exMALmcSsd
2021-03-20 15:10:0119/ ロックダウン強度が高いままでも、結局冬になれば第2波が来てしまったコネチカット この冬に死亡者数が増えたがロックダウンせずに、結局は死亡者数が減ったサウスダコタ pic.twitter.com/JyeVVuRP5m
2021-03-20 15:12:1120/ で、もちろんこのロックダウンの差は失業率の差になって現れる 今年1月の失業率を比べると コネチカットは全米で上から5番目 サウスダコタは全米で下から2番目 pic.twitter.com/8xcUO7m9xl
2021-03-20 15:13:0521/ こちらは失業率の前年比 コネチカットは全米で上から5番目 サウスダコタは全米で一番低く、ほぼ変わらなかった pic.twitter.com/D497qZE13i
2021-03-20 15:14:5622/ こちら時間軸で失業率の推移を見ると 去年4月には両州とも同じように上がるが、その後違う運命をたどることになる。 pic.twitter.com/gnViDUGLdH
2021-03-20 15:16:2523/ 最後に全米で人口が最も多い以下の4つの州を比べてみましょう。 ニューヨーク(民主党) カリフォルニア(民主党) フロリダ(共和党) テキサス(共和党) pic.twitter.com/uRWwDcMBmq
2021-03-20 15:18:5424/ こちらが人口あたりの新規死亡者数の推移です。 ニューヨークの去年の4月に異様に死亡者数が多いのを除けば、同じようなトレンド。 pic.twitter.com/uljAWSEVSd
2021-03-20 15:22:3725/ こちらが人口あたりの累積死亡者数 ニューヨークを除けばどこも最終的には同じくらいの被害 pic.twitter.com/BHYd1ZduRg
2021-03-20 15:23:23