勝手乍ら、こけしさん(@kokeshinookimon)の「青天を衝け」関連ツイートを拾ってみました。

2021.01.31~2021.03.21 22:00あたりまで。
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おばゆう @totemonecosuki

演出のプロがいるからこそ大河ドラマはわかりやすいし、面白いんやで。

2021-01-31 21:43:32
おばゆう @totemonecosuki

「青天を衝け」は「麒麟がくる」とは一味違った爽やかで良いドラマに仕上がっていると思います。 ご期待ください。

2021-02-03 07:51:28
おばゆう @totemonecosuki

井上潤『渋沢栄一』(山川出版社日本史リブレット) 松尾正人『徳川慶喜』(同上) この2冊は「青天を衝け」視聴のお供に。

2021-02-03 10:29:38
おばゆう @totemonecosuki

時代考証の仕事を凄く大ざっぱにいうと、脚本に関しては2つある(これをツイートは小和田哲男氏が講演したりしてるので、差支えないと思う)。 1つ目は脚本の中から時系列や登場人物が事実に即しているかということ。2つ目はセリフが近代的な言い回しかどうかのチェック。

2021-02-05 13:19:29
おばゆう @totemonecosuki

いよいよ来週から「青天を衝け」が始まります。第一回は一足先に関係者試写会で見ました。 「あさが来た」のような仕上がりで、民衆史と政治史の両方の視点で見ていただければと思います。脚本、演出、考証、演者さんの全ての魅力が詰まった魅力あるキャラクターたちが来週から文字通り躍動します。

2021-02-07 21:14:39
おばゆう @totemonecosuki

印象ですが、吉沢くんのファンは頭を空っぽに、草彅くんのファンは予習をしっかりで見てもらえたらと思います。

2021-02-07 21:14:39
おばゆう @totemonecosuki

井伊直弼と徳川家定は、かなり気合いを入れてキャラクターを作りましたので、躍動を期待しています。

2021-02-07 21:19:49
おばゆう @totemonecosuki

13代将軍家定に世継ぎがないことから、紀州徳川家の慶福(後の家茂)と慶喜のどちらを次期将軍とするかの争いが幕末政局で起ります。 この本は「青天を衝け」に登場する家慶(12代)から慶喜までの将軍が個性豊かに描いており、草彅慶喜をめぐる周囲の愛憎がわかる1冊です。 bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0…

2021-02-09 12:22:52
おばゆう @totemonecosuki

14代将軍の座をめぐる政争は、山場の一つなのでこの本を読むとより楽しめますぞ!

2021-02-09 12:25:32
おばゆう @totemonecosuki

従来の幕末大河にも言える一般論なんだけど、幕末期というのは外交・内政の大事件が全国規模で同時多発的に起きている複雑な時期。この時期を分かりやすく映像化していこうとしたら、研究レベルに対しては結構な引き算をし、高校教科書レベルでは結構な足し算を要求される。

2021-02-09 12:37:04
おばゆう @totemonecosuki

視聴のコツは魅力的な個性を探し出せるかがポイントであって、とっても難しい内容をスリム化しているので物足りないか難しいと思ってしまうと一気に気持ちが離れていくところに難しさがある。

2021-02-09 12:37:05
おばゆう @totemonecosuki

大河のキャストを聞かれることがあるけど、キャスティングは機密中の機密。 ワイ達のような外注スタッフも視聴者と一緒で、記者発表されて初めて知る。

2021-02-09 14:32:05
おばゆう @totemonecosuki

先日、「青天を衝け」で今後の参考になる史資料リストを送った。 ここ数年くらいの本や論文を中心にピックアップしたので、新しい人物像が描かれることを期待してる。

2021-02-13 11:22:25
おばゆう @totemonecosuki

いよいよ明日から青天を衝けが始まりますが、大河ドラマでは前近代の慣習を踏まえて基本的に諱(実名)を極力使いません。 例えば、面と向かって「慶喜様」とは言わない様にしています。

2021-02-13 19:33:26
おばゆう @totemonecosuki

実名が使えないとなると、どうやって呼ぶのかというと、大河では官職名などで呼ぶ訳です。

2021-02-13 19:33:26
おばゆう @totemonecosuki

大河を初めて見る人にとってはわかりにくいかもしれませんが、草彅さんの慶喜は「刑部卿(ぎょうぶきょう)」、要潤さんの春嶽は「越前守(えちぜんのかみ)」大谷亮平さんの阿部正弘は「伊勢守(いせのかみ)」として劇中では呼ばれます。

2021-02-13 19:33:26
おばゆう @totemonecosuki

青天を衝けでは、家慶〜慶喜の時期までの全老中や主要旗本の家紋を調べるという作業もしました。 というのも、老中などの幕閣の衣装を再現するためです。 今後はモブキャラの老中が何人か出ると思いますが、家紋を見てどの老中かを当ててもらえると嬉しいです。

2021-02-13 22:32:48
おばゆう @totemonecosuki

早天(はやてんー青天を衝けの先行放送)前の語句確認。 公方(くぼう)は将軍の意味。 公儀(こうぎ)は幕府の意味。 藩は使わずに○○ご家中(かちゅう)で出てくるはずです。 幕府という言い回しは基本的に私的なシーンで出てくると思います。

2021-02-14 10:27:23
おばゆう @totemonecosuki

基本的に藩称は明治以降の概念なので、ナレーションと狂言回し以外でのシーンでは目を皿にして潰した。

2021-02-14 10:30:00
おばゆう @totemonecosuki

公方、公儀、昨日ツイートした人物と官職名の一致を頭に入れておけば、より楽しめるはず。

2021-02-14 10:34:09
おばゆう @totemonecosuki

「言葉」は時代によって変わったり、新しく創られていたりします。多分、造語がもっとも盛んになったのは、西洋文化の流入が本格化していった幕末~明治で、多くは西洋の書物を翻訳する過程で造られていった言葉です。

2021-02-14 17:21:59
おばゆう @totemonecosuki

例えば、今、当たり前に使う「権利」「個人」「社会」などは近代以降の造語です。そうした言葉の変遷を踏まえて、「青天を衝け」では近代以降に成立した言葉を極力排して当時の単語で表現しています。

2021-02-14 17:21:59
おばゆう @totemonecosuki

百姓・武士・男女でも教養が異なる訳ですので、武士は漢文学・仏教説話などを由来とする言葉を用いた半面、百姓は平易な言葉を話すよう考証・資料提供では工夫しました。 こうした「見えない工夫」も各所に凝らしていますので、是非とも近世後期の世界観を身近に感じていただければと思います。

2021-02-14 17:21:59
おばゆう @totemonecosuki

ちなみに、これがプロ仕様(?)の参考文献の一つです。絶版ですが読書用としても面白いので、図書館・古本屋で見つけたら手に取ってください。bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0…

2021-02-14 17:22:00
おばゆう @totemonecosuki

青天の本放送後に感想をいただけると励みになります。

2021-02-14 17:23:00
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