論文を寄稿した紀要が公刊になったとのこと。今回は大正期の右派団体の普選論について検討しました。来週あたりにはオープンアクセスで公開されるかも知れません。
2021-03-12 17:11:03渋沢栄一がパトロネージュしてる団体なのだが、渋沢に金を出してもらって団体の代表者が衆院選に立候補する。泡沫候補と思われつつも、なぜか次点に食い込む健闘を見せる。
2021-03-12 17:20:18大正期に差し掛かると、買収が減っていってクリーンな選挙になるんだけど、それはそれで選挙には金がかかる。何に金がかかるかというと、当時の選挙は政見や自分の名刺を配るのに郵便を使っているので郵送代。あとは演説会を開くための会場費などがかかるので、選挙にパトロンは欠かせないンゴ。
2021-03-12 17:35:11大隈は三菱・鴻池・麻生・貝島あたりから支援を受けている。こうした資金調達能力と政党内での立場というものが、大正期あたりからより直結していくンゴね。
2021-03-12 17:35:12大河も朝ドラも4人〜5人の演出の方で回してます。初回から3回までの演出を担当された黒崎さんに代わって、先週から「青天を衝け」は村橋さんが演出を担当されています。 細かい演出や絵の撮り方などが違ってきていますので、その辺の違いも注目です。
2021-03-13 10:25:12たまにNHKの演出はなんで複数人で回すの?と聞かれますが、撮影から映像編集や音楽挿入までを演出がするので物理的に1人では難しいかららしいです。
2021-03-13 10:27:39今日は年2回刊行の某学術誌の企画原稿のチェックをしました。編集の手前味噌ながら、6月上旬の刊行が今から楽しみです。歴史総合と歴史教育の2本立てなので、高校の先生方に手にとっていただければと思っています。
2021-03-14 16:39:54嘉永7年に牡丹餅食べたら流行病に罹らないという迷信が流行るだいね。その後、たびたび餅を食べたら息災になるという迷信が流行る。明日は牡丹餅を食べよう。 #青天を衝け pic.twitter.com/wP6jRjKqAt
2021-03-14 20:18:32狐憑き関係の語句や狐憑きから精神疾患への変遷について、ワイは兵藤晶子さんのこの本を参考にした。 エエ本やで! kinokuniya.co.jp/f/dsg-08-99839…
2021-03-14 20:31:45「太平洋・大西洋という概念っていつ頃登場するんだ?」という素朴な質問を仕事で受けて調べているなかで読んだ論文。目から鱗であった。 米地文夫「太平洋は当初「大平洋」であったー「大」間違いか「大」正解か」(『季刊地理学』61号、2009年)。 jstage.jst.go.jp/article/tga/61…
2021-03-15 09:26:19昨日の青天を衝けで出てきた狐憑きについての論考。 近世中後期から武蔵において尾裂き狐が社会問題化していったからこそ、栄一の家はあんな騒動になったわけで… dl.ndl.go.jp/view/download/…
2021-03-15 14:17:35近世の江戸言葉を調べてるんだけど、なかなか奥が深くて面白い。 今も「おっ始める」みたいに「おっ○○」の死語が近世文学とかには割とでてくる。 「おっぱねおきる」「おっぷくるめる」「おっぺしょれる」など。
2021-03-15 20:35:21同じ漢字を当てるのに読み方が近世と現代で違う言葉もある。 例えば「貨物」。当然、「かもつ」と読むんだけど、この読み方が一般化するのは明治以降。それまでは一般的に「かぶつ」と読んでいたようだ。
2021-03-15 20:50:25更に調べていたら、現代では使われなくなった表現もあるようだ。 「月と菱餅」という表現がある。これは「月とスッポン」をさらに強調した言い回しで、類似点がないことをいうのだそうな。 何もそこまで強調しなくても…
2021-03-15 21:02:36