日本アイスホッケー史と製紙業

今季を以て、日本のアイスホッケー界を牽引してきた王子イーグルスが廃部になり、来季からはクラブチーム「レッドイーグルス北海道」として活動していきます。 王子製紙苫小牧工場の職員が冬場に親しんだことから、日本のアイスホッケーの歴史が始まりました。 北海道に製紙工場が作られた理由を生化学で解説しています。
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psyzoh {SubAccount} @psyzoh_2

何故日本のアイスホッケーは、北海道一強なのでしょうか? その理由を語る上で、製紙との関わりは切っても切れません。 紙の主成分は純セルロースです。 純セルロースは主に木から採られます。 kinki.chemistry.or.jp/pre/a-42.html #日本アイスホッケー史と製紙

2021-03-30 23:35:25
psyzoh {SubAccount} @psyzoh_2

木の構成成分は主に、純セルロース、ヘミセルロース、リグニンです。 水酸化ナトリウム水溶液に細かく切った木材を入れ蒸解してリグニンを取り除き、残るのが純セルロースとヘミセルロースですが、純セルロース含量が高いほうが、質の良い紙を作ることが出来ます。 #日本アイスホッケー史と製紙

2021-03-30 23:37:11
psyzoh {SubAccount} @psyzoh_2

木は針葉樹と広葉樹に分かれます。 針葉樹のほうが純セルロース含量が高く、質の良い紙を作るのに適しています。 washin-chemical.co.jp/corporate/chem… #日本アイスホッケー史と製紙

2021-03-30 23:38:58
psyzoh {SubAccount} @psyzoh_2

北海道は縦に長いので、北海道・本州・沖縄とで、生息する植物が異なります。 そこで、北海道に生えている針葉樹・エゾマツに白羽の矢が立ち、北海道に製紙工場が立てられました。 #日本アイスホッケー史と製紙

2021-03-30 23:39:30
psyzoh {SubAccount} @psyzoh_2

(四国・九州も本州に含まれるということにしておいてクレメンス)

2021-03-30 23:40:19
psyzoh {SubAccount} @psyzoh_2

1921年、苫小牧・佐羽内沼にあった王子製紙の職員合宿所で職員がスケートを楽しんだことから、日本に於けるアイスホッケーの歴史が始まります。 アイスホッケーは、北海道の製紙工場職員の娯楽だったのです。 #日本アイスホッケー史と製紙 #アイスタイム

2021-03-30 23:41:06
psyzoh {SubAccount} @psyzoh_2

外国人選手がアジアリーグチームに合流した時「なんで日本のトップリーグは地方にばかりチームがあるんだ? 」と日本人選手は必ず聞かれるのだそうです。 是非、日本のルーツを話して差し上げてください。始まりは北海道の製紙工場だったのだと。 #日本アイスホッケー史と製紙

2021-03-30 23:45:27