@miyako_i 私はというか、心理学の用語としてこの二つはもともとの別の意味を持っているらしいです。「感情移入」は対象を自分自身の精神を投射することで直接的に理解すること、「共感」は対象との共通点を見出し理解すること、のことで、前者の方がより能動的努力的な作業を指すのかと。
2011-08-01 16:23:19もっと云うと、作品において「なりきり」じゃないと共感を形成できないと捉えている節がないだろうか?これは読者の理解力を過小評価しているような気がするんだけどなぁ。案配ものの側面もあるので難しいところ。
2011-08-01 16:25:31@teim_tw なるほど、より能動的であるということがポイントなのですね。何というか、読者の理解力を過小評価してるって言葉からは、「感情移入」の方が間口が広いというか読者を引き込める可能性が高いと考えた方がいいんですかね。
2011-08-01 16:30:21@miyako_i 「感情移入」は読者に行為を強いることになるのでより難しいと思います。そして現場ではより難しい課題をこなすために読者を限定するか表現される感情をテンプレ化するのが一般的です。でも読者には「共感」で充分だとしたら限定やテンプレ化による情報損失は不要になるわけです。
2011-08-01 16:37:44@teim_tw となると、現状では感情移入を強いる形で共感を求めている場合が多いということなんですかね。
2011-08-01 16:44:28@miyako_i そうです。なんか「マンガ/小説/ゲーム/では感情移入が大事」という言葉だけひとり歩きしている気がするのです。
2011-08-01 16:45:22@teim_tw ふむふむ。簡単に感情移入と言ってもその構造を上手く捉えてない状態で、「感情移入」と「共感」を混合させたまま作品を作る側もそれをコーディネートする側も創作をしがちだ、と。
2011-08-01 16:47:52@miyako_i そうです。特に創作者よりもアドバイザの方が混同している印象があります。しかもめんどくさいことにこの混同は日本語になかった"empathy"という概念を最初感情移入と訳し、その後ことばはひとり歩きしたために切り離して共感に変わっていったという背景があるみたい。
2011-08-01 16:50:30@teim_tw なるほど…それはまた厄介ですねw 少し意識してその2つの考えを使い分けられるようにしてみます。質問に答えてもらってありがとうございました!
2011-08-01 16:58:47一方でバブルがはじけ2度の大震災に見舞われ、終わりの無い停滞感のなか細切れ化を続ける日本の社会において、人が固定化された何かに感情移入することなど求めてないようにも思うなど。
2011-08-01 16:57:55@srmn 私も正直よく分からないんですよーw なのでちょっと調べてみたら面白かったのでぐだぐだつぶやきました。なにかヒントになれば幸いです^^
2011-08-01 17:02:32pixivに上げた話に「なにこれ切ない」系のタグをつけてもらえたのですが(ありがたいことです)、描いてる本人は大体はフフンこいつらあほだなーって思いながら描いてたりするので、なんていうか、読者の感情を意識した話ってどうやって描くんだろうね(ぶん投げ)
2011-08-01 17:23:42@caver8 「【感情移入】:自分の感情や精神を他の人や自然、芸術作品などに投射することで、それらと自分との融合を感じる意識作用」 http://bit.ly/qJPRqf だそうです。 その仕組み本当に分かって使ってる?って感じです。
2011-08-01 18:29:18