ぱちんこ業界の広告規制と不正競争防止法~POKKA吉田氏とF.ライセンサー氏の議論
アップルのiMacが好例なんだよね。ソーテックだっけ、もどきを売ったの。アップルは訴訟でS社に勝つんだけど、法律を不正競争防止法にしたのがミソ。S社ははじめ訴訟に勝てると踏んだ。シミュしたのは意匠法。この時点でアップルの勝ちなんだよなあ。
2011-08-04 14:50:16知り合いの弁護士が言うんだよね。業界パテント問題をレクチャーしてもらったときに。「不正競争防止法で来たら勝てんぞ」と。要は欧米諸国、うやアメリカの会社が日本マーケットで権利なしでも優位にたてるためのインフラというのが、この法の裏テーマだったというね。
2011-08-04 14:52:27パブリシティ権なんてのも、同じ文脈で理解でいいますよ。だって、この権利は法が担保したもんじゃなくて、判例から慣習的に認められた極めて変な権利なんだもの。日本は「法例」という名の慣習法を捨てたはず?なんだけど、なんか代替法できとったっけ?という話。
2011-08-04 14:54:44@POKKAYOSHIDA 営業秘密(コーラ原液)とか、知的財産各法で保護されにくいものはこの法律の射程ですからね。最近の改正で文句を言いやすくはなりましたが、防御する側は証拠集めとシナリオ作りがかなり大変です
2011-08-04 14:55:47そういう意味では、日本はパリ条約系の外圧法案(パテント、独禁法、不競法など)の司法判断がむちゃくちゃじゃない。特に東京地裁の知財のミムラだっけ?裁判長。まだいるのかな?もうね、外圧法万歳みたいな判決乱発なの。で、高裁、最高裁で覆るというね。
2011-08-04 14:57:35@POKKAYOSHIDA 慣習の考え方は残ってます。パブリシティ権は成文化された権利ではないと思いますが、人格権侵害を理由に救済はされています。
2011-08-04 14:59:02フジテレビを見ない、とか花王を敵視するとか、嫌韓の話題が出まくる昨今だけど。まあそういう文脈で言うと、俺は純粋に愛国的視点から、外圧法をなんとかして欲しいんだよねえ。ああ、もちろん外圧法のトップは憲法です。だから俺は改憲賛成派。
2011-08-04 15:00:48@POKKAYOSHIDA 法が悪いというより、裁判での事実認定と評価に問題があったのではないかと思うであります。ただ、知財専門部ができてから少しずつまともになってきていると思います
2011-08-04 15:01:27@F_Licensor えっと、お詳しいようなので質問します。人格権は理解できますが、プログレバンドのレコードジャケットのパブ権も、デザインに人格権を認めたということなんでしょうか?
2011-08-04 15:04:01@POKKAYOSHIDA パブ権は氏名・肖像から生じる経済的利益ないし価値を排他的に支配する権利ですから、写真そのものではなく、被写体です。ただ、被写体がモノの場合は認められない可能性が高いと思います。また写真にも著作権が発生するのでこの手の話は凄くめんどくさいです(笑)
2011-08-04 15:06:44@F_Licensor 記憶が曖昧で正確じゃないかもしれませんが、クリムゾンキングの宮殿のジャケット(抽象画のようなデザインで写真じゃない)のパブ権を認める判例があったような、、、
2011-08-04 15:09:27@POKKAYOSHIDA 過去の判例ではモノでも認めるものがありましたが、今では人のみに認めるのが通説だそうです。ただし、日本国外ではちょっと違う運用のようです(人は認められやすく、モノは認められにくい)
2011-08-04 15:12:51