【ORIRONPA🎮404】Chapter 1（死体発見）

ニンジャ @traceur_404

「おーい！くそ、あの巨体でどこ行っちまったんだ…？(語り部の部屋へ向かいつつ)」

薬師 @404__CHC

「薬できたって言ってたし……呼んであげないと」

ORIRONPA🎮404 @ORIRONPA_404

▶︎ 2人は彼の家の前に着く。もしかしたら、あのウイルスで動けないだけかもしれないが、それでも用心だ。部屋をノックする。

薬師 @404__CHC

「……ねぇ、あのスライムが呼んでる。……いるなら、返事して」

ORIRONPA🎮404 @ORIRONPA_404

▶︎ ……何の反応がない。普段の彼であれば、ひょっこり顔を覗かしてくれるだろう。…病気の彼であれば、声をかけられたことに好奇心が疼きこちらへ向かってくれるだろう。それでも、そこにあるのはただの無言だ。

ORIRONPA🎮404 @ORIRONPA_404

▶︎ 何の反応がないと余計に焦る。心臓が嫌な鳴り方する、し、背中に伝う汗は気持ち悪い。不安でドアに手を伸ばす。そしてドアノブを捻ると、自分の思った以下の力でするりとドアが開く。

ニンジャ @traceur_404

「動けねぇなら言ってくれ。俺が皆のとこまで運ぶからよ。だから返事を……ってまさかっ…！」

ORIRONPA🎮404 @ORIRONPA_404

▶︎ 2人は顔を見合わせ、こくりと頷く。どうして鍵が空いていたのか、そんなことよりも物音ひとつしない個室が怖くて仕方ない。勝手に入ったことは後で謝ろう。ちょっと殴られたって、我慢しよう。生きていれば、何だっていいのだ。

ORIRONPA🎮404 @ORIRONPA_404

▶︎ 生きてさえいれば、なんだっていいのだ。

ニンジャ @traceur_404

「…！鍵が空いてるっ…。語り部！！！！(焦りのまま勢いよく扉を開ける)」

ORIRONPA🎮404 @ORIRONPA_404

▶︎ しかし現実はフィクションよりも残酷で、

ORIRONPA🎮404 @ORIRONPA_404

▶︎ 漫画の1ページの様に、時が止まった姿の語り部がそこにいた。 pic.twitter.com/zy4TFqUTwt

拡大

薬師 @404__CHC

「……っ！（その場で立ち尽くし）」

ニンジャ @traceur_404

「う、嘘だろ…。語り部、おい語り部…！！！！(強く何度も呼びかける)」

ORIRONPA🎮404 @ORIRONPA_404

▶︎ ぽよん！

ORIRONPA🎮404 @ORIRONPA_404

▶︎ 「おやおや、今回のクロは血気盛んですね。まさか3人も、なんて。……おや？」

ORIRONPA🎮404 @ORIRONPA_404

▶︎「おやおや、1人まだ息がある人がいますね。…ほう、語り部ですか。皆さん頑張れば、彼、死ななくて済みますよ。」

ORIRONPA🎮404 @ORIRONPA_404

▶︎「ほほ、皆さん素敵な仲間をこれ以上減らさないためにも、そして裁判で自分達が死なない為にも、捜査頑張ってくださいね？」

ORIRONPA🎮404 @ORIRONPA_404

▶︎ 「それと、お薬ですが…説明したかったのですが皆さん忙しそうですしね、ウイルス感染者の部屋に簡単な注射キットを置きました。各自説明書を読んで自分でやるか、もしくはほかの人にお願いしてみて下さいね。」

ORIRONPA🎮404 @ORIRONPA_404

▶︎ 「それでは皆さん、良い日曜日をお過ごしくださいませ。」