虐待は『依存症』であり、『脳の病気』であり、『連鎖』する【自分用備忘録】
脳もダメージを受ける 長期間にわたって暴言にさらされた子どもの脳は 側頭部にある「聴覚野」の一部が肥大し 聞こえや会話 コミュニケーションがうまくできなくなることがわかっている pic.twitter.com/M87CI5Rnzy
2021-04-22 14:23:21③面前DV 子どもの前 あるいは子どもの耳に届く場所で家庭内暴力が行われること 両親間のDVや 夫婦ゲンカを目撃することも面前DVに入る 親同士の激しい罵り合いや暴力を見ていると 大脳後方の「視覚野」が萎縮し 他人の表情を読めず 対人関係がうまくいかなくなる pic.twitter.com/Pbv2UkBSBI
2021-04-22 14:23:22DV曝露を受けた子どもには様々なトラウマ反応が生じやすく 知能や語彙理解力にも影響がある 解離症状をはじめとするトラウマ反応が最も重篤なのが 「DV目撃+暴言」による虐待 身体的虐待やネグレクトを受けた人よりも 親のDVを目撃し かつ自分も言葉でののしられた人のほうが トラウマ症状が重篤
2021-04-22 14:23:22④ネグレクト 必要な養育を子どもに与えないで放置すること 食事をさせない お風呂に入れない 服を着替えさせないなどのほか わが子が泣いているのにゲームに夢中でほったらかしにする スキンシップをしないといった 子どもの要求にきちんと応えてあげない行為
2021-04-22 14:23:22ネグレクトは愛着障害につながり 喜びや快楽を生み出す「線条体」の働きを弱め 左右の脳をつなぐ「脳梁」を萎縮させる pic.twitter.com/i0kATLQMKP
2021-04-22 14:23:28⑤性的マルトリートメント 身体に触るといった接触 性行為の強要のほか 性器を見せる ポルノグラフィーを見せる 裸の写真を撮る 性行為を見せるといった行為 性的マルトリートメントを受けると 後頭葉の「視覚野」が萎縮する pic.twitter.com/3kU8OYqyOB
2021-04-22 14:23:29虐待同様の不適切な養育は 生活の中に「しつけの一環」として 日常の中で当たり前のように行われている “悪い行いを正すため” “反省させるために” “大きくなってから恥をかかないよう” その「しつけ」が適切でないことは子どもの脳が証明している gentosha-go.com/articles/-/252… 友田明美 2020.2.15
2021-04-26 09:35:45日常的に体罰を受けてきた人には 顕著な共通項があり 脳の「前頭前野」の一部が萎縮していた ここは判断力 思考力 理解力 記憶力などを生み出し 感情をコントロールする理性を司っている場所 言うなれば 人が人であるための 人間が社会の中で周りと支え合って生きていくための とても大切な部分
2021-04-26 09:35:45体罰は 子どもの悪い行いを正すために 「よかれ」と思って 「しつけ」だ と考える人が存在する しかし それによって子どもの脳が傷つけられ 子ども自身が長く苦しむことになることを知っておくべき
2021-04-26 09:35:45体罰はもちろん 怒鳴りつけるなどの言葉の暴力を浴びせることも 大きな影響を与える むしろ 言葉の暴力のほうが 身体への暴力よりも脳へのダメージが大きい 暴言によるマルトリートメントがあると 「聴覚野」が約14%も肥大していた
2021-04-26 09:35:46さらに 両親間のDVの目撃は「視覚野」を萎縮させる 身体的暴力の目撃だと3.2%の萎縮 言葉の暴力に接してきた場合は19.8%の萎縮 親同士の怒声を聞き続ける 怒鳴ったりなじられたりするなどの言葉の暴力は 身体を傷つける身体的マルトリートメント以上に 子どもの脳を傷つけてしまう pic.twitter.com/ULu8jJkkFF
2021-04-26 09:35:47大人の不適切な関わりによって 子どもの脳が物理的に変形してしまう 子どもの脳の形が変わるのは 「外部からのストレスに耐えられるように情報量を減らす」 ための脳の防衛反応 ストレスの影響を最も受けやすい場所が 【海馬】 【扁桃体】 【前頭葉】 gentosha-go.com/articles/-/252… 友田明美 2020.2.22
2021-04-26 15:02:00大人がパワハラなどで うつ病や身体的不調に陥るのは ストレスが【海馬】や【扁桃体】を刺激して脳にダメージを与えるから 【扁桃体】は情動と深く関係している感情の中枢で 好き嫌いや快・不快を判断したり 敵か味方かの判断をしたりする場所で とりわけ危険に結び付く情報には強く反応する pic.twitter.com/ejNhfOu3O6
2021-04-26 15:02:02【海馬】は大脳から送られてくる情報を処理し 記憶をつくって保管する場所で 扁桃体に近いために 感動・興奮・恐怖などの強い情動を伴う出来事はとくに記憶されやすい この2つの働きをコントロールし 【扁桃体】が危険や恐怖に過剰反応しないよう 適度にブレーキをかけているのが【前頭葉】 pic.twitter.com/UHI4jhCw0m
2021-04-26 15:02:05感情の中枢である【扁桃体】は 刺激を受けるとストレスホルモンを分泌するよう 副腎皮質に指令を出す 過度のマルトリートメントを受けると 大量のストレスホルモンが脳の中に放出され それが脳に重大な傷を負わせる この状況を回避するために脳が選んだ方法が 外部から入ってくる情報量を減らすこと pic.twitter.com/UMpy8avCqA
2021-04-26 15:02:07つまり変形すること 脳を麻痺させ鈍感にすること 見たくないものを見続けなくていいように 「視覚野」が萎縮し 痛みを感知したり 起こっていることを認識したりしなくていいように「前頭前野」が萎縮する それらは苦痛に適応し生き延びるため 脳が自らを守ろうとする自己防衛反応 一方で⋯ pic.twitter.com/0Xovay1lLx
2021-04-26 15:02:08暴言を受けることで“聴覚野”は肥大する 肥大はシナプスの「刈り込み」が止まってしまうから シナプスが伸び放題になり 聞きたくないことを聞かなくていいように 音が拾えない状態に自らを変えてしまった いずれの変形も 脳がマルトリートメントによる苦しみに 適応しようとした結果と言える pic.twitter.com/SlsMuQsFH9
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