- higashiyami
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昔、会社を辞めてモンゴルへ留学するとき、「それって逃げじゃない?」と言われた。答えに詰まった。でもモンゴルで遊牧民の文化では「逃げ」は恥ではないことを知った。彼らは勝てるときは進み、やばい時は逃げる。明日勝つために。「逃げ」を責めるのは農耕民バイアスかも。守るべき土地があるから。
2021-05-23 20:48:48逃げて何が悪いんだろうか。やばい時は逃げたらいい。ところが「逃げじゃない」と言う言葉は日本では絶対的な正義だと思われている節がある。みんなやばい時は逃げていいんだよ。
2021-05-23 20:51:45もしよろしければ拙著もご一読いただけるとうれしいです。ヒップホップの本ですが、モンゴル文化の魅力が詰まっています。amazon.co.jpヒップホップ・モンゴリア-韻がつむぐ人類学-島村一平/dp/4791773519/ref=tmm_hrd_swatch_0?_encoding=UTF8&qid=1621829199&sr=1-1
2021-05-24 13:33:08文化人類学・モンゴル研究。シャーマニズム、仏教、サブカルチャー、エスニシティ、ナショナリズムなど。著書に『ヒップホップ・モンゴリア:韻がつむぐ人類学』(青土社)『憑依と抵抗:現代モンゴルにおける宗教とナショナリズム』(晶文社)など。「辺境ヒップホップ研究会」主催。発言は個人の見解です。
興味深い
@ippeishimamura 司馬遷が遊牧民族を「逃げることを恥としない」と記していたのを思い出しました。
2021-05-24 07:57:03@ippeishimamura はじめまして! 「農耕民バイアス」… 刺さりました!!
2021-05-24 11:42:27@ippeishimamura なるほど。城や農耕区など有形資産を守る側だと撤退は逃げだけど、金融など無形資産を運用する側は損切りして運用方法を空売りなどに切り替える、逃げが戦術になり得るのか。 視点を変えるだけで戦略戦術も変わるので、逃げだと責める事は出来ないなと思いました。
2021-05-24 12:29:14ワシはイヤな事からは全力で逃げるタイプなのでアレだけど、農耕民バイアスという視点は面白いな。あるかもしれないな。 twitter.com/ippeishimamura…
2021-05-24 16:18:14モンゴル人は基本的に「家畜」が財産であって、土地はあくまで「結果」だからね~ウルス(国・領地)というのも実質テントだし 略奪戦争が主体だから、終われば逃げる。当たり前だ。 twitter.com/ippeishimamura…
2021-05-24 15:43:26「逃げ」を責めるのは農耕民族の気質、かぁ。そしてそれは守る土地があるから。なるほどなぁ。遊牧民はたしかに守る土地がない。守るものが命という意識が強いのなら逃げるもありか。 twitter.com/ippeishimamura…
2021-05-24 15:03:28逃げるが勝ち
@ippeishimamura 確かに、守るべきものがあるとそうなるか。 でも形やポジションが生涯安泰でない以上、無理を感じた時に次を目指すのは逃げじゃなくチャレンジだよね。 主体は自分。 自分を大事に守り、次の手を打てる体勢を整えておくの、大事。 「逃げ」を常に考えて動くのは強い事と思う。
2021-05-24 09:59:25@ippeishimamura 日本には「引き際」という概念もあったハズなのに、最近はあまりお目にかからなくなったなぁ
2021-05-24 12:16:52@ippeishimamura そう考えると持ち家や先祖伝来の土地が「足枷」となりつつある現代においては農耕民族的な価値観から遊牧民的価値観にシフトしていく必要があるのかもしれない
2021-05-24 12:20:44@ippeishimamura 逃げ、というところに農耕民というバックボーンがある可能性に初めて気付かされました。ありがとうございます!
2021-05-24 12:56:47@ippeishimamura 逃げなきゃ命を落とすような厳しい世界では、逃げることは恥でもなんでもない。 傍から見れば逃げは負けかもしらんけど、自分自身が生き延びることが勝ちであると考えるならば、逃げることは正しい行いだものな。 ヤン・ウェンリーの「勝ちはしなくても負けない」は大事。
2021-05-24 14:00:07@ippeishimamura すごくいい言葉伺いました。 自分も勝てないと思ったら逃げるべきだと常々言い聞かせています。母体が死んでは意味がないので。ちゃんと逃げれれば、次だってありますから。
2021-05-24 15:53:20