日本国際地図学会定期大会2日目。日大伊藤等先生の発表。浦安市の液状化を旧版地図で市街の発達を見ながら考える。明治13年迅速図にはっきり分かる「大三角」の様子とその後の変化が興味深い。
2011-08-09 13:24:08地震によって千葉で酷い被害が出たのは浦安だけではなく、銚子などの太平洋側もではないかと思う。なんか、浦安ばかりで、みんな津波被害があったことを忘れてない?
2011-08-09 13:27:40地理院小荒井さんの発表。液状化の被害地域を旧版地図や古い空中写真で検証。近い年代の開発に伴う地形の変化は古い地理空間情報の利用以外になかなか知る手だてがない。稲毛海岸における埋積谷の分布は被害地域とほぼ一致する。
2011-08-09 13:43:57熊木さんの趣旨説明。インターフェイスとしての地図を強調。情報提供、そしてマッピングそのものの的確さを問う。本当は東電も呼びたかったとのこと。
2011-08-09 13:59:40最初は地理院鈴木さん。発災以降の取り組みについてまとめている。これまで各所で発表した内容と大きな差異はなし。ここまでの取り組みイコール現状地理院ができることと考えていいだろう。やはり空中写真の撮影と判読が重要度が高いように感じる。
2011-08-09 14:23:18@chizulabo そうですよね。満点でないのは明らかですよね。そこで、どこが改善要素かを組織的に集約するには、どうするのが良いでしょうか?新たなシンポジウムのネタという気もしますが、そこまで大袈裟にならなくとも、例えば有志でざっくばらんに話し合うなんてことはアリでしょうかね?
2011-08-09 14:39:29海洋情報部仙石さん。最も大きなミッションは物資輸送のための緊急輸送路の確保。全測量船を投入して被災港湾内の航路障害物調査を実施。発災当初は危険も多く、海自とも連携。サイドスキャンソナーと音響測深器を併用、結果を海図に記入して港湾管理者に提供して障害物撤去→航路を確保。
2011-08-09 14:44:37@geo80k そういう機会を作ることは重要だと思います。防災関係者・GIS関係者含めてヘビーユーザーの方も多いと思うので今回の課題を洗い出して今後につなげられたらいいですね。
2011-08-09 14:48:39海保仙石さんのプレゼン。地道だが、極めて重要な取り組み。おそらく、殆んど知られていなかった話だが、ページビューの多寡では計れない話題。ところで、ページビューがアウトプットの指標だとすると、アウトカム指標をどこに置き、その値をどうやって計るのが良いか。悩ましい話題かも…
2011-08-09 14:50:03陸自の地図、色彩豊かで美しい。UTMグリッドを使うのが特徴。電子地図も整備されていて地理院が更新を止めた1/5万も今後作るそう。
2011-08-09 15:15:18東日本大震災の応急地図の補給24万枚。今回は現地自治体にも提供。福島第一第一原発三次元地理情報も。国土地理院の地図の最大のユーザーは自衛隊とも。
2011-08-09 15:16:16@talotework @dig11 そういえば、天体望遠鏡で満月を見る際に輝度を下げるためのフィルターも緑色だったような気がしますね。
2011-08-09 15:39:31パスコ坂下さんの発表は民間測量会社の取り組み。縁の下の力持ち的立場だが技術とノウハウで災害情報の収集と解析に大きく貢献している。特にSARの成果は情報が少ない中で有効だった。
2011-08-09 15:51:28紙地図が高齢者のコミュニケーションに役立ったという話は、30年後はどうなるだろうか。視力が低下していると、IT慣れしていても紙が良いと考えるだろうか(そんな気もするが)。
2011-08-09 16:37:22