2021年6月1日 朝日新聞（@asahi）オピニオン（交論）「社会の中の性風俗産業」のテーマに起用された識者が二人とも男性である事に対するフェミニストの反応

要 友紀子☂️ @kanameyukiko

ご報告。 朝日新聞オピニオン編集部の上の方と、ここ数日メールでやりとりさせてもらっています。 『私の視点』という小さい枠のコーナー(1000字)だったら意見を書かせてくれると言ってくれましたが、私は「それだと、風俗差別記事が載った交論(4700字くらい)と比べたら文字数も枠も小さすぎるし、

要 友紀子☂️ @kanameyukiko

同じ交論の枠でやってもらわないと、それではただの朝日の火消し的な意味にしか受けとられないし、(記事炎上の)火消し的な感じで私が使われるのは嫌です。同じ交論でやるのがなぜだめなのですか？」と、何回も聞いている状況です。聞いても答えてもらえず理由がまったくわからない状況です。

要 友紀子☂️ @kanameyukiko

昨夜私は編集長にメールで、ヘイトクライム殺人について説明しました。そして、朝日関連のメディアがこれまで、風俗関連の記事で炎上しても、当事者たちからの批判の声やメールを無視してきた記事の数々のURLを送りました。 それでもなお、1000字のみの「私の視点」コーナーでしか枠をあげられないと

要 友紀子☂️ @kanameyukiko

譲らない編集長。 あんな悲しい事件が起こったのに、どうしてわかってくれないんだろう。 朝日は他の差別問題だったら、差別をなくそうという記事をいっぱい何回もたくさん発信してるのに。 編集長は、風俗撲滅の記事はでかく載せたくて、当事者の意見は小さく載せたいのか。 本当に理由を知りたい

要 友紀子☂️ @kanameyukiko

朝日新聞がこのまま社会的信用を失って腐敗して読者も離れて沈没していけばいいという気持ちに一瞬なりましたが、やっぱり市民社会の味方の朝日新聞には頑張ってもらいたいです。 今回朝日がしたことは、リベラルを分断するようなことでした。先鋭化した極端な意見を載せて、社会運動を掻き回した。

要 友紀子☂️ @kanameyukiko

もっと悪く言えば、朝日新聞は、対立する二つの意見を戦わせ、議論させて、それを眺めて楽しむ立場で、自分の意見は表明せず、「両論併記しただけだ」と言って、とても無責任で悪趣味なことをしました。 そういう卑怯で、冷徹で、公開でみせられる知的好奇心はジャーナリズムではないと思います。

要 友紀子☂️ @kanameyukiko

朝日新聞はちゃんと今回のことを反省してほしい。何がまずかったかを考える機会をちゃんと持ってほしい。 もうこんなことは繰り返さないでほしい。朝日新聞のために言ってます。

要 友紀子☂️ @kanameyukiko

私が朝日新聞の風俗差別記事が掲載されたのと同じ紙面の大きさに拘るのは、大手新聞がその言論を大きく掲載することは、その言説にオーソリティを与えることになるからです。この「社会の実績」は、法制定や裁判等で参照されることもあるので、「風俗差別に反対する社会の実績」を作るしかないのです。

要 友紀子☂️ @kanameyukiko

何が問題なのかわからないという態度でいるのは常に無自覚に差別する側。わからないから問題を教えてほしいから時間をくださいと、向こうからは言ってこないわけです。常に、わかってもらえない差別される側が、差別する側のお気持ちやお立場を察して、わかって下さい、話を聞いて下さいとお願いをする

要 友紀子☂️ @kanameyukiko

「仕事が差別されてつらいです、怖いです、心配です、なぜかというと、」というところから、感情的にならず、理性的に冷静に論理的にわきまえた態度で説明しなければならない。その状況こそが理不尽とも思うけど、そういう人たち相手にできるだけ論理的な思考と言語化をがんばるしかない。しんどいけど