2021/6/5現在の日本の水際対策ー今、日本に帰国するとどうなるかー
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宮古島のハンバーガー店ダグズ・グループの創業者。本業は米国・企業弁護士。毎月の「サンノゼ ⇄ 元麻布 ⇄ 宮古島」日米通勤生活29年目、米在住は44年目に突入。愛機は2019 Cirrus SR22T。愛飛行機・愛犬。主に政治・経済・起業・株・法律・世界情勢・宮古島・飛行機・犬・食事・カメラ・釣り・について。
(長文・連ツイ) (日本の水際対策体験談) 1. 私は、今この瞬間、日本の厚労省の指示によりアパホテル・横浜ベイタワーの11平米の部屋からこの文章を書いております。(続↓) pic.twitter.com/8GWlbFktir
2021-06-05 11:08:063. 今夏の海外旅行を検討中の日本在住の皆様、一時帰国を検討中の海外在住の日本人の皆様、そして外国籍で日本の永住権・再入国許可書またはビザをお持ちの皆様の参考になればという思いから・・・(続↓)
2021-06-05 11:10:064. 日本政府・厚労省・検疫・アパホテル・そして羽田空港で働いている何百人という若い(本当にほぼ全員20代!)「水際対策担当」の皆様のご気分を限りなく害さないように事実をベースにして書きたいと思いますので是非最後までお付き合いください。(続↓)
2021-06-05 11:11:095. 尚、特に大切な部分には「** **」をつけております。また、どこの書類がどこでどうなったかなどの記憶は少し曖昧な部分もありますので、もしも私と同じ経験をされた方がいらっしゃいましたらそこは突っ込まないでください。それがこの文章が意とするところではございません。(続↓)
2021-06-05 11:12:096. 物語の始まりは今週の月曜日の朝まで遡ります。カリフォルニアで月曜日の朝の7時に目を覚ました私が一番最初に見たメールはJALのSFO(サンフランシスコ)支店長からのものでした。(続↓)
2021-06-05 11:12:547. 「ダグ様、今週から始まります。残念なことにダグ様がご搭乗予定の便からです」と書かれたメールと共にそこには厚労省のリンクが貼られていました。(続↓)
2021-06-05 11:14:308. 簡単にまとめるとそれは「6月4日羽田着の便からカリフォルニアから日本に入国する日本国民及びすべての外国人入国者に対して入国後三日間の強制隔離が求められる」というものでした。(続↓)
2021-06-05 11:17:239. 普段の私であればこれを聞いた瞬間に「前の日の便にすぐに変えて!」と言ったと思うのですが、しかし今回はそれができませんでした。なぜならば、まず、JALは現在減便中で水曜日SFO発の便がない。(続↓)
2021-06-05 11:19:0410. それに加えて、現地時間木曜日発の便に合わせて、火曜日にPCR検査、水曜日にそのPCR検査を日本式に書き換える、そして木曜日の便に乗るというように、すでにすべての予定が組んであったからです。だからこの時点では時すでに遅し。(続↓)
2021-06-05 11:19:4112. JAL001便搭乗時に私が厚労省のサイトに従って用意していたものは以下の通りでした。 **日本式陰性証明書** **誓約書** **質問状QR** **各種スマホアプリ** 上記に加えて任意で: **米式陰性証明書原本** **ワクチン証明書** (続↓)
2021-06-05 11:23:0113. しかし機内でまた新しい書類を手渡されました。後々これが「**健康カード**」と呼ばれるものであり、実はこれが一番大切な書類となるのですが、その時点ではその大切さにはまだ気がついていませんでした。ちなみにそれは紙ペラ一枚です。(続↓)
2021-06-05 11:24:2314. あと、普段の私であれば搭乗券は機内で捨ててしまうのですが、今回だけはなぜか搭乗券もキープしておきました。これ、非常に大切です。**搭乗券は絶対に捨てないでください!** (続↓)
2021-06-05 11:25:4515. SFO → 羽田のフライトは至って快適でした。ボーイング787が貸し切りでした。私だけです。もはや大統領です。「CAさん4人 vs. 私」で、あまりにも機内がガラガラなのでもうここは「米国産牛を生きたまま乗せて飛ばしたほうがいいのでは」と提案したら完全に滑ってしまいました。(続↓)
2021-06-05 11:29:4516. あまり面白くなかったようです。加えて、ここまでくるともはや私に操縦させてほしかった。羽田に自分で着陸してみたい。(笑) なんてくだらないチャットを友人たちとしながら無事に16:11に羽田空港にタッチダウン! 16:21にゲート着。そしてそこから15分ほど機内で待機となりました。(続↓)
2021-06-05 11:32:2417. 降機後「ちょっと待っていてください」と言われてボーディングブリッジに立って10分ほど待ちました。そしてここからいよいよ「水際対策」スタートとなり歩き始めたら、この時点で別便の乗客も混ざり始めたのでだいたい40人くらいの乗客が同じグループになって進むことになりました。(続↓)
2021-06-05 11:33:3918. まず一つ目の関所。「書類確認・Document Confirmation」と書いてある看板があり、そこで持っていた書類を確認されて先程の「健康カード」の一番上に手書きで名前と「アメリカ カリフォルニア州」と書き込んでくださいと言われました。(続↓)
2021-06-05 11:34:3719. それが終わると「はい、ここでの確認はこれで終了です。この紙をお読みください」と言われて新しいパンフレットを手渡されて次の関所に向かうように指示をされました。**ここでは搭乗券も確認されました。** (続↓)
2021-06-05 11:35:0820. 次の関所。その前には「次は書類確認・Next: Document Confirmation」と書いてある看板があり、そこでも持っていた書類を確認されました。ここでは陰性証明書を確認されて陰性証明書を取り上げられました。(続↓)
2021-06-05 11:35:5521. そして手につけるために緑色の大きなプラスチックのカードを手渡されてそれをゴムを使って手につけました。(たぶん「隔離対象者」の意味だと思う) (続↓)
2021-06-05 11:37:5322. 次の関所。その前には「次は書類確認・Next: Document Confirmation」と書いてある看板があり(笑)、そこでも持っていた書類を確認されました。ここではパスポートと誓約書を確認されたような気がします。(ちょっとおぼろな記憶) (続↓)
2021-06-05 11:42:1123. 次の関所。その前には「次は書類確認・Next: Document Confirmation」と書いてある看板があり(笑)、そこでも持っていた書類を確認されました。ここでは質問状QRコードを確認されたような気がします。(ちょっとおぼろな記憶) (続↓)
2021-06-05 11:44:2024. 次の関所。その前には「次は書類確認・Next: Document Confirmation」と書いてある看板があり(笑)、そこではスマホのアプリの確認。自分のiPhoneの中身を見せて各種アプリとそのバージョンが正しいか、使い方がわかっているか、GPS機能はオンになっているか、などの確認でした。(続↓)
2021-06-05 11:45:03