『大陸説話』概念
南条範夫『燈台鬼』異国で行方不明となった遣唐使。その息子は長じて自身も遣唐使となり、かの国で父の消息を追い求めます。ようやく再会したその姿は...というタイトルを含む、哀愁漂う時代小説集。濃密な仕上がりで一読時のインパクト大です。amzn.to/3sWZkOv
2021-06-01 01:10:01倭の使節(遣唐使?)が新羅の使節に讒言されたか何かで人間燭台にされてしまい、最後は何かに満足して海に身を投げる話なんだっけ?昔からあの国とは似たような事してきたのだ。
2021-06-01 18:59:34この前話題に出た『燈台鬼』と、新婚旅行で妻が誘拐されて数年後ダルマの見世物にされていた妻をようやく見つけて連れ帰る話、それから日露戦争で手脚失って帰還した夫を世話して最期は井戸に身投げする話、なんとなく共通点を感じるんだよな
2021-06-06 21:06:32それは「大陸では酷い目に遭い、四肢や声、手指などを失いがち」「愛や孝ゆえに見つけ出すことはできるが、悲劇的な結末からは遁れられない」みたいなエッセンス。これは『大陸説話』みたいなもので、他にも類型があるかもしれない。
2021-06-06 21:08:30これ大陸から渡来した我々の先祖が、子孫をわざと怖がらせて大陸への回帰を躊躇うようにしたんではないかという線、また肉刑への嫌悪感の表れと、現実にもそういうことがあったのではないかという推測が混じってる。
2021-06-06 21:50:21ベトナム戦争真っ盛りの頃にアメリカで流行って日本の学校で課題図書にもなった「ジョニーは戦場へ行った」(設定はWW1だけど)なんかもそれやね。 twitter.com/Tamejirou/stat…
2021-06-06 22:15:25(閲覧注意)
ジョニーは戦場へ行った - Wikipedia
家畜人ヤプーに出てくる肉体改変も『燈台鬼』と類似したものを感じる。上位文明に捕縛されて、道具化される人体。映画『300』でも踏み台にされる奴隷が出てきたな。
2021-06-06 22:17:49(閲覧注意)
家畜人ヤプー - Wikipedia
大陸に関わってはいかんという白村江から文禄慶長やシベリア出兵、支那事変にいたる行為への過剰な嫌悪という日本のモンロー主義みたいのあるよな。
2021-06-06 22:20:12とはいえこれも日中に限った話でもなく、ビザンツの皇帝がブルガリア兵捕虜の99%を盲目にして解放、1人に99人の手を引かせて帰還させた、相手の王は頓死した……なんて話もあるよな。文明国ほどそういう残酷なことをする。
2021-06-06 22:22:09しかもその嫌悪感は、歴史的に見て間違ってないという。近江朝廷も豊臣政権もぶっ転けた訳だし。 twitter.com/burubur5603089…
2021-06-06 22:25:54@burubur56030897 英国と大陸の間に溝があるのと同じようなもんなんでしょう。英国がEU脱退したのも、やはり一緒にやるのは無理だったんだ。
2021-06-06 22:30:00俺にそれを唱えた中学の英語教師はそれに続けて日露は防衛戦争だから勝ったとかオカルトぶっこいてたけど、だから「守りの野球」は強い巨人は偉い阪神はだめだって話が変わった。 twitter.com/Mae_Yotaro/sta…
2021-06-06 22:31:39@burubur56030897 そういう意味では、満洲に王道楽土を夢見た戦前は異常な時代だったんだなあ。右翼の大アジア主義も含めて。
2021-06-06 22:32:23