- kusanoanimegame
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venture-net.co.jp/virtualblog/19… 意識が地を這うビジネスコラムです。事業で成功するにはとりあえずイケてる無職になるのが大事なんじゃないか、そんな話。「サラリーマンがもう嫌だから起業したい」を僕は否定したくなくてですね…。フリーや創業に興味がある人は役立つ話だと思います。読んでください。
2021-06-07 12:54:59「おまえは自分の現状が辛いから起業したいだけだろう」ってよくあるじゃないですか。あれに対して、僕はやっぱり「それの何が悪い、自分の辛い現状を変える選択をしていくのが人生だろうが!」って言いたくはあるんですよ。自分がそれで大失敗したのは認めるとしても。
2021-06-07 12:57:14以前のちょっとバズった草むしりの話は「コラムも書きあがったし、みなさんの反応見るか」ってやってたやつですが、やはり大事なことだと思うんですよね。この「ちょっとしたことをなんとかする」って。起業の本質はやっぱりそういうところにあるんじゃないかと思います。
2021-06-07 13:01:16ぶっちゃけ、「創業時の目論見がクリーンヒットして大成功」っていうほど多くないんですよ。創業時の事業と現在の生業が同じ会社だけどまったく別って人も多いですし。「飛んできた仕事に食らいついていく」あるいは「仕事が飛んで来る」って本当に大事なことです。
2021-06-07 13:06:04「全部読むのダリィ、借金玉にそんな時間を投資したくない」って人はここだけ読んでください。 pic.twitter.com/85kPDSDvHK
2021-06-07 13:11:22「最悪多少赤字出ても、あるいは自分で別の業者に自腹切って依頼するハメになってもしょうがないと腹を括って引き受ける」って大事ですよ。これやらないと永久に見積もり切れるようにならないし、「なんとかする」技術も身に付かないですから。
2021-06-07 13:21:38中島らもが独立した頃のモットーが「殺人以外なんでもやります」だったって話、今思い出すと「要するにこういうことか」って理解できるんですが、「そういう真理はもっとわかりやすく書いてくれ、大失敗して借金背負うまで理解できなかった」って恨みがちょっと…。
2021-06-07 13:23:19フリーで独立した後とする前に読み方が完全に変わる文章に中島らものコラムがあり、あれは「ハイパー仕事出来る営業魔人のお仕事指南」ですよね。うまく自慢話臭さを脱臭してますが。フリーライター講座に普通に生徒として通って仕事とコネとっ捕まえるとかマジで化け物じみている。
2021-06-07 13:27:01依頼人「いくらでやれる?」 僕「アーウーアー、3万!」 依頼人「オッマジで?」 僕「…がんばります」 僕「できました」 依「オッ、3万でいい?」 僕「…憐れみであと2万」 依「あと5万だろわはは」 僕「…精進します」 実話です。
2021-06-07 13:47:15既に専門技能家として一本立ちしてる人はもちろん「それは私の仕事じゃありません」で全然いいんだけど、そこまで到達してない、あるいは到達してるけど不安がある人は「なんでも出来る専門技能家」を目指すのが一番いいと思いますね。「見積もりは私の仕事じゃありません」はあり得ないわけですし。
2021-06-07 13:53:23おじさん、文章から不動産仲介、出張料理から料理対決、インタビュアーからどうしてもジャパニーズアパートルールが守れない外国人の説教までなんでもやって生きてきたし、楽しかったです。
2021-06-07 13:55:103万で見積もり切った仕事、やってみたら8万が妥当だったの、作業日程1日が2日になり、作業人員が1人から2人になったら一発でこうなるんですよね…。あとは一回無駄足踏んだ足代でちょうどこんなもんっていうの、クライアントに見切られてちゃんと払ってもらったあれ、恥ずかしかったなぁ…。
2021-06-07 13:57:25integrityにまつわる思い出だが、以前借金玉氏がドラッカーの「マネジメント」邦訳版の「真摯さ」を誤訳であると原書を読まずして指摘しているのを見てすげえ、と思った記憶がある。氏はそれを「整合性と一貫性を重視する誠実さ」と原語のニュアンスに忠実に訳していて、→
2021-06-07 12:39:47これは確かに一語ではないが日本語で了解可能な概念でしかも誰だってそれは確かに大切なことだと思っているので、だから決して「日本にintegrityという概念が存在しない」わけではないのだ。ちなみに僕は「アスペ力(ぢから)」という訳が好きだ。
2021-06-07 12:40:54これ、めちゃくちゃびっくりしたんですよ。自分の経営者としての実感とまるで逆の意味で「真摯さ」ってドラッガーの言葉が紹介されてて、「そんなわけないだろ」と思って邦訳読んだら、邦訳だけで「これ誤訳だろ」ってわかる形になってて、誰かが原著の単語教えてくれて「やはり誤訳だ」と。
2021-06-07 14:25:53「は?ドラッガーってそんなお花畑在住の人なの?そんなわけは流石に無いだろ?マジで勘弁してくれよ」と読んだら、「アスペ力を大事にしろ、それが本質だ」みたいなことがちゃんと書いてあって安心しましたね。「真摯さ」ってん単語で真逆に読んでる人は大量に出てるけど…。
2021-06-07 14:28:05ドラッガーのあの誤訳、すごくちょうどいい形で「バカは精神論と読み、日本語が読める人は本質をきちんと読み取れる」くらいの形なので、直さなくていい気がする。
2021-06-07 14:29:14結論を言うと、ドラッガーの本を読んで納得した皆さんにドラッガーのマネジメントは必要ありませんね。お疲れ様でした。ドラッガーの訳者マジで最高だな。悪意の塊としか思えない。
2018-12-26 15:26:24ハイ層のintegrityを大事にするマネジメント本が、日本に来て「真摯さ」と書かれた棒に変化してるのマジで最高。しかも、かなり経営の役に立ってるよねこれ。面白過ぎるなドラッガー。
2018-12-26 15:34:59「アスペ力を大事にしろ、一貫性と整合性が大事だ」って話が、「真摯さ」と書かれた棒に変化して労働者をマネジメントするツールとして利用されるの最高の悪意で、僕は「訳者に極めてハイセンスな悪意がある」説を採用してます。正確に言えば「誤訳」と言い切れもしないしね。
2021-06-07 14:37:45「翻訳ってクリエイティブな楽しい仕事だな、あんなベストセラーにここまでキレのいい悪意仕込めるのか」ってちょっと英語学ぶモチベーション沸いたもんねあれ。
2021-06-07 14:38:36