「虐待の確率が分かるソフト」を巡って

emigrlさんと私の会話をまとめました。 1対1の狭い会話ですが。
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エミコヤマ @emigrl

経験豊富な医者ばかりではないし、経験がいくら豊富でも気付けないようなデータ関連性の存在も否定できない。後者の場合、そもそも誰も調査しようとすら思わないから、チェック表には反映されない。 @shibushige4

2011-08-10 08:11:14
しぶしげ @shibushige4

.@emigrl 虐待にきづくため、判断の補助にするためのツールとしてソフトがあるのは構いません。ただ、それを作るコストがもったいないと思うだけで。

2011-08-10 08:24:22
しぶしげ @shibushige4

.@emigrl 仮にそのソフトで「虐待の確率が10%」だとしたら、通告しますか?また、実際の現場で「虐待の確率が0%」と出るのはどれくらいでしょうか?

2011-08-10 08:26:52
エミコヤマ @emigrl

@shibushige4 もしあったらコストをはるかに上回る膨大な社会的利益を生むのは、すべての患者のカルテが入っていてマイニングできるデータベース。虐待だけでなく、どんな疾患でももっともふさわしい診断と治療法を導きだしてくれるみたいな。でもプライバシーの点で絶対に実現しない。

2011-08-10 08:31:08
エミコヤマ @emigrl

その点ではチェック表とかわらないでしょう。でも、通告したとしてもしなかったとしても、その結果までフォローしてデータベースに入力していくと、確率判定の精度はどんどん向上していくことが期待できます。 @shibushige4

2011-08-10 08:33:20
しぶしげ @shibushige4

@emigrl あったら確かに便利ですが… そうなるのは自分が嫌ですね。

2011-08-10 08:36:35
しぶしげ @shibushige4

@emigrl 恐らく、現場で「虐待の確率が0%」と出ることは、ソフトが正確であればあるほどないでしょう。医療は、虐待を発見する最前線のネットです。ですから医療機関に確率を算出するソフトが運用される必要はないと思います。疑わしきは通告、でいいと思うので。

2011-08-10 08:49:19
エミコヤマ @emigrl

判定されるのは「虐待の確率」ではないですよね。ある特定の怪我や疾患について、それが虐待の結果である確率を計算するわけです。もちろん0%ということはないでしょうが、その数値とほかの観察を組み合わせて判断するということでしょう。 @shibushige4

2011-08-10 08:51:00
エミコヤマ @emigrl

「疑わしきは通告」といっても、そもそも疑わしいと思わないケースでも思いのほか高い数値が出てきてそれが最初の気づきとなることもありえます。とくに経験不足の医者の場合。 @shibushige4

2011-08-10 08:54:01
エミコヤマ @emigrl

一人の医者が蓄積できる知識や経験には限りがありますし、人間には偏見や先入観や錯誤によって目の前にあるものが見えなかったり、そこにないものまで見てしまうことがあります。ですから、大量のデータをもとにある数値を出すというのは、それなりに有用だと思います。 @shibushige4

2011-08-10 08:57:47
エミコヤマ @emigrl

もっともそれがソフト開発&メインテナンスのコストに見合っているかどうかは、まだ分からないですが、試してみる価値はあると思います。 @shibushige4

2011-08-10 08:58:23
しぶしげ @shibushige4

ですから、虐待という事象を、どうやって数量化するんですか。精神科以外の鑑別なら、客観的データから様々なことが分かるので有用だと思います。RT @emigrl: 大量のデータをもとにある数値を出すというのは、それなりに有用だと思います

2011-08-10 18:13:31
しぶしげ @shibushige4

実際に即していないものを作ればコスパがよくなるわけはありません。仮に事象を数量化できたとして、膨大なデータがあったとして、医者がそれを打ち込む隙があるかどうか?最前線の小児科はどこも人手不足です。RT @emigrl: もっともそれがソフト開発&メインテナンスのコストに見合ってい

2011-08-10 18:20:22