花木先生による、藤井節郎先生の研究に関するまとめ

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花木秀明 @hanakihideaki

私の恩師の一人、藤井節郎先生です。制がん剤のフトラフールの作用機序の解明、UFTの発明、タンパク質分解酵素阻害剤ノイエル、FOY、フオイパン(カモスタット)、フサン(ナファモスタット)などの発明と薬の開発、高脂血症剤プラバスタチンの発明や開発を行った..

2021-06-14 09:02:57
花木秀明 @hanakihideaki

藤井先生は抗癌剤5-フルオロウラシルの効果増強のためにウラシルを併用しました。しかし学会では酷い批判を浴びました。若手の先生方からさえ未熟、科学でない、捏造などの酷い言葉を浴びせられました。この批判した人々は自分の知識の範囲内でしか判断できない、研究者としては2流以下の方でした。 twitter.com/hanakihideaki/…

2021-06-14 09:13:01
花木秀明 @hanakihideaki

なぜ2流以下であったか。5-フルオロウラシルはウラシルのアナログ(偽物)で抗菌力があります。この抗菌力はウラシルで阻害されます。つまり5-フルオロウラシルよりも正常なウラシルが使われるようになるので5-フルオロウラシルの抗菌効果がなくなります。この現象のみで酷い批判が行われました。 twitter.com/hanakihideaki/…

2021-06-14 09:19:06
花木秀明 @hanakihideaki

しかし、動物実験では併用によって確実に効果があがっていました。2流以下の方は動物実験よりも微生物の結果を金科玉条として非難していたわけです。本末転倒もいいところです。微生物の代謝と動物の代謝は異なります。代謝が異なればウラシルの添加で5-FUの効果がなくなるとは断言できません。 twitter.com/hanakihideaki/…

2021-06-14 09:25:05
花木秀明 @hanakihideaki

動物では5-フルオロウラシルはすぐに分解されて効果をなくしますが、この分解をウラシルが止めます。ウラシルが存在すれば5-フルオロウラシルは体内に留まり続け、抗がん作用を発揮し続けます。これが併用による効果増強です。自分の狭い知識で判断することなく、研究者には無知の知が絶対に必要です。 twitter.com/hanakihideaki/…

2021-06-14 10:51:17
花木秀明 @hanakihideaki

連続ものでやりたかったのですが、失敗しちゃいました。

2021-06-14 10:59:02