子どもの甲状腺から放射線検出ニュースをもう一度、読み直し。

kentarotakahashi @kentarotakahash

子どもの甲状腺から放射線検出　http://t.co/TtlKmWN　ニュースをもう一度、読み直し。Togetter「小児甲状腺の被曝について　等価線量と実効線量の違い」 http://t.co/eu2GV8v にあるように、このニュースが伝えているのは甲状腺への等価線量。

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まず、ニュース中にある「田代教授によりますと、甲状腺への被ばく量は１００ミリシーベルト以上に達した場合に健康に影響が出るとされています」。これは甲状腺への等価線量の話なので、山下俊一教授などが言う100mSV以下は健康への影響が認められない、という時の100mSVとは全く違う。

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では、「甲状腺への被ばく量は１００ミリシーベルト以上に達した場合に健康に影響が出る」は正しいのか。ヨーロッパでは緊急事態が発生した時に防護対策（食物摂取制限、ヨウ素剤配布）を取る基準は、甲状腺への等価線量が50mSVだという。それに比べると、２倍の数値を影響ないとしている。

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調査で甲状腺への被曝料が35mSVに達するとされた児童はいわき市在住。いわき市は原発から距離があり、汚染度もそれほど高くない。そこで甲状腺に35mSVを被曝した児童がいるということは、より広範な調査を行えば、50mSVを越える児童がいる可能性はありそうだ。

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それでは甲状腺への等価線量が35mSVというのは、どのくらいの被曝量なのか。この場合、0.05もしくは0.04を掛けると、全身への実効線量の計算に使うべき値が算出されるという。35 × 0.05 = 1.75mSVの被曝。

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事故初期にはヨウ素の影響が最も大きく、ヨウ素は甲状腺への影響が最も大きいので、調査が行われた3月末の時点では、この1.75mSVがその児童の全身の被曝の主たるものを占めるだろう。しかし、線量の高い地域では１年を通じて高い外部被曝を受ける。さらに食物などによる内部被曝。

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一番の焦点は、1000人あまりの検査で最も高かったのが、いわき市の児童の35mSVだったこと。もし50mSVを越える児童がいたら、その時は、ヨウ素剤配布を行わなかった政府の対応への批判は、大きかっただろう。しかし、高濃度の汚染地区の児童へのきめ細かい調査はない。

kentarotakahashi @kentarotakahash

なるほど。それは現実と乖離していますね。RT @wolfgandhi: 見積りではヨウ素を毎日均等摂取と仮定しています。もし初日に全量摂取していた場合は約２倍の70mSvのはず。 RT @kentarotakahash: 50mSVを越える児童がいたら

kentarotakahashi @kentarotakahash

なるほど。 QT @kenokabe この田代なる広島大の教授は、７月に長崎大学教授だったあの山下俊一と共に、福島県立医大の副学長に就任し、福島県内で「安心」を言いふらした神谷研二の子分に当たる人物 goo.gl/w7gGA なるほど。そういう「学派」が存在するらしい。

kentarotakahashi @kentarotakahash

先ほどの広島大学、田代教授による「甲状腺への被ばく量は１００ミリシーベルト以上に達した場合に健康に影響が出る」は正しいのか？の続き。別の見方。甲状腺への等価線量100mSVということはそれだけで全身への実効線量、4mSVに達する。あっさり、年間4mSVは影響ないと言ってるんだね。

kentarotakahashi @kentarotakahash

東京電力福島原子力発電所事故が小児に与える影響についての日本小児科学会の考え方　http://t.co/75sZa8j　福島第一原発事故後では小児への影響は起こり難い、と強調。それを実効線量で語ったのが長崎大、山下俊一、等価線量で語ったのが広島大、田代聡ということか。