コロナ禍の食と農 講座 第11回「つなぐ・つながる米作り」 参加報告2021.8.7

NPO法人 使い捨て時代を考える会主催、有機農業は地球を救う講座、第11回の実況リポート。ゲストは京滋のお米農家の山田耕一さんと長谷川俊雄さん。会へ申し込めばセミナー動画と農家の紹介動画も観られます。 https://www.facebook.com/events/289676602953573/
0
くうのる @kuunoru

NPO法人 使い捨て時代を考える会主催、有機農業は地球を救う講座 コロナ禍の食と農 第11回 「つなぐ・つながる米作り」に参加しています。話題提供はお米生産者の長谷川俊雄さんと山田耕一さん。 #第11回コロナ禍の食と農

2021-08-07 14:02:31
くうのる @kuunoru

まずはヤマダファームの山田耕一さん、24歳。写真が趣味。 種籾の写真。乾燥調整して、3月にお米作りが始まる。電気のとうみで風で軽い籾やごみを飛ばし、風選、続いて塩水につけて、軽いものを取り除く選別。 #第11回コロナ禍の食と農

2021-08-07 14:05:00
くうのる @kuunoru

山田氏>3400枚の苗床を人力で家族総出で並べていく。重労働。十数センチに育つと植える。同時に田んぼは代掻き作業。土を練って植えられるように。夜中までライトを付けてやっていることが多い。 #第11回コロナ禍の食と農

2021-08-07 14:07:17
くうのる @kuunoru

山田氏>5月、田植機で田植え。小さい爪で苗を取ってじゃんじゃん植えていく。乗りながらご飯を食べてずっと夜まで。楽しんでやっている。場所は安全農産のすぐ近く、宇治市の向島。巨椋池を干拓した場所。京都南部では大きな田んぼの広がる場所。 #第11回コロナ禍の食と農

2021-08-07 14:09:26
くうのる @kuunoru

山田氏>機械に乗って田んぼに肥入れ。サンマを練った肥料。鶏糞とサンマのペレット。回遊魚。沿岸で獲れた魚は汚染の可能性があるから。おせちの「田作り」というように、お米に風味が乗る。8月の太陽と肥料をたっぷりお米が吸収。 #第11回コロナ禍の食と農

2021-08-07 14:12:06
くうのる @kuunoru

山田氏>酒米のいわい米、草丈が150cmぐらいある。昔のコンバインの規格にあわず絶滅しそうになったが、父が京都府とともに復活。長刀鉾のしめ縄に使ってもらっている。そのためにわらを束にして乾燥させる。染色の先生がこの灰を色止めに使っている。 #第11回コロナ禍の食と農

2021-08-07 14:14:18
くうのる @kuunoru

山田氏>米袋は肩に担いで積み上げている。身体をこわさないように作業環境を改善中。 田んぼのユスリカが鶏糞など肥料を分解し、とろとろ層を作り、雑草が生えにくくなる。ジャンボタニシが雑草を食べる(小さい稲なら食べられる)。九州では除草法として確立。 #第11回コロナ禍の食と農

2021-08-07 14:18:05
くうのる @kuunoru

山田氏>巨椋池地区は元々は湖に近い池。ハスが生えてくる。戦時中に食糧増産のために干拓、未だに地下から水が湧く。ほっておくと池に戻る。昔からハスの名所。料亭さんはハスの葉を利用。そんな場所で農業をしている。 #第11回コロナ禍の食と農

2021-08-07 14:20:12
くうのる @kuunoru

山田氏>平安遷都1200年祭でおらが村ブーム。京都はいわい米、背が高すぎて収量も少ない。伏見の濁り酒で有名な酒蔵に使ってもらっている。食用品種と違い、炊くとさくさくふわふわのお米。菌糸が伸びやすい。 #第11回コロナ禍の食と農

2021-08-07 14:22:42
くうのる @kuunoru

続いて、滋賀の農縁あふみ農園の長谷川俊雄さん。 3月に種籾を温度消毒。JAS規格の酢を使っている。籾を水に浸ける。100倍に薄めた酢、いもち病等が発生しないように。種まき前に芽出しをする。32℃で発芽。 #第11回コロナ禍の食と農

2021-08-07 14:26:44
くうのる @kuunoru

長谷川氏>化成肥料は使わない。ぼかし肥料を入れている。小4と小6の孫と春休みに作業。お小遣いをせびられて高く付くけど。種まきはハウスでプール育苗。水に入れっぱなしで3,4日。最近に強い。1箱120gの種子。光を通し保湿のできるフィルムをかけている。芽が伸びたら取る。 #第11回コロナ禍の食と農

2021-08-07 14:31:00
くうのる @kuunoru

長谷川氏>田植えが済み、合鴨農法の田んぼは5月の末、滋賀県では遅い方。ネットを九州から取り寄せ。ネットの中に畦シートをしいて余った苗を入れている。昨年は畦シートなしでカモが脱走して困った。 #第11回コロナ禍の食と農

2021-08-07 14:33:28
くうのる @kuunoru

長谷川氏>カモの寝床に籾殻を敷いている。4,5年前の籾殻を使ったら9羽死んでしまった。新しいものに取り替えて元気に。今41羽。砂糖水を口にちょっと入れてやる。近所の人が子連れで触れに来る。2,3日目にカモを田んぼに放した。生まれて10日ぐらい。虫を追いかけている。 #第11回コロナ禍の食と農

2021-08-07 14:36:44
くうのる @kuunoru

長谷川氏>カモは草を食べるよりも、足でかき回して除草している。 合鴨の田んぼとは違うところではボート除草。ラジコンで90分ほどかけてぐるぐると。風に弱い。風速2mで流される。5時から7時頃まで。近所の人に説明も大変。 #第11回コロナ禍の食と農

2021-08-07 14:39:10
くうのる @kuunoru

長谷川氏>毎朝7〜8回ボートでのチェーン除草。コナギがとれる。田植えから1カ月目。土床が固くなり、チェーンを引っ張っても草が取れなくなって終わり。ボートが入れなくなれば人力除草。7条を機械を押しながら。 #第11回コロナ禍の食と農

2021-08-07 14:42:06
くうのる @kuunoru

長谷川氏>1カ月ほどしたら溝切り。土を硬くするために。今年はアオミドロとアミミドロ発生。一面に増えると稲を倒す。成長前に溝切りで水を落として駆除。 #第11回コロナ禍の食と農

2021-08-07 14:44:42
くうのる @kuunoru

長谷川氏>カモの田んぼでもぐら対策。畦がぼこぼこにされる。うまく駆除できない。ハクビシンに網は破られる。松の樹を水口に挿しておくと効果があるというが、撃退できたためしがない。 #第11回コロナ禍の食と農

2021-08-07 14:47:26
くうのる @kuunoru

長谷川氏>山裾を獣害対策で刈ってもらっている。筍がにょきにょき。去年と今年のカモは性質が全然違う。アライグマがカモを襲う。秋前に豊岡にカモを持ち込む予定。8月20日頃から稲刈り開始、今年は暑いから前倒しか。 #第11回コロナ禍の食と農

2021-08-07 14:50:36
くうのる @kuunoru

一緒に農縁あふみを運営する向井義郎さん(野菜担当)のメッセージ。今年は雨がなくて調子が悪い。 長谷川氏>アライグマやハクビシンによる獣害で困っている。ヌートリアは稲も食べる。いい駆除方法があれば教えてほしい。 #第11回コロナ禍の食と農

2021-08-07 14:53:32
くうのる @kuunoru

安全農産供給センターの紹介。使い捨て時代を考える会の供給部門。稲作担当の渡辺氏より。玄米、自社精米。斑点米を除く色彩選別機を2回通す。エレベータでタンクに送り、精米器へ。半搗きと九分搗きの2種に。機械でふるいにかける。 #第11回コロナ禍の食と農

2021-08-07 14:56:40
くうのる @kuunoru

渡辺氏>次のエレベータでタンクに送り色彩選別機(古くてチョウし悪い、更新したい)、続いて計量器で袋詰め。口を熱で留める。糠をためるタンク。糠のほとんどは養鶏農家の餌へ。 #第11回コロナ禍の食と農

2021-08-07 14:58:38
くうのる @kuunoru

× チョウし悪い → ○調子悪い

2021-08-08 11:17:35
くうのる @kuunoru

渡辺氏>安全農産のお米は年間登録。無農薬と低農薬の2種類。3,5,9kg。玄米、半搗き、九分搗き。年間登録は1年1回の購入でもOK。20年ほど前に冷害で採れず。いつもの15倍の注文で3カ月で無くなった。会員から怒られた。自由注文の怖さ。対処は一律に3kgずつ分けた。 #第11回コロナ禍の食と農

2021-08-07 15:02:17
くうのる @kuunoru

渡辺氏>年間登録は消費者にも生産者にも責任が生じる。資本主義社会に反しているが導入した。無農薬米26トン、低農薬米15トン、足すと41トン。うち32トンが年間登録で維持されている。余りの9トンはスポット注文、麹米や米粉への加工。昨年は旧米と新米の切り替えが成功。 #第11回コロナ禍の食と農

2021-08-07 15:05:15
くうのる @kuunoru

渡辺氏>調整がうまくいかないときは、新米の供給を遅らせる。安全農産の稲作農家は20人。京都市内2人(伏見区)、南丹地区が10人、滋賀県3人、奈良県御所市3人、奈良県月ヶ瀬地区2人。50年近くこの人たちとやってきた。 #第11回コロナ禍の食と農

2021-08-07 15:07:15