2011/08/16 D&D記事Legends & Lore「Difficulty Class Warfare」ぱらでぃんさんによるまとめ #DNDJ #TRPG

ぱらでぃん @nekohaus

2011年8月16日のLegends and Loreは前回のフィードバックへの返答で楽に済ませようとしていたら、モンテ・クックとの会話で難易度についての面白い話が出たのでそれをまとめるということになっていたですぅ。 #DnDj #TRPG

ぱらでぃん @nekohaus

技能が抱えるいくつかの問題点のひとつめとして挙げられているのは、ちょっと訓練した程度のキャラクタだと低い難易度でもロールの結果が極端に低くて失敗してしまう事故の危険があり、技能判定が危険なものになってしまうことですぅ。 #DnDj #TRPG

ぱらでぃん @nekohaus

ふたつめは、ひとつめで挙げられたことへの恐怖からプレイヤが技能をゼロか最大かでしか取らなくなり、DMが難易度を設定するのが難しくなることで、こうした時の問題は成功できることより、判定ペナルティや低い能力値で難易度10や15を成功できないことにあるですぅ。 #DnDj #TRPG

ぱらでぃん @nekohaus

みっつめは、3eの〈交渉〉で敵に攻撃をやめさせたり友好的にできる難易度など、めったにできないことを想定して作られたものでも創造的なプレイヤはいともたやすく突破してしまうことが挙げられているですぅ。 #DnDj #TRPG

ぱらでぃん @nekohaus

難易度を設定するときに考える要素は二段階あり、現実的に考えてより難しそうなものの難易度を高く設定して、技能を持っていたらそれが普通の難易度となるようにするというものですぅ。 #DnDj #TRPG

ぱらでぃん @nekohaus

これらに対してモンテが提案したのは、難易度の数値表記を無くし、技能レベルは“初心者、まずまず、専門家、熟練者、名人、不可能”と大まかな階梯で表現され、できることが書かれたものですぅ。 #DnDj #TRPG

ぱらでぃん @nekohaus

そしてDMが提示した難易度のランクを技能が上回っていた場合、判定を行なうまでもなく自動成功(“不可能”は基本的に絶対不可能な領域として使われる)し、充分な訓練と経験をつんでいることを表現するですぅ。 #DnDj #TRPG

ぱらでぃん @nekohaus

技能ランクが作業の難易度ランクと同じ場合は関連した能力値やボーナスによる難易度15の判定を行ない、技能ランクが作業の難易度ランクを下回っていた場合は自動的に失敗するというものですぅ。 #DnDj #TRPG

ぱらでぃん @nekohaus

これの難易度はDMが決めた基本的な難易度と、状況による修正というふたつの要素から求められ、DMは判定前にプレイヤへ難易度を伝えるというのが原則になるですぅ。 #DnDj #TRPG

ぱらでぃん @nekohaus

こうした技能についての考えは急進的で9割の叱責を受けるとは思うが、数値が単純化されボーナス合戦を終わらせる、ロールする局面を減らてゲームを速くする、難易度が統一されて記憶も記述も楽になる、安定していい仕事ができる、より現実的なモデルである…… #DnDj #TRPG

ぱらでぃん @nekohaus

……自動成功するので技能の訓練がより貴重になる、うまい考えによって難易度を下げることができるのでロールプレイを促進させる、DMの裁定による絶対的な“不可能”をゲームに存在させられるのでトラブルを減らせる、というような効果があると筆者は考えているですぅ。 #DnDj #TRPG

ぱらでぃん @nekohaus

ここまで書いたところで、現在この考えには対抗判定が無いけど、それについての話を来週するかどうかというのが今週のまとめだったですぅ。 #DnDj #TRPG