2011/08/30 D&D記事Legends & Lore「Player vs. Character」ぱらでぃんさんによるまとめ #DNDJ #TRPG

WoCのD&D元デザイナチームリーダ(現在はマネージャー)、Mike MearlsによるD&Dルール考察記事、「Legends & Lore」。その2011/08/30付け記事「Player vs. Character」(http://www.wizards.com/Dnd/Article.aspx?x=dnd/4ll/20110830)について。ぱらでぃんさん(@nekohaus)によるまとめ #DNDJ #TRPG
3
ぱらでぃん @nekohaus

2011年8月30日のLegends and Loreは「あなたのキャラクタは通路の突き当たりで怪しげなリザードマンの像を見つけた。像は削りだされた岩の上に立っている。どうする?」という状況を題材に、プレイヤとキャラクタの葛藤について語られてるですぅ。 #DnDj #TRPG

2011-08-30 20:54:33
ぱらでぃん @nekohaus

初期の版で遊んでいる場合は像やまわりに何があるかDMに詳しく訊ね、3e以降なら〈知覚〉判定で像を調べることが主になるけれど、このキャラクタが持つ謎をプレイヤがどう解決するかという構造の変化こそ、3e以降と以前を決定的に分かつものだと筆者は主張するですぅ。 #DnDj #TRPG

2011-08-30 21:04:04
ぱらでぃん @nekohaus

初期のゲームだとトロルの殺し方や隠し扉のありそうな場所などはプレイヤが学び、ダイスをロールすること以外での創造的な解決を行なっていたので、よいプレイヤというものはたくさんゲームをしてコツを知っている人だったと筆者は語るですぅ。 #DnDj #TRPG

2011-08-30 21:10:01
ぱらでぃん @nekohaus

時が経つとキャラクタの能力が強調され、DMの判断よりは白黒つけたルールが強くなり、DMのやり方や選択に関わりなくゲームは予測可能な要素が多く首尾一貫したものとなり、プレイヤは高い能力値や訓練を組み合わせてキャラクタを表現できるようになったですぅ。 #DnDj #TRPG

2011-08-30 21:19:12
ぱらでぃん @nekohaus

ただ、こうしたキャラクタについての記述が増えることで、探索する時に判定を行なわず、プレイヤが詳細な宣言をしないと隠された物品は見つからないと裁定するような、キャラクタの能力よりも環境の描写とプレイヤの宣言を重視するDMスタイルは少なくなっていったですぅ。 #DnDj #TRPG

2011-08-30 21:26:01
ぱらでぃん @nekohaus

ここでどちらへ舵取りすればいいかが明確なら仕事は楽だけどそうはいかず、包括的なルールはいい物だけど、それらは逆に世界への没入を妨げたり、審判や世界創造者、最終裁定者というDMの権能を侵すことにもあると筆者は云うですぅ。 #DnDj #TRPG

2011-08-30 21:31:16
ぱらでぃん @nekohaus

また、没入性を重視しても「像を調べます」「スイッチがある」と一般的な質問で答えを出すDMがいる一方、像の台座の後ろにある床のある一点を調べると言わなかったので情報は出さないというDMもいるので、非常に不快な経験になることもあると筆者は指摘しているですぅ。 #DnDj #TRPG

2011-08-30 21:34:43
ぱらでぃん @nekohaus

没入型のプレイが好きな筆者はこれらの部分で少しシステムを使う部分を入れるのが好みで、それは筆者がゲームを始めて遊んだ時のスタイルであり、3e以降、システムがすべてを規定しようとしたことで何かが失われていくことを心配することがあると書いているですぅ。 #DnDj #TRPG

2011-08-30 21:41:00
ぱらでぃん @nekohaus

しかし、筆者個人の好みが必ずしも一般的なそれでないことは自覚しているため意見を募集するというところで今週分はしめられているですぅ。 #DnDj #TRPG

2011-08-30 21:42:22