音声作品台本の読み上げ分数が「短い」によるトラブル回避方法

誠樹ふぁん/まさきふぁん @phan_work

「短い」「長い」の感じ方って結構人それぞれで、「長めでお願いします」では、その人の思っている「長め」かどうかがわからないので、「○秒くらいのイメージです」が一番伝わりやすくはあるのだけど、そうなると秒数指定のアドリブ料金になってしまうから…という理由で避けちゃう人が結構いるのね。

誠樹ふぁん/まさきふぁん @phan_work

台本に「あああ」と書いてあるとするじゃない。それを１秒で読む声優さんもいれば、５秒くらいにふくらませるような声優さんもいて。それまで何度か依頼したことがあった声優さんが後者だったとするじゃない。そうすると、新しく頼んだ声優さんが１秒の場合「短い」と感じるよね？

誠樹ふぁん/まさきふぁん @phan_work

でもぶっちゃけ「あ」の書いてある数だけ「あ」を読み上げる…って感じにしちゃうと、棒読み風に近づくし、そのまま読んじゃうと…てなるから、慣れてる声優さんはある程度アレンジして読むよね。ずっと「あ」が連続してたとして「あっ…ああん」にしたり「ぁあっ…あああ」にしたりとかさ。

誠樹ふぁん/まさきふぁん @phan_work

それをきちんとやった結果、長くなったり短くなったりする場合もあるんだけど、「前の声優さんは○秒くらいやってくれたのに、短すぎませんか！？」て後出し指摘されることって結構多くあって。そこは声優さんそれぞれだよねー…って話なんだけども、「雑」「短すぎ」て感想を持つ人が結構いるみたいで

誠樹ふぁん/まさきふぁん @phan_work

声優側からすると、当然「めんどくさいから雑にやってやろう」とか「短くなるようにやってやろう」なんて思って演技はしていないし、その人の中の「普通」の長さで仕上げているわけなんだけど、色んな声優さんとの比較…てなっちゃうと、「普通」が短い場合もあるよね。そこが意外と難しくて。

誠樹ふぁん/まさきふぁん @phan_work

そうなると、【同じ料金で】依頼できるとしたら、「長い人に依頼したい」…という気持ちは理解できるのね。依頼する側ならば。ただ、実際同じ料金ではなかったりすることが多いし、その声優さんならではのサービスであったりもするわけじゃない。そこもきちんと考えなくてはいけない部分で。

誠樹ふぁん/まさきふぁん @phan_work

【「あ」の文字１つで○秒くらいにして下さい。】という指定をしていたのに守っていなかったとしたら、それは声優側が指示を無視した行為だから、明らかに悪いんだけど、何も書いていなくて、提出された後に「短いじゃないか！」というのはどうなんだろう…っていう。よくあるトラブルなんだけど

誠樹ふぁん/まさきふぁん @phan_work

そこを理由に値下げ交渉してくる人や、依頼自体を取り下げ！て人までいたりするので、声優側としては凄くしんどくなっちゃうトラブルで。 最近耳舐めだったりフェラだったり喘ぎだったり…色々そういった部分のボリュームの多い作品があったりするんだけど、その分このトラブルが非常に起きやすくて。

誠樹ふぁん/まさきふぁん @phan_work

事前に「長めで」「全体的にゆっくりで」とか伝えておけば、少しは気にする部分で、普段よりも長く…というような演じ方をするかもしれないけれども、それもなく終わってから「短い」とだけ言われても「普通だが！？」てなる部分ではあるので、起こさないためには事前に打ち合わせが必要。

誠樹ふぁん/まさきふぁん @phan_work

例えば、秒数が大きく変化するであろう喘ぎ・フェラ・耳舐めシーンなんかをサンプルとして作ってもらったりして「これの倍くらいになるように」と、本収録前に相談しておいたりとか。でも、それをやっていても絶対起きないとは言えないので、この事件が起きてしまった時の解決法を教えます。

誠樹ふぁん/まさきふぁん @phan_work

【喘ぎ・フェラ・耳舐め等のループ用素材を作ってもらう】 です。足りない部分をそれを入れて編集で増やす形ですね。 ・フェラ強め ・フェラ中 ・フェラ弱め ・フェラフィニッシュ前 とかを3分くらいずつ作ってもらっておけば、基本どうにでもなります。つまり心配ならこれも頼んでおけばトラブらない

誠樹ふぁん/まさきふぁん @phan_work

「えー。ループだと目立つんだよー。ユーザー側としてもやられたくないしー」て感想があったりもするんですが、そこは上手く編集すれば問題ないのだけれど、気になるのであれば、もっと長く頼めばいい話で。これはトラブルにならないための保険でしかないから、本当は依頼時に違う頼み方をするのが正解

誠樹ふぁん/まさきふぁん @phan_work

「短い」と感じないようにするためには、やっぱり秒数指定です。 「ちゅぱっ…ぺろっ…んれぉ」（10秒） とか。ただこの場合、明らかに文字数より長いことが多くて、料金的にズレが大きくなりすぎるので、文字数計算ではなく、アドリブ料金計算でお願いした方が良いです。（分けてる声優さんの場合は

誠樹ふぁん/まさきふぁん @phan_work

ちょっと話戻るんだけども、 【今まで頼んでた声優さんが長かったのに、今回の声優さんが短い】の、今まで頼んでた声優さん…が新しく頼む声優さんよりも【文字単価が高い】とか【新人さん】とか既に比べる対象としてズレてる場合があるじゃない？それを「あの人はやってくれたのに」はズレてるなと

誠樹ふぁん/まさきふぁん @phan_work

例えば、「私は新人だから、少しでも長くして依頼者に満足して欲しい」てやってる人だったりするかもしれないし、「私はアドリブ得意だから、ここをメインに頑張りたい」でやってるサービスだったりするかもしれないし、そもそも料金違ったら同じサービス求めるのは間違いまくっているお話で…

誠樹ふぁん/まさきふぁん @phan_work

【文字に起こすことで、アドリブ料金で頼むよりも安く済む】と思って頼むんだとしたら、【安く済む分ズレも発生しやすい】という部分は諦めるしかないし、追加料金は絶対に払わないけど「ゆっくりたっぷりで」「とにかく長く」とか頼むのは限りなくブラック寄りだし…指示無しで提出後に怒るのはアウト

誠樹ふぁん/まさきふぁん @phan_work

で、こうなってくると「文字に起こすのとアドリブ秒数指定なのどっちがやりやすい？」てなって「声優さんとしてはどっちがいいですか？」みたいな質問が生まれやすくなると思うんだけど、【人それぞれです】文字に起こされている方がイメージに近づけられて良いって人もいれば、自由にやりたい人もいる

誠樹ふぁん/まさきふぁん @phan_work

提出された時に「短いと嫌だ」て気持ちが強めにある人なのであれば、やっぱりアドリブ秒数指定がオススメです。これくらいの分数に仕上げたいって希望があるなら、最初からそれに合うようにすべき。何度も言うけど、事前に何も指定せずに提出後に文句言うのが一番ダメです。気をつけましょう。