イラストから即興BL書いてみた

ももにゃんといっしょ!
BL
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龑村ももか6部2章4話 @mgnstar

【イラストから即興BLします!】■書く人(@1_5seme / @mgnstar) ■イラスト提供(@_Tammy___ ):http://twitpic.com/1jk96e ■TLを即興BL小説で占拠します! ■終了時間は不明 ■書き終えるまでリプライ機能停止します

2010-04-30 14:52:04
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@1_5seme

中川の、引きつる呼吸がマイクに拾われて、反響する。J-POPのメロディがうるさく流れる室内で、それはほとんど聞こえないはずだが、俺の耳にはこれ以上ないほど心地よく響いた。「ど、いう……つもり、だよ」さっきからの愛撫で、中川の前はきつく布地を押し上げていた。

2010-04-30 14:53:54
@1_5seme

五分ほど前までただの友人だった男に、こんなことをされて、どうしようもなく惑乱した瞳がそこにはあった。「なぁ……ずっと、好きだったんだ」今日は、ただ想いを伝えるだけにしようと思っていた。でも、こいつが隣で無邪気にはしゃぐ姿を目の当たりにすると、そんな決意はどこかに消えてしまったのだ

2010-04-30 14:55:51
@1_5seme

すっと、太ももをなぞる。それだけで敏感な身体はふるりと震え、目の前で性器も可愛らしく連動していた。「監視、カメラ……」「……関係ないね」実はこの店でバイトしていたことがあるので知っているのだが、監視カメラは全部ダミー。つまり、この行為は誰にも覗かれない保証があった。

2010-04-30 14:59:16
@1_5seme

それを伝えようと思ったのだが監視カメラを気にして気もそぞろな中川を見ていると、むくむくといたずら心が湧いてきてしまう。何も言わないまま、中川のシャツをまくり上げ、ほんのりと色づいた乳首に吸いついた時。「--!」痛い。という形容が適当なのか分からない程の衝撃が下半身に直撃した。

2010-04-30 15:03:04
@1_5seme

ソファから転げ落ちて悶絶する俺の視界に、立ち上がった奴の姿が見える。……駄目、だったかな。転げまわりつつも妙に静かな心境になって視線を上げる。きっと中川は声の限り俺を罵って蹴飛ばして、それから、この部屋から走り去るのだ。「……だろ」痛みが少し引いてきた頃、中川の小さな声が聞こえた

2010-04-30 15:06:23
@1_5seme

音楽はすでに終わっていて、スピーカーからは芸能人の話し声。それにかき消されてしまいそうなほど、小さな声。「……え?」「もったいねえだろ!! お前な、ばれたら一万円余計に取られるんだからな!」ペナルティの金額、ということか。半瞬遅れて意味を認識する。

2010-04-30 15:09:36
@1_5seme

しかも一人当たりだぞ、つまり二人で二万円だ! と語気荒く強調する。ぽかんと見上げると、険しい視線にぶつかった。怒っていることは、確か、だ。うす暗い部屋で、中川の眦が染まっている。屈んだ、と思えば手首を取られて引っ張り上げられた。中川の体温。ふらふらする。

2010-04-30 15:13:17
@1_5seme

立たされてなお少し前かがみになっている俺に構わず、ずんずんと大股で、ドアの方へ向かっていく。一人で出ていくならともかく、どうして俺を掴んだままなんだろうか。「お、おい……どこへ……」おずおずと声をかける。答えは期待していなかったが、以外にもすぐに返事をした。「ラブホ!」

2010-04-30 15:16:42
@1_5seme

「ら、らぶ……!?」わが耳を疑ってもう一度問いかけるが、今度は返事してくれなかった。部屋から連れ出され、無言のままカウンターで料金を払い、変な顔をしている店員も無視してカラオケから連れ出される。よく見ると、首筋まで真っ赤だ。

2010-04-30 15:19:47
@1_5seme

「中川……」期待してもいいのだろうか。中川の足は確実にそちらの方面に向かっている。「か、カラオケで一万払うよりこっちの方が安上がりだろ……」ホテルの前に着いた時、ようやく口を開いた。抱きしめていいだろうか。ただ心配なのは、さっき痛めつけられた俺のものが使い物になるのか、という一点

2010-04-30 15:23:30
@1_5seme

お わ り /(^o^)\

2010-04-30 15:23:44