東方における命名決闘と弾幕に関する話。

突発的に盛り上がった弾幕と命名決闘法への理解のツイート群が興味深かったのでまとめました。 どなたでも編集可能ですので追記・削除等ご自由にどうぞ。
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よみせん @nyan_gau

弾幕ごっことプロレスの類似性はたびたび話題になりますよね

2021-09-07 17:47:03
サク_ウマ @sakuuma_ROMer

東方キャラにとっての弾幕ごっこって、「自己表現の手段」であり「存在格を高める行事」だと思うんです。「己はこれだけ強大で恐ろしいのだ/神々しいのだ」と相手のみならず見ている全ての者に伝え、恐怖や畏敬を集める行為。神のみならず妖怪までもが行える、一種の「神事」なんでしょうね。

2021-09-07 20:08:34
こんこン @koncong_

相手にちょっと捻りを加えた辛口ジョークを飛ばしたりそれに上手い事返したりの応酬で勝敗を決めるラップバトル幻想郷

2021-09-07 20:11:40
こんこン @koncong_

たぶん幽々子がえげつないくらい強い

2021-09-07 20:21:39
海景優樹@新刊委託中 @yuuki_QED

スペルカード戦はその平等性が素敵というか 当然素の実力差は大きく出るので勝てない相手には一生勝てないんですが それでも気軽に戦って祭りに参加できるという、「誰でも世界に混ざれるよ」という平等性が良いんですよね

2021-09-07 20:52:26
サク_ウマ @sakuuma_ROMer

命名決闘の不思議というか独特なところは「避けられない弾幕を撃ってはいけない」っていう、ある意味で勝利を目指すことを否定している部分があることだと思うのですよね。それに勝敗ではなく「美しさを競う」と謳っているあたり、極論あれの勝敗って大して重要じゃないのかもなあなどと思うのです。

2021-09-07 20:59:48
海景優樹@新刊委託中 @yuuki_QED

基本的スペルカード戦ってスポーツなんですよね 普通に人は死ぬ可能性あるし、安全性は担保されてないけど 手段を選ばず勝つことや、攻撃による擦傷が目的じゃなくて あくまで勝負を行うこと自体が目的というか

2021-09-07 21:02:57
こんこン @koncong_

これ、テニスでコートの大きさが決まっていてその範囲外に打ったら失点扱いになるようなものだと思っている。ちゃんと返せる玉を打たないといけないけどその範囲で工夫して返しにくい球を打つというもの

2021-09-07 21:03:19
こんこン @koncong_

ただ綺麗なだけで攻撃の意思が無い弾幕はダメだって針妙丸が言ってた(グリウサ)

2021-09-07 21:05:10
海景優樹@新刊委託中 @yuuki_QED

魔理沙の言う演劇タイプはあんまり人気ないのかもですよね>美しいだけでもダメ あくまで相手に浴びせるものなのだから、攻撃性もなんかいい感じに見栄え目良い方が良いよね的な でもまあそこら辺好みもありそうなので難しい

2021-09-07 21:06:40
海景優樹@新刊委託中 @yuuki_QED

なんかこういい感じに回避できるけど手抜きには見えないようにそれでいて美しく尚且つ攻撃的な面もあり出来れば個々人の個性がでてれば尚良いです ね、簡単でしょ? なお水系弾幕は人気がないので水に親しい妖怪は別途得意技を見つけることが推奨されます

2021-09-07 21:09:45
サク_ウマ @sakuuma_ROMer

命名決闘がスポーツである、プロレスである、というのは分かるんですが、でもそれだけだと従うメリットが薄いようにも思うんです。あえて自身に縛りを課して負けるのを容認するなら、「幻想郷崩壊の防止」だけじゃない、明確なメリットがあるんじゃないかなって。

2021-09-07 21:23:57
サク_ウマ @sakuuma_ROMer

命名決闘法案の「決闘の無い生活は妖怪の力を失ってしまう」に繋がる話ですね、要するに。 決闘の勝敗が重要なんじゃなくて、決闘を行うことにより妖怪が力を失わないようにすることこそが、命名決闘の本来の意図では? というわけ。

2021-09-07 21:28:25
海景優樹@新刊委託中 @yuuki_QED

元々「戦えないが故に妖怪全体が弱体化してしまうのを防ぐ」為の命名決闘法が 意図の通り各々の力を衰えさせないものとして機能しているばかりか 外からやって来たばかりの妖怪とも直ぐに意思疎通を測れるツールとして使えてるのが良い所なんですよね

2021-09-07 21:32:02
新暗天筍🧘 @K_T_Takenoko

「回避不可能な弾幕を撃つな」って不文律だよねたしか。明確なルールにはなかった気がする(あったらsorry)

2021-09-07 21:42:25
よみせん @nyan_gau

命名決闘法自体は近年生み出された仕組みだけど、古来より続く妖怪と人間がある様式の下に脅かし・倒されるという関係の真髄を現代幻想郷風にアレンジしたものだという理解です。たとえば鬼はその古い約束や、その衰退まで見てきた種族で、命名決闘が普及したからこそ現代幻想郷に戻ってこれた

2021-09-07 21:48:58
よみせん @nyan_gau

この様式こそが美学であり、妖怪にとってはこの様式の中の戯れさえあれば、たとえ負けても人間に存在の威容を認められることと同義であり、有意義だった。これは風神録等で語られる神と人との祭りとしての「神遊び」の関係に似ているが、妖怪も神もその本質は同源であるため納得できる

2021-09-07 21:51:29
よみせん @nyan_gau

ゆえに、妖怪と人間との関係は、神代から続く「神遊び」が歴史的変遷の果てに辿り着いた現代的あり方でもある。妖怪のみならず、神様とも弾幕ごっこが成立しているのは、本来これらが同じものであるからだろう

2021-09-07 21:53:40
海景優樹@新刊委託中 @yuuki_QED

人間を襲えない妖怪は弱体化するので、スペルカード戦によって弱体化を防ぐ……という妖怪と人間の関係性を守る為のルールが 「神遊び」という、人と神様を結びつける祭りにも適用されているのが美しいんですよ

2021-09-07 21:56:07
新暗天筍🧘 @K_T_Takenoko

勝負の真剣さに関してはプロレスとかで説明つくけど、勝負の存在理由となると「戦うことそれ自体によって世界の秩序が維持される」みたいなちょっと現実では例えられない概念になるのが若干複雑ポイントなのかな

2021-09-07 21:56:13
よみせん @nyan_gau

書きながら弾幕ごっこと神遊びとの関係を内在的に理解できてきた。そう考えると、弾幕が「花火」というお祭りのモチーフに似るのも実は全く自然なことで、本来同じものだったからということも言えるかもしれない

2021-09-07 21:56:29
サク_ウマ @sakuuma_ROMer

言いたかったことをめちゃくちゃ高い造詣とめちゃくちゃ上手い表現で言われちゃったら何も言えなくなるんですよね。そういうことが言いたかったんですありがとうございます。

2021-09-07 21:56:48
海景優樹@新刊委託中 @yuuki_QED

妖怪にしろ神にしろ、本来人間とは存在の層が違う存在が スペルカード戦という遊び、スポーツ、決闘によって結びついているのが素敵な構図

2021-09-07 21:57:10
海景優樹@新刊委託中 @yuuki_QED

「やむを得ずひねり出した存在維持の為のルール」によって、維持以上の効果を発揮して世界が明るくなっているのが本当に好きなんですよね

2021-09-07 21:58:30
よみせん @nyan_gau

こう考えると「日々是紅日」が「お祭り」というお題をもらって神主が出してきた曲だという事実がめちゃくちゃ重くなってきませんか??

2021-09-07 21:59:06
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