ついのべ2021年９月分まとめ

コオロ @ko_ro506

#twnovel 防災の日なので、ローリングストックというやり方を紹介しよう。非常食を「災害時専用」とせず、定期的に消費して補充していく方法だ。これなら存在を忘れていて捨てなきゃなんてこともなくなるぞ。俺もこれから買い足しに行くところ。家にあればある分だけ食べちゃうから、毎日補充してる。

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#twnovel「こないだ参加した『ゆくるないキャンプ』ってどうだった？」「『バーベキューミュージックなんかいらない肉の焼ける音を聞け』『コンロもいらない焚き火で焼け』『肉も邪魔だ、焚き火を眺めよう』って人がいたんで焚き火だけして帰ってきた」「それは焚き火ガチ勢なのか動画ニワカ勢なのか」

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#twnovel それは、あまりにも背脂(しあわせ)が過ぎるラーメンだった。スープを蓮華で飲めば背脂が喉に絡む。ぼそぼそと声を出すばかりだった喉をぐわっとこじ開ける。「生きろ」と、全力でぶつかってくるラーメンだった。翌朝の胸焼けまで含めて。完璧な幸せを手にするにはまだ早いらしい。生きねば。 pic.twitter.com/dXazNmKj1L

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#twnovel 人間の欲望がどれだけ膨らむか、それを本当に知っているか。俺は一人暮らしを始めた頃、朝食には食パンを齧っていれば満足だった。それがハーフベーコンを挟むようになり、更に厚焼き玉子を挟むようになり、今はこうしてホットサンドメーカーを持ってレジに並んでいる。もう止まらないのさ。

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#twnovel すみませんがそのご依頼は受けられません。先日当アカウントにご依頼いただいた『お金渡すから愚痴きいてください』に『もったいないのでこちらの無料相談に』と誘導したのは親切ではなく、自衛です。『言えなかったのでやっぱりお金渡すから』ってお金は何言ってもいい免罪符ではないです。

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#twnovel 360度を取り囲み威圧してくる山々も、夕方だけは違った顔を見せる。マジックアワーのグラデーションが、山の端に沿って輝くのだ。閉塞感に嫌気が差していた俺もこれには感嘆の声が出る。ここにいればいいじゃない。そう言われている気がして、振り切るように、山越えの高速道路を駆け抜けた。

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#twnvday 博打やめるんだって？今度のチャレンジはいつまでもつかな。そう揶揄すると、彼は首を横に振った。「博徒は挑戦者であり続けるために、持たざる者でないといけねえ。俺にはもう、手放せねえもんができちまった」彼は片膝をついて、指輪を差し出してきた。私に挑むとは、いい度胸じゃないか。

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#twnovel やっと仕事に一段落がつき、明日の休暇に備えてラーメン屋を訪れた。ラーメンは良い、鋭気を養える。品が届くまでの間にスマホをいじっていると、趣味で応募していた小説大賞の選考結果が上がっていた。余裕があるので見た。温かいスープを腹に流し込みながら思う。ラーメンの前で良かった。 pic.twitter.com/NcyevPs80t

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#twnovel 押入れの奥から出て来たカセットテープ。曲の途中で「ｳｯ」と短い呻き声が入っていた。呪いのテープかと相談すると、父は語り始めた。「昔のダビングは録音しかなかった。家族の邪魔が入らないよう人払いをしてたんだが…怪しまれずに一人になれるから、魔がさして…その、ソロ活動をだな」

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#twnovel「微アルコールな、正直アレならちゃんと度数あるかノンアルかで割り切った方がいいんだけど、飲めない人にとっては本当に需要があると思う。飲めないからってノンアルにすると世話役させられるから、しっかりダメになって、でもまだ活動はできる、そんな状態が手に入る免罪符なんだろうな…」

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#twnovel 食べ物の好き嫌いの話題がTLに出るたびに肝に銘じることがある。嫌いな食べ物を「人間の食べ物じゃない」と表現する人のことだって、私は拒絶しない。その人にそういうルールがあるように、私にも食べ物の好き嫌いは良くないというルールがある。そういう人間だって、私はちゃんと食べるよ。

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ツイッターでは様々なライフハックが手に入る。「何事も否定から入るのは良くない」というのもそう。仕事も人間関係も、頭ごなしに否定するから喧嘩腰になって失敗するのだ。まずは受け入れる。実践しよう。 #twnovel 「なるほど完璧なプランっスねぇーっ 　不可能って点に目をつぶればよぉ～～～！」

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#twnovel「んじゃまあ、ぼちぼち行くかぁ」「お客様！？ご着席ください！」「うるさいよおたくは、運転手でおれのおふくろじゃないだろうが」「危険ですから！」「釣りはとっときな、あばよ」「お客様ァ！」「メリークリスマス！」「無着陸フライトってそういうコブラごっこじゃないんですってば～！」

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#twnovel「中秋の名月が満月になるのは八年ぶりなんだって」別に月を見るでもなく、君はそう言った。「でも来年も再来年も、中秋の名月は満月なんだって」へえ、と相槌を打つ。「そういうビッグイベントの間隔が短くなるのって、なんかさ」うん。「サービス終了間近の感じあるよね」怖いこと言うなあ。

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#twnovel 猫嫌いが「最近お前んちの猫、窓まで見送りに来るのは何でだ」と言ってきた。気に入られてるんじゃないのと返すと「あのバカ猫がそんなタマかよ」と。「死に際とかじゃないだろうな」縁起でもないことを呟きながらスマホで調べる君のことを、かわいいと言うだけの猫好きよりは信用している。

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#twnovel「面と向かって座れないから、食事しながら仕事の話っていうのは難しくなったね」「この御時世ですから」「でもね、ちょっとワクワクしてるんだよね」「そうですか？」「苦肉の策でさ、一名ずつで入店してこうして背中合わせで喋ってるけど、これかなり仕事してるって感じしない？」「フフフ」

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#呟怖 無人コンビニって一周して田舎の無人販売に戻った感じあるよね昔はAIの監視なんてなかったけどさ、と祖母に話したら、いいやお天道様が見ていたよ、と言うので、じゃあ夜はダメじゃん、と笑ったら、そんなことないよ、と。それきり口を噤んでしまったので、何に見られていたのか未だに知らない。

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#twnovel「破壊衝動と破滅願望は違う。君の前にあるこのまぜそば、中心に絶対辛い赤い玉があるだろう。それをぐちゃぐちゃにまぜることで満たされるのが破壊衝動。超辛くなったのを食べ悶絶することで満たされるのが破滅願望だ。おっと、まぜることなく辛い玉を一気にいったか。こいつは“本物”だな…」 pic.twitter.com/Nz0EqQXqB6

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#twnovel 初めて、人に食べてもらうお弁当を作る。食パンにうっすら浮かぶ黒い斑点にベーコンを敷き、挟んだカット野菜のぬめりと味をごまかすたっぷりのからしマヨ。「お弁当作ってよ」とウザ絡みしてくる先輩は喜んで平らげるだろう。消費期限切れでも捨てずに済んでよかった。ラップに包んで完成。

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「くっ…ダメだ、お前とは戦えない！いや…正直に言うと、戦いたい気持ちはある。だがそれは、自己満足に過ぎないんだ。俺の我儘でチームを危険には晒せない。それでも…俺の腕が、無意識に勝負を選ぶ可能性があるなら…それすら摘んだ方が」 #twnovel 「申告敬遠にそこまで感情乗せなくていいから」