「ライトノベルは漫画の劣化コンテンツ」を巡る議論…「マンガ原作者になろうの現実」「マンガとラノベは明確に別物」「読み手の変化」など

真上犬太 @plumpdog

ライトノベルが漫画の劣化？　そんなわけはないです。自分の作品をコミカライズしていただいた身から言わせてもらえば「明確に別物」です。漫画で可能な事でも小説ではできないことがあり、逆のことも言えます。「分かりやすさ」という最大の部分においては、確実に道を譲りますが。

真上犬太 @plumpdog

正直、小説という媒体はどんなに頑張っても「とっつきやすくなる」ことはありません。なぜなら、文字は高度な情報圧縮ツールであり、小説はその機能を最大限に生かした「圧縮ファイル」だからです。デコーダーがない人には読み解けない、そこが弱点。

真上犬太 @plumpdog

ライトノベルはその「読み取り」に最大の注意を払った表現方法です。漫画を参考にした部分が数多くあるので、その点では漫画の「劣化」と取られることもあります。しかし、実際には漫画とは全く違う表現媒体であり、劣っているという評価は当たりません。

真上犬太 @plumpdog

「情報の圧縮」と「物語に対する読者の共感性」が、小説表現の強みだと、自分は考えています。場面転換や多面的な状況を描くこと、読み解いた人間に「自分の物語だと感じさせる力」それが文字中心の媒体の特色です。ただ、現代の状況には、マッチしにくいだけです。

真上犬太 @plumpdog

ライトノベルは一般文芸に劣るか？　そんなことはありません。取り澄ました文章よりもリーダビリティを高く取っているからこそ広く読まれているわけです。まさか、誰も読まないものを売り場面積を取って本屋に置くわけもないでしょう。

真上犬太 @plumpdog

ライトノベルは漫画に劣るか？　読みやすさだけを材にとって行くならば、漫画でさえ迂遠でしょう。人によっては漫画よりアニメの方が分かりやすい、とさえいうかもしれません。そもそも畑の違うものを比べて、他方を劣ると表現すること自体が、まったくの筋違いです。

真上犬太 @plumpdog

他の方も言っていますが、コミカライズから小説の方に入ってきてくださる方もいます。同時に、コミックでは表現の難しかった部分を、小説で読み取ってコミックの体験にフィードバックされることもあります。互いは相補であり、ライトノベル自体も、娯楽のひとつに違いないのです。

榎宮祐♟️ノゲノラ @yuukamiya68

ラノベは漫画の劣化って話が流れて来たんだけど。両方書いて来た感覚としては単純に別物です。漫画とアニメの関係と同じ。情報量も表現手法もまったく違う、優劣じゃなく性質の違うもの。

榎宮祐♟️ノゲノラ @yuukamiya68

まあ、とっつきやすさという意味ではアニメ＞漫画＞ラノベであるのは間違いないし。逆に情報量で言えばラノベ＞漫画＞アニメになるし。制作コストとか諸々全て違うからそもそも比較するものじゃないよね……論点がよくわかってない（

風鈴🎐🍠🐐@佐天です @kazekyo_55

@yuukamiya68 漫画とラノベは別物って分かる。うまく言えないけど､ラノベは文で表現することによる想像で楽しめる。漫画は絵でここはこんな風になるのかとまた想像で楽しめる。つまりどちらも全て素晴らしい(何を言いたいのかわからなくなった)

🎌息抜き垢🥐🐏🌲🌙🥀🧪 @balmng

@yuukamiya68 文字の方が伝えやすかったり、絵の方が伝えやすかったり、音の方が伝えやすかったり、感情にうったえたり気づかせたりと表現の仕方が違うのもを並べ優劣を決めるのは違う気がする

ぜろ @zero61416

@yuukamiya68 漫画は作者の絵のうまさが大半閉めてると思うんですけど、小説は作者の語彙力だと思ってます。 状況説明の時漫画は絵の上手さで読者は理解しやすいし、小説は作者の語彙力があればあるほど理解しやすい

風扉⭐ @windshieldaquil

@yuukamiya68 ラノベはラノベとして、漫画は漫画として楽しめば良いだけ。 簡単な話なのに、なぜ人は自身が近似値にあると考えるものを殊更比べようとするのだろう。 それぞれ好きなものを楽しもうよ……

ＪＡＹ_ とどろきにとどろくひと @JAY_clown

私見だけど、どっちかというとラノベがマンガの劣化という話より「マンガのように話もビジュアルもお膳立てされたものでないと脳の理解が及ばない」程度の人が増えたんでないかね？ 小説を好んで読む人はそも、文章から場面や情景、音や匂いも想像して頭の中に世界を広げられる才があるのでしょ。

ＪＡＹ_ とどろきにとどろくひと @JAY_clown

読む側だけでなく書く側の才能も多分にあるとは思うけど。文書の中から登場人部の姿を思い描き、性格や表情を想像し、どう動くのか頭の中で成立させられないと読むにしても理解が進まないと思うのよね。 書く側もただ訥々と場面写を書き綴ったり、長々と説明台詞を書くのでは読み手に伝わらんわけで。

ＪＡＹ_ とどろきにとどろくひと @JAY_clown

「魅せる文体」ってあると思うの。目が滑らず、するすると目と脳に情報が入ってきて、頭の中で書き起こされるような、それでいてどんどん読み進めたくなるテンポや熱量って。 ただ、いくら文が良く情景などがエンコードされていても、受け手がそれをデコード出来ないんじゃあ話にならない。

ＪＡＹ_ とどろきにとどろくひと @JAY_clown

マンガや映画であっても同じだとは思うけど、まだビジュアルをイチから書き起こして頭の中で動かす必要が無い分、万人に受ける……というか足んなくても理解できなくても入ってくるんで、とっつきやすいのでしょ。

ＪＡＹ_ とどろきにとどろくひと @JAY_clown

これは時代の弊害なのか、教育がスカポンタンなのか、そもそもオツムわりーやつらが可視化されただけなのか分からんけどさ。 辛辣に言うなら「文化」って一定の素養や知識、経験が無いと理解できないもんよ？中には才覚の一点突破で成し遂げる天才もいるけど、万民たる数多の凡人にそれは無理っしょ？

ＪＡＹ_ とどろきにとどろくひと @JAY_clown

だからまぁ、分かりやすい単発の４コマ漫画や、会話劇とSEに終始する台本のようなな◯う小説のようなものが好まれ、増産されんのかなぁ？ってさ。 売れるもん作りたいなら、送り手は受け手のニーズや層の幅を見て、マーケティングに合わせて作りゃ失敗はしないんじゃね？

ＪＡＹ_ とどろきにとどろくひと @JAY_clown

それを自らの裡から噴き出てくる「創作」という熱病を形にしたもんかどうかは知らんけどさ。 創作って自分が作りたい!描きたい!魅せたい！ってもんを溢れ出させて形を与えるもんじゃね？ってさ。 理解されるかどうかは、また別の話で最初に戻るけど。