悪ふざけ「きみだと」

第一部
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いっそ果てろ @zombie_nuna

響音子と一緒に日本に来たイェソンは、響音子のコネ(私すげぇ)でレコード会社と契約を結ぶ。日本での通訳兼マネージメントを行う響音子にいつしか淡い恋心を抱くイェソン。だが、響音子はきっちりと公私を分けて考えていたので甘い感情など持ち合わせていなかった(ツンデレ発動)

2011-08-25 02:47:01
いっそ果てろ @zombie_nuna

その頃、韓国。毎日のように自分の歌を聞きにくる留学生に、キュヒョンは気づいていた。ほんの気まぐれで、キュヒョンは彼女に話しかける。ギュ「暇なの?」みく「え・・・!?」ギュ「毎日、というか俺がいるとき、必ず聴きに来るでしょ」みく「・・・ハイ」ギュ「暇なの?」みくは首を横に振った。

2011-08-25 02:52:02
いっそ果てろ @zombie_nuna

ギュ「じゃあ・・・余程お金が余ってるんだね」みく「・・・それも、違います」ギュ「じゃあ、どうして?」みく「・・・アナタの歌が好き・・・なんです」   ぎゃあああああ!可愛い!!!なにこれ!自分で書いて自分で萌えた←落ち着け

2011-08-25 02:53:52
いっそ果てろ @zombie_nuna

そんなキュヒョンにみくは日ごろから謎だったことを口にしてしまう。みく「キュヒョンさんはどうしてプロにならないんですか?凄く、うまいのに」彼女は無邪気に口にしただけだったが、キュヒョンの苛立ちは最高潮になってしまう。

2011-08-25 03:01:19
いっそ果てろ @zombie_nuna

あ、これ口にしたとこ、アレね、バーのカウンター的なとこ。

2011-08-25 03:02:11
いっそ果てろ @zombie_nuna

カウンターを力任せに殴りつけるキュヒョン。そしてみくを見ようともせずに立ち上がり、ギュ「お前に、何がわかるっていうんだ」と立ち去ってしまう。それ以降、みくがこのバーに立ち寄っても、キュヒョンの歌う姿は見れなかった。

2011-08-25 03:04:05
いっそ果てろ @zombie_nuna

やっと日本に慣れてきたイェソン。だが、慣れてくると響音子はまた韓国と日本を行き来するようになり、以前のようには一緒にいられなくなる。専属マネージャーも付き、滅多に会えなくなってしまった。

2011-08-25 03:08:52
いっそ果てろ @zombie_nuna

やっとの思いでもぎとった休みの日に、イェソンは響音子の家に出向く(何で知ってるんだ)。だが、その日、響音子は韓国に向かう日で、これから出て行こうと所であった。きょ「あら、イェソン。久しぶりね!元気だった?」イ「どこ、行くの?」きょ「韓国よ?またあなたみたいに優秀な子を見つけに」

2011-08-25 03:12:23
いっそ果てろ @zombie_nuna

爆発してしまうイェソンの恋心。イ「行か、ないで!!」きょ「え?」イ「きょうは、ぼくと・・・えーと・・・ぼくの限定・・・僕が限定・・・?」きょ「・・・何が言いたいのよ」 兄さんの片言萌えです。すいません。これがやりたかった。

2011-08-25 03:14:44
いっそ果てろ @zombie_nuna

きょ「今日は、僕だけといてほしい?」イ「それ!」きょ「韓国語で言えばいいじゃない。パボ」とか言いながら、韓国行きのチケットを目の前で破る響音子。きょ「あんまり家にいないから汚いけど、良ければどうぞ」部屋に招き、二人でゆったりとした休日を過ごすのであった。 誰この響音子。私じゃない

2011-08-25 03:18:31
いっそ果てろ @zombie_nuna

バーに通っても、結局キュヒョンは現れない毎日。そこに同じように日本から留学してきていたさゆがみくに近寄る。さゆ「キュヒョンなら、もう来ないよ」みく「え・・・?」さゆ「・・・でも、アンタが可哀想だしフェアじゃないから教えてあげる」みく「何の話?」

2011-08-25 03:22:24
いっそ果てろ @zombie_nuna

さゆ「・・・私もキュヒョンが好きなのよ。だから、同じ立場に立たせてあげる。キュヒョンは龍山のPC屋にいるわ。後は自分で探しなさい」みく「あ、待って・・・!」 さゆごめん・・・君の出番は終わった←

2011-08-25 03:27:57
いっそ果てろ @zombie_nuna

さゆからの情報を元に龍山でキュヒョンを探すみく。何故あんなに怒られたのか、そして怒られたことに何故自分はこんなにもショックを受けているのか。それの答えを探すために。だが龍山。広い。もう秋葉原並。右見ても左見てもPC屋ばっか。途方に暮れるみくだった。

2011-08-25 03:35:04
いっそ果てろ @zombie_nuna

とりあえず一番大きそうな建物に入る。店の人に「キュヒョンという店員はいるか」と聞くが、いないと答えられる。店「写真かなんかないの?そしたらわかるかもしれないけど」みく「あ・・・ない・・・です」店「それじゃあ探すのは難しいね。龍山だけでPC屋なんてなん店舗もあるよ」 店員しね!

2011-08-25 03:39:16
いっそ果てろ @zombie_nuna

気を落としながらも、何件か回るみく。だがやはり有力な情報は何一つ得られなかった。気だるい足を引きずり、もう諦めようと駅へ向かう。しかし、運命は二人を繋いでいた。何故か改札で腕組をしながら立っているキュヒョンがいる。

2011-08-25 03:52:58
いっそ果てろ @zombie_nuna

みく「なんで・・・?」キュ「さゆが・・・お前が探してるって」みく「え・・・?」キュ「・・・急に怒鳴ったりして・・・悪かった」それだけ言うと立ち去ろうとするキュヒョン。みく「もう歌わないの!?」振り返らずに、キュヒョンは言う。キュ「・・・あそこでは、な」 なにこいつ かっこいい

2011-08-25 03:55:47
いっそ果てろ @zombie_nuna

みく「どこで、聞けるの?私、聞きたい」キュ「どうして?」みく「え?」キュ「お前は何でそんなに必死になれるんだ?」みく「好きだから」口にして気づいてしまうみく。みく「キュヒョンさんの事、好きだから!」 いやああああ!乙女ええええええええ><

2011-08-25 03:58:10
いっそ果てろ @zombie_nuna

突然の告白にキュヒョンは驚く。言ったみくもびっくり。思わず振り向いたら、泣きそうなみく。みく「ご、めんなさい。私・・・」逃げようとするみくの腕をキュヒョンは思わず引き寄せて胸に抱きしめてしまう。キュ「逃げないで・・・!」

2011-08-25 04:03:17
いっそ果てろ @zombie_nuna

キュヒョンの腕の中で微動だにできず固まるみく(当たり前)。抱きしめたは良いけど、どうするか考えてなかったキュヒョン。キュ「好き、だったら、お前みたいに必死になれる?」みく「は、はい。そうだと思います。」キュ「・・・ありがとう。目が覚めた」何かを決意したキュヒョン。

2011-08-25 04:06:27
いっそ果てろ @zombie_nuna

キュ「俺が頑張れる様に、側に・・・いろよ」みく「え・・・?」キュ「歌を歌いたいんだ。だから・・・」みく、キュヒョンを抱きしめて。みく「うん、ここに、いる」     第一部完  なげええ!ていうかお前ら、そこ公共の場だから!!早く離れなさい!きーっ!

2011-08-25 04:08:22