スペシャルファイヤーアナーキーキャッツ略してSFAC

不定期Twitter連載小説。
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「いたたたっ」というPNでやってます @NFulA3rhf52bpQb

SFAC 117 ロボユケママが天井に向かって銃を撃つ。物凄い轟音がして天井が吹き飛び空に浮かんでいた宇宙船が青白い炎に包まれる。「いきなり撃つなんて」キアが力なく言葉を漏らす。「防衛機能が働くぞ。早く逃げるんだ」フロイが宇宙船見つめて叫んだ。

2022-05-13 05:04:38
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SFAC 116 ユケママが銃を受け取る。「よし。全員動くな」ユケママの言った言葉を聞いてその場にいた皆がユケママの方に顔を向けた。「宇宙ロボット三原則その一。決してロボットに武器を持たせてはいけない」「しまった。ロボットの方だったー」ロボユケママが言い、それを聞いたフロイが言った。

2022-05-11 04:45:10
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SFAC 115 チワワが落とした銃を拾おうとするがそこは犬の前足なので銃把を握る事ができない。「しまった。銃を間違えた」チワワが言っている隙にフロイが銃を口で咥えて奪うとユケママの所に持って行く。「ママさん。悪いがそれを受け取ってくれ」ネマが大きな声で言った。

2022-05-10 04:37:16
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SFAC 114 チワワがこくりと小さく頷く。「今は出向中でこっちにいるんだ。でもこれが本職。さあ、こうなったら本気だから。もう、君達おしまいだ。こんな事はしたくはなかったけど全員逮捕する」チワワが言い、腰のホルスターから銃を抜こうとして銃を落とした。

2022-05-06 05:29:22
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SFAC 113 チワワが両方の前足を真上に向けて伸ばす。「チェ~ンジチワワ〜ン」チワワが叫ぶとチワワの体が銀色に輝く金属製の装甲のような物に覆われる。「お、お前、その格好、宇宙警察の警官だったのか」フロイが酷く驚いた様子で言った。

2022-05-02 05:12:19
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SFAC 112 チワワがフロイに近付く。「もう怒ったぞ。どうなっても知らないから」チワワが言って後ろ足だけで立ち上がる。「おおー。凄いじゃないか。何か曲芸でも見せてくれるのかな?」ネマがわざと大げさに驚いた表情を作って言った。

2022-04-28 08:01:37
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SFAC 111 チワワがムキーっと怒る。「ちょっと。そこは居ていいとかさ。行かないでくれとかそう言ってよ。このまま帰れるわけないんだから」「なんだそれ。俺様達の邪魔をしてるお前にそんな事言うかよ」チワワの言葉を聞いたフロイが言った。

2022-04-27 08:03:03
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SFAC 110 チワワがしゅんとした様子で上目遣いにフロイを見る。「そろそろ帰ろうかな。なんだかもうやる事もなそうだしな」チワワが言ってきょろきょろと周囲に顔を向ける。「話が分かるじゃないか。上の連中にはちゃんと対処しましたと伝えておいてくれ」フロイが言い悪そうな笑みを顔に浮かべた。

2022-04-26 07:24:02
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SFAC 109 フロイがチワワに軽く猫パンチをかます。「面白い事言うな。やってもいいが俺様の記憶を消すと、昔のワルだった頃に戻っちゃうぜ。俺様はこう見えても宇宙凶悪犯連合の会員だったんだからな」フロイが凄む。「なっ、なんだってー」チワワが酷く驚いた。

2022-04-23 05:28:48
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SFAC 108 チワワが片方の前足で自分の顔を隠すような格好をする。「しょうがない。宇宙船の記憶は全部消す。そうだ。君達の記憶も消しちゃおうかな」チワワが言い前足を少しだけずらすとちらりと三匹の方に目を向けた。

2022-04-20 05:27:59
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SFAC 107 チワワが思い切り両方の前足で床を叩く。「どうした? 遊びたいのか?」それを見たフロイが言う。「違う。怒ってるの。こんな事は許されない。今すぐにロボットを連れて宇宙に帰るんだ」チワワが大きな声を出す。「もう遅いと思うぞ。宇宙船も大勢に見られてる」ネマが楽しそうに言った。

2022-04-19 05:27:56
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SFAC 106 粘性の高い物質がロボットの体を覆い終わると滑らかな起伏を作り出しロボットの姿がユケママそっくりになる。「服を貸してもらっていい?」ロボットが薄桃色の唇を動かして言葉を話す。「あらあら〜。これは凄いわね〜」ユケママが言いながらロボットの服を用意し始めた。

2022-04-18 05:26:11
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SFAC 105 ロボットがユケママの傍に行く。「ピコピコ?」ロボットが言いユケママが首を傾げる。「そうよ。その人になって」キアが言うとロボットがキアの方に顔を向けて頷きロボットの体中に走る細い溝から粘性の高い物質が出て来るとその物質がロボットの金属製の体を覆い始めた。

2022-04-15 05:27:37
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SFAC 104 ユケママが不思議そうな顔をする。「偽って何〜?」「偽は偽だ。ママさんの代わりを用意する。最新のロボットだ」ユケママの言葉を聞いたフロイが言う。「話を聞くより見た方が早いんじゃないか」ネマが言うと三匹が通って来た光の筋から人型のロボットが降りて来た。

2022-04-12 05:31:52
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SFAC 103 ユケはユケママの方を見る。「ユケちゃん〜。そんな目で見ないで〜」ユケママが嬉しそうな困ったような顔をする。「でも仕事もあるし〜。この家だってこのままにはできないし〜」「それなら偽ママさんを置いていけばいい。何かも代わりにやってくれる」フロイが言い、フフンという顔をした。

2022-04-11 05:02:22
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SFAC 102 チワワが深い溜息を吐く。「しょうがない。どうしても連れて行くというのならこっちにも考えがある」チワワが言って三匹の顔を見るように顔を動かす。「ママさん。戻りたくなったらいつでも戻る事はできる。だから何も心配はいらない」ネマがチワワを無視して言った。

2022-04-09 07:13:57
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SFAC 101 ユケは「すぐに一緒に行く」と言葉を返す。「嬉しいけど〜。どうしましょう〜」ユケママが嬉しそうにしつつも困ったような声を出す。「駄目駄目。そんな事許されない」チワワが大きな声で言う。「お前達に許してもらう必要なんてない」ネマが言いチワワじっと見つめた。

2022-04-05 05:37:09
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SFAC 100 チワワが三匹の方に顔を向ける。「来たら駄目じゃないか」チワワが言って三匹の傍に行く。「そんな事はどうでもいい。これからどうするかだ」「そうね。ねえ、ユケちゃん。ママさん。よかったら一緒に来ない?」フロイがチワワを睨んで言い、キアがユケ達に向かって言った。

2022-04-04 05:26:46
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SFAC 99 飛行物体から一条の光がユケ達のいる部屋に向かって伸びて来る。「今度は何〜?」ユケママが嬉しそうに言う。光の中を三匹の猫がすたすたと歩いて降りて来るとユケとユケママの傍に来た。「まあ、あれだ。何度も呼ばれたからな。これはしょうがない」三匹のうちの一匹、ネマが言った。

2022-04-01 05:47:33
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SFAC 98 家の外を見たユケは、空を覆わんばかりの巨大な飛行物体が出現していて、それのせいで大勢の人々が騒いでいるという事を知った。「あらあら〜。あれは何かしら〜」ユケママが空を見上げて言う。「なんて事を。まさかこんな事をするなんて」チワワが酷く驚いている様子で言った。

2022-03-31 05:30:28
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SFAC 97 チワワがユケの顔をじっと見つめる。「だから駄目だって。力を使っても意味ないから」チワワが言って困ったような疲れたような顔をする。家の外から何やら大勢の人々の騒ぐ声が聞こえて来る。「あらあら〜。何かしら〜?」ユケママが言うと部屋の窓を開けて外を見た。

2022-03-30 05:29:36
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SFAC 96 ユケはチワワを無視して記憶の抽斗を片端から開け始める。しばらくそうしているうちに、ユケはネマ、キア、フロイの事を思い出した。そうだった。あの三匹に会いたかったんだ。ユケはそう思うと、ネマ、キア、フロイ出て来い。と大きな声で言った。

2022-03-28 08:11:35
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SFAC 95 ユケは誰に叱られたんだっけ? と思うとチワワを蹴るのをやめて考え込み始める。「やっと蹴るのをやめてくれたようだね。また蹴られると困るから結論から言うよ。うちで働いてもらいたい。その力を宇宙のために使ってみないか?」チワワが言ってフフフフンというような顔をした。

2022-03-27 08:10:51
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SFAC 94 ユケはいよいよテンションが上がって来て、一度チワワから離れると、更に激しく戯れ付こうと身構える。「いや、あの」チワワの言葉の途中で、ユケはチワワに飛び付き、思い切り噛み付こうとしたが、戯れている時に誰かに叱られた事を思い出して、噛むのをやめた。

2022-03-24 08:11:41
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SFAC 93 チワワが部屋の中のなんでもない所で急に転び、ユケはここぞとばかりにチワワに飛び付く。抱き付いて高速猫キックをチワワのお腹に入れているうちに、ユケの子猫としての本能が知性を凌駕してしまい、ユケは戯れる事に夢中になって、なぜチワワを追いかけていのかを忘れてしまった。

2022-03-23 08:24:03
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