オーズを@hmmr03さんのつぶやきで振り返る

歩弥丸（ふみまる） @hmmr03

【俺の呟きで振り返るオーズ】『それ故に伊達さんは映司に「夢を思い出せ」と言うのだ。「夢など欲望の言い換えに過ぎない」というアンクの言葉は真実で、だからこそ映司が自己犠牲に走って『消滅』しないためには夢＝欲望を取り戻す必要があるのだ』（2010612、承前。以上伊達退場回を受けて）

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【俺の呟きで振り返るオーズ】『今は「手の届く範囲しか考えちゃダメなんだよ！」の方向に目が行ってるからそうなってないが、「世界を正す」「地球規模の夢」に映司が立ち返ったとき、もし「オーズの武力で『巨悪』を排除すればよくね？」という衝動に駆られたとしたら？』（20110613）

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【俺の呟きで振り返るオーズ】『「虚無」に駆られてプトティラ暴走による破滅に至る一方の極、その反対に「世直しの欲望」に駆られてタトバ暴走による先代オーズ同様の破滅に至る極があるような。破滅を避けるなら、映司はその両極をともに避け、中庸を行かねばならぬ』（2010613、承前）

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（以上、元は『リアル巨悪を討つフィクション上のヒーローは可能か』という議論からの派生。ここで『プトティラに呑まれて破滅』と『先代オーズのごとく欲望に駆られるあまりメダルを制御できず破滅』の両極端がバッドエンドであり『中庸』を目指すのがグッドエンドの要件という考えに至る）

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【俺の呟きで振り返るオーズ】『「『大きな欲望の器』と『欲望の器が空である』ことを併せ持つ」という鴻上会長の望むメダルの器像は映司名指し状態なんだが、では平凡な欲望サイズと平凡な充足度の人間がオーズになってたらどうする気だったのかという』（20110731カザリ完全体回を受けて）

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（公式が『欲望の器』と『器の中の欲望』を分けて捉えた時点で、単に『器のキャパシティさえ超えなければ先代オーズの末路はない』図式なのであり、俺の所論たる『中庸』云々は余り意味なくなってね？　……てのはたった今気づいた！）

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ねむいので続きはまた明日こっそりゲリラ的に＜【俺の呟きで振り返るオーズ】

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【俺の呟きで振り返るオーズ】『『一人では無理なので他者の協力を得る』『他者の居るところに帰る』という視座が映司には決定的に欠けている』（20110711アンク吸収→映司一人で立ち去るという展開を受けて。結果的に後藤は追いついているが、後藤が来なければそれはそれで一人で行ったろう）

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【俺の呟きで振り返るオーズ】『生身の泉刑事を戦闘に連れて行くのは危険な行動かもしれんが、でもだからってクスクシエの皆さんとの繋がり切っちゃったらお前プトティラのグリードに一直線だろと』（承前、クスクシエ周辺の関係性が映司を人の世につなぎ止めていたという見立て）

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【俺の呟きで振り返るオーズ】『……物語としてはあり得ても、今更「映司はヒトを捨てて恐竜グリードになって皆を守りました」で落としちゃいかんだろ、と思うわけよ。どうやっても剣崎と被るし』（承前。グリード化しつつあるというのがこの回『味覚の消失』として明示されたのを受けて）

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【俺の呟きで振り返るオーズ】『我が家で唯一今日のオーズをまともに見ていたヨメに粗筋の説明を求めた。「BLに走りすぎでした」そうか……そんなにアンク（腕）と映司はラブラブだったか……』（20110717肝腎のロストアンク敗北回見れてないんだよ！ｳﾜｧｧｧｧﾝ）

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【俺の呟きで振り返るオーズ】『未だに鴻上会長が何をしたいのか見えてこないんだよな。「映司はグリードになるのかヒトに立ち返るのか」など物語上の焦点は他にあるのだけど、物語に残された謎としては鴻上会長の動機・目的が最大最後のものだろうと思う』（20110727そんな謎なんてなかった）

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【俺の呟きで振り返るオーズ】『映司の台詞要旨：「人を守りたかったけど守れなかった。それで諦めて欲望に蓋をしていた。だけどオーズベルトを手に入れて守れるようになった」でもオーズの力でなくても、恐竜グリードの力でも構わないって飛躍しちゃうんだよな』（20110815）

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【俺の呟きで振り返るオーズ】『欲はある。今なお求めてもいる。それを映司はようやく（めんどくせえヒーローだな全く！）自認した。ーーしかし、相変わらず「守りたいヒトの命」に自分か勘定されてなさげなのがアレであり、恐竜グリード化を免れ得なかった所以であろうか』（20110815承前）

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【俺の呟きで振り返るオーズ】『恐らくは「アンクが自らの欲を『命を得る』ことだと自認した」のも今回なのだ。アンクはメズールの残した言葉「ヒトを取り込んでそれで『味わえた』のか」を反芻し、改めてクスクシエでアイスを食べてみて、そうして『味わうための命』を欲するべきと決めるのだ』（承前

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【俺の呟きで振り返るオーズ】『オーズ中盤くらいまで、映司が正義や欲望について語るときに繰り返していた「この手に届く範囲」というのがあって（それは恐らく建前、あるいは映司自身に対する「あの葡萄はすっぱい」的な言い訳でしかないのだが）』（20110822「どこまでも届く手」について）

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【俺の呟きで振り返るオーズ】『それを踏まえると映司の欲する「どこまでも届く俺の手」とは、この世のどこで起きたこと、誰の身に起きた不幸であろうと「手の届く距離」のごとく救うことのできる「力」であると解することができる』（20110822承前）

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【俺の呟きで振り返るオーズ】『では映司自身の幸福はどうなるのさ、と。「世界全体が幸福にならなければ幸福などありえない」のであればそれこそ超常の存在として世界を救って回る他無い（し、それは真のオーズになれば可能なのかもしれない）が、そこに幸福を感じる映司の人格は居るのかい？』（承前

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【俺の呟きで振り返るオーズ】『ヒトを救った幸福を映司は感じなければならぬ。そうでなければ欲が満たされたことにはならぬ。だが真のオーズが神のごとき力であり、映司の望みがヒトの領分を外れている以上、救うことはできてもその欲が満たされることはまずあるまい。無限の器たる所以である 』（承

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【俺の呟きで振り返るオーズ】『であればこそ、ブッダに乳粥を勧めたスジャータのごとく、映司を「中庸」に、ヒトの世に引き戻す者が必要なのだ。映司の欲望＝ヒトを救うことは肯定しつつも、そのためにヒトを越えては意味がないと告げるものが必要なのだ』（20110822承前）

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（8月に入って映司のグリード化が進み、クスクシエからも離れる展開となると、『バッドエンド』『剣崎エンド』が現実味を帯びたとみて『それはヒトとしての映司としてどうなのよ』と考えるようになる）

歩弥丸（ふみまる） @hmmr03

【俺の呟きで振り返るオーズ】『純粋に楽しんでたという点ではWのほうが楽しんでた。ただ、これはもう個人的事情でしかないんだが、映司が、殊に「欲がないんじゃなくて夢破れたから『手の届く範囲しか』と言ってるだけ」と知れてからの映司が見ていて　いたたまれないのよ』（20110617）

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【俺の呟きで振り返るオーズ】『映司の挫折の規模そのものは普通そうそう無いものだけど、挫折、諦め、その結果しての仮初めの『無欲』さ、そういうものは映司に限らず、俺にも、貴方にもきっと普遍的にあるものだ。あえて言うなら『映司よお前は俺か』的な』（20110617承前）

歩弥丸（ふみまる） @hmmr03

【俺の呟きで振り返るオーズ】『だからこそ、せめて物語くらいでは、映司（たち）が孤独に去っていくでも自暴自棄に身を滅ぼすでも、逆に欲で身を滅ぼすでもなく、そこそこ幸せになってほしいのである』『というあたりが俺の映司語りの原動力であるというお話だったのさ』（20110617承前）

歩弥丸（ふみまる） @hmmr03

（別にバッドエンドを否定する気はないのだが、そういう思い入れのために映司にはグッドエンド的に人の世に着地してほしかったのさ……。映司が救われることは、現実で絶望したりする我等や真木博士にも救われる可能性があることを示唆する！　……すまん大きく出過ぎた）