論理と文学の分断を招いたのは文科省?それとも・・・いわゆる文オタ #国語教育 に関する議論まとめ #文学国語 #論理国語

論理と文学の分断を巡る議論で少なからず反響があったので記録的にまとめました。首尾一貫した議論ができたかどうか怪しいですが、今後の国語教育議論の参考になれば幸いです。 コメントも自由ですが、ツイート主への誹謗中傷はおやめください。
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特別期間 @periodoespecial

@ozeanschloss あの、ご紹介いただいた本は私は読んでいないので何も評価できません。

2021-11-23 14:02:21
特別期間 @periodoespecial

@ozeanschloss 私には、そのやり方には再現性があるとは全く思えません。p214に「大きく3つの場面に分け、それぞれの場面の最初の5字を抜き出」せとあります 場面わけについて再現性はありません ただし場面がわけられた後は、「最初の5字を抜き出し」とあるので、これは誰でも最初の5字を抜き出せます=再現性が

2021-11-23 14:25:23
特別期間 @periodoespecial

@ozeanschloss あると言えますね。さらに同問題の問一の解説で(p216)「「甚平はびっくら~からだ。」が手がかりだね。」と著者は指摘しています。指摘はするものの、問一を解く際に著者が指摘する箇所に「どうすれば手がかりであるか」を知る方法は一切書かれてません。学習者は手がかりを見つける再現性ある方法が

2021-11-23 14:30:34
特別期間 @periodoespecial

@ozeanschloss 知りたい(それが知れないと問題に正答できない)のに、その方法が解説されていません。ということは、その手がかりを見つけるのは勘や感覚、演習量に根差した経験に頼ることになりますが、これでは手がかりを見つけられない学習者はいつまで経っても手がかりを見つけられません(そういう場合教師は

2021-11-23 14:32:38
特別期間 @periodoespecial

@ozeanschloss 「ほら。ここが手がかりやん。なぜならこれが手がかりとわかれば、問一の答えが出せるから」というような後付け解説しかできません)。

2021-11-23 14:33:41
特別期間 @periodoespecial

@ozeanschloss これはあくまで一例で、ozean-schlossさんご紹介の他の書籍も似たようなものかと想像します(随分前になりますが私も一通り解説本はチェックしています)。 以上の通り、国語教師は後付けの解説はできても再現性のある読解方法は教えていないのです論理国語が始まっても、これと同じことが繰り返さ…

2021-11-23 14:36:31
特別期間 @periodoespecial

@ozeanschloss …れるでしょう。文おた指導と、内容は違えど再現性がなく感覚に頼った読解方法であることは変わりありません(このような指導方法が国語を殺してきた)。 確かに既存の文学国語に問題があったことは事実です。しかしテキストの種類だけ変えて論理国語を導入しても、具体的な指導においてはこれまでと

2021-11-23 14:38:35
特別期間 @periodoespecial

@ozeanschloss 同じ感覚に頼った読解方法の授業が繰り返されて行くでしょう。再現性のあるシビアな読解方法を追求するとき、実用文よりも文学的文章(と論評)の方が適切なのです。

2021-11-23 14:41:23
特別期間 @periodoespecial

@ozeanschloss 私はこれまで再現性のある読解方法という言葉を繰り返してきましたが、例えば家電製品の取説のような、手続き説明のみで成立する完全な再現性のある読解方法は、国語読解には成立は難しいと思います。 それでもその再現性を一定以上に高めた読み方は可能ですが、私が見る限りでは(と限定しますが)

2021-11-23 14:47:27
特別期間 @periodoespecial

@ozeanschloss 国語の解説本にも、塾でも、高校でも、上で説明しました通り、後付けの解説は行われていても、「ゼロから自分で読解するための再現性のある方法」は教えられていないように認識しています。この問題を解消しないままテキスト内容だけ実用文にしても同じことが繰り返される―というのが私の文学vs論理

2021-11-23 14:49:43
特別期間 @periodoespecial

@ozeanschloss 国語を巡る議論の骨子になります(もう少し初めからわかりやすく説明できていればよかったのですが)。評論については、東進の林修先生などがある程度再現性のある読解方法を開発されているの「かも」しれません。彼の授業内容がわからないので正確には何ともいえませんが

2021-11-23 14:52:32
ozean-schloss @ozeanschloss

@periodoespecial 特別期間様の仰る「再現性」についてある程度は理解できました。厚かましくも私の知る実践本の内容でお話しいただけた点は非常にありがたかったです。 とはいえ特別期間様から文学教材における再現性ある読解指導例は素朴に興味があり、具体的に伺いたいところです。

2021-11-23 23:40:38
ozean-schloss @ozeanschloss

@periodoespecial 一連のやりとりで、特別期間様と私とでは共有できる部分はあれど問題意識にずれがあるのを感じています。 ここまで議論できたのは久々で、長くお付き合い下さった特別期間様には心底感謝です。 私も明日は仕事で発信が滞りそうなので、今回の議論はここで打ち止めにさせてください。

2021-11-23 23:50:09
特別期間 @periodoespecial

@ozeanschloss はい。お互いの主張とお互いの論点の違いを明らかにすることが議論だと思いますので、今回のやり取りは有意義だったと感じています。ありがとうございました。

2021-11-24 08:07:14
特別期間 @periodoespecial

@ozeanschloss これについては、またの機会としましょう。Twitterでは不十分な気もしますし。一言だけアウトラインをお伝えすると、学校で教える&入試に出題される文学作品には、固有の法則性と構造があり、「読解の公式」と名付けた手順に従い分析すれば、それらが自ずと明らかになる、というものです。誰がやっても

2021-11-24 08:12:41
特別期間 @periodoespecial

@ozeanschloss 大意に響かない小さな表現の違いは出ても、意味としては誰もが同じ内容を理解でき同じ要旨を記述でき、その結果誰もが同じ(例えば)記述問題の回答ができる、というものです。個人差は習得までの時間差(約20〜60時間)に現れます。経験上、二語文を話せたのが6歳のとき、というようなASD傾向の高い人…

2021-11-24 08:18:11
特別期間 @periodoespecial

@ozeanschloss …には、完全な再現性が出ない場合があり、その点が課題だと感じています。

2021-11-24 08:19:38
特別期間 @periodoespecial

@ozeanschloss なお、この「公式」は、オッカムの剃刀とは微妙に違いますが、極力シンプルで例外のないことがポイントです(私に言わせれば既存の読解法は再現性がないだけでなく、ルールが複雑故に完成度が低く感じます)。この点については、またどこかで機会があればお話しましょう。しかし残念ながら、現実として…

2021-11-24 08:24:11
特別期間 @periodoespecial

@ozeanschloss …論理国語の導入が不可避のため、私の興味は「実用文に再現性のある『読解の公式』は可能か」に移っていますが。

2021-11-24 08:26:22
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