お米のオタク視点から見る舞台ラブ米第4膳小ネタ考察

またやった……🌾
1

きぬひかりについて

総乃(ふさの)🌾ごはんソムリエ @rice_mogmog

1年生たちはみんな県独自品種、はつしもはほとんど岐阜でしか作られてない中で、きぬひかりだけは関西(近畿地域)でコシヒカリ、ヒノヒカリに次いで作られている品種だから余計粉もん文化に膝をつくほど絶望してるの鴨……

2021-11-27 10:51:13
総乃(ふさの)🌾ごはんソムリエ @rice_mogmog

関西で作られてる前ツイ3品種のうち、コシヒカリの主要産地は関東北陸始め様々、ヒノヒカリの主要産地も九州までに渡っているけど、キヌヒカリはほぼ近畿中心に作られている

2021-11-27 10:51:13
総乃(ふさの)🌾ごはんソムリエ @rice_mogmog

イネ品種 データベース 検索システム  「 西海232号( きぬむすめ ) 」 品種情報  多分きぬひかりの妹さん 彼の後継品種 西日本で岡山兵庫を始め各地区で特A取ってますね ineweb.narcc.affrc.go.jp/search/ine.cgi…

2021-10-12 18:16:10

てんたかくについて

総乃(ふさの)🌾ごはんソムリエ @rice_mogmog

てんたかくくんのヘアピン?アクセのトンボはてんたかくのロゴマークにもいる赤とんぼですね🌾 toyama-beibaku.com/himitsu/tentak… pic.twitter.com/Sf3TU5rD00

2021-10-13 18:07:25
拡大
総乃(ふさの)🌾ごはんソムリエ @rice_mogmog

てんたかくは米粒の小ささがコンプレックスのお米で、立山連峰のようにでっかい米粒に憧れがある。ので、粒の大きさ以外のてんたかくの性質はそのままに米粒を大きくした品種「てんたかく81」が新しく作られている(ちなみに身長は米粒の大きさではなく基本的に稈長・稲の高さに準ずる) #米ステメモ

2021-11-22 18:47:18

ゆめみづほについて

総乃(ふさの)🌾ごはんソムリエ @rice_mogmog

ゆめみづほくんのギャップ萌えって米粒パッと見小さそうに見えるけど粒厚が厚くて見た目より粒大きいとこからきてます?

2021-11-29 20:48:13

風さやかについて

総乃(ふさの)🌾ごはんソムリエ @rice_mogmog

風さやかの誕生日は地方番号から取られていますね #米ステメモ

2021-11-21 07:57:17
総乃(ふさの)🌾ごはんソムリエ @rice_mogmog

そもそも長野県が米作りにおける超エリートで、米年1等米比率トップクラスかつ平均単収600kgオーバーのトップクラス これを両方トップ争えてるのは長野だけなのか…

2021-11-30 20:33:04
総乃(ふさの)🌾ごはんソムリエ @rice_mogmog

長野殆どコシヒカリだけど、お米は収穫適期があって、コシヒカリだけだと刈り遅れて品質が落ちる。ので大抵コシヒカリより収穫が早い品種+コシヒカリ+コシヒカリより収穫が遅い品種を組み合わせていて、長野で選ばれているのはコシヒカリより早い品種はあきたこまち、遅い品種は風さやかのようですね

2021-11-30 20:48:29

校長について

総乃(ふさの)🌾ごはんソムリエ @rice_mogmog

亀ノ尾校長が山形弁なのは、彼が山形出身だからかな(山形で育成された品種) #米ステメモ

2021-11-24 12:41:02

虫が苦手なはつしもときぬひかり

総乃(ふさの)🌾ごはんソムリエ @rice_mogmog

イナゴは直接稲の葉などを食い尽くす害虫で、ウンカは吸汁による害。特にはつしもやきぬひかりが苦手としているのはヒメトビウンカで、吸汁することで彼らが抵抗性を持ってない縞葉枯病を媒介する害虫(病気で枯れる)。また、トビイロウンカは増殖率が高く吸汁し尽くして稲を枯らす。#米ステメモ

2021-11-22 12:55:15

稲たるもの耐倒伏性を養わなければならんじゃろが!

総乃(ふさの)🌾ごはんソムリエ @rice_mogmog

こしひかり先輩は倒伏に強くないお米。伸びるし稈(茎)が細いので、台風通過後に全部べったり倒伏して畳状態になることもしばしばしば漬け。ここまでくると最早コンバインでは収穫不能。そこまでいかなくても倒れたり傾くと光合成の効率が落ちるので、どうしても収量や食味が落ちます #米ステメモ

2021-11-22 18:53:53
総乃(ふさの)🌾ごはんソムリエ @rice_mogmog

だから耐倒伏性を養わなければならんのじゃ!

2021-11-22 18:54:27

ライバルの日本晴とこしひかり

総乃(ふさの)🌾ごはんソムリエ @rice_mogmog

日本晴とこしひかりの関係について 実は日本晴の方が生まれは遅くて。彼は生まれたときからその収量性、栽培のしやすさから一気に作付けが広がった品種。 対してコシヒカリは生まれた当初は評価されず燻っていた品種。 理由は当時米に求められていたものの違い

2021-11-29 10:09:45
総乃(ふさの)🌾ごはんソムリエ @rice_mogmog

かつて彼らが生まれたときはまだとにかく米を作れ・量を獲れの時代で、重視されていたのは収量性と栽培のしやすさ コシヒカリは味はとてつもなく良いけど収量性が低くいっぱい獲ろうとすると収穫できないほど倒伏してしまう つまり日本晴は当時の風潮にガッチリ合っていて、コシヒカリは合わなかった

2021-11-29 10:09:45
総乃(ふさの)🌾ごはんソムリエ @rice_mogmog

ところが時代は変わり「米を作り過ぎている」世の中となり、重視されるのは食味になりました 以来コシヒカリ超えを目指して各産地がコシヒカリの血を注ぐ良食味品種の開発に舵を切りましたとさ

2021-11-29 10:09:46
総乃(ふさの)🌾ごはんソムリエ @rice_mogmog

世はまさにコシヒカリ時代になったのは、自主流通米制度以降米が消費者の意志で選べるようになり食味が重視されるようになってから

2021-11-30 21:57:10