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純潔同胞団(イフワーン・アルサファー)
あちこちに書き散らかしていた純潔同胞団についての記述をまとめて note に「純潔同胞団と知のグローバル・ヒストリー」という記事を投稿しました >https://bit.ly/30gM7Xl
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井筒俊彦。『意識と本質』は東洋の儒仏道からギリシャまでの「思想的東洋」の構造化を示したものだけれど、まさしくこれはエラノスの「知の青写真」と重なる。彼の初期作『神秘哲学』から、『イスラーム哲学の原像』、
2022-03-08 00:23:28![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
絶筆『意識の形而上学』にいたるまで、プロティノス的流出論がひとつのモデルになっているように読める。 「我々個々人の個別的な心理機構ではなくて、超個人的・形而上学的意識一般、プロティノス的流出論体系の『ヌース』に比すべき純粋叡智的覚体」井筒俊彦『意識の形而上学』p.60 pic.twitter.com/gO3f0ah0Ma
2022-03-08 00:40:53![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
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この流出説の共通基盤こそが、ヒロ・ヒライ先生の本エッセイのテーマなのですね。井筒俊彦が生きてたらなんて言っただろうか、想像しただけで胸アツですね。
2022-03-08 00:43:40![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
イスラム教圏に今も残る新プラトン主義、そしてピタゴラス崇拝については、ジェラード・ラッセル『失われた宗教を生きる人々』、ドゥルーズ派の章に詳しい。純血同胞団もチラッと出てきます。「ドゥルーズ派の信仰は、(中略)"一者"との交わりを求める人間の表現にたどり着いた。」ラッセル,p.200 pic.twitter.com/H5ymJTnhvj
2022-03-08 00:50:59![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
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収拾がつかないのでここまでにしますが、一読して知的興奮を伴うエッセイだということがお分かりいただけたでしょうか。新しい本を買うときにも、隠れた連関を探りたくなることうけあいですね。
2022-03-08 00:56:17![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
@susuharai すごいですね。届くべき人に届くと、ここまで広げていただけるものなのですね!?本望ですw
2022-03-08 22:55:14