なぜ中国で『百年の孤独』がベストセラーなのか? に関する駄話まとめ
いま日本から酒輸入できねえだろ!と思って開いたら、本棚の肥やしにしてる我が不徳を恥じる結果に。。。 RT @TAMURAwataru: RT @China_News_Post: 『百年の孤独』が中国でバカ売れ クーリエ・ジャポンの現場から http://t.co/Xhft3ja
2011-08-31 19:18:11@tal3eg6 @TAMURAwataru 中国と百年の孤独・・・・・・中国とマルケス? マルクスの間違いじゃないのか? と、どうでもいい呟きが浮かんだがそれはともかく、マジック・リアリズムと中華的ほら話って結構似ているのかもしれない。或いは閉鎖環境ネタが受けているのかしら。
2011-08-31 19:36:19@sinkuutei @tal3eg6 マジックリアリズムと中華的ホラ話は度の過ぎた土着性、此岸と彼岸の境目が溶解、などの面でも似てるかも。(白話小説がネタ元の)馬琴や秋成なんかとラテンアメリカ諸作家って、なんか共通するものを感じる....
2011-08-31 21:47:18@sinkuutei @tal3eg6 ミクシィでの拙考をコピペ>>クロニクルの隅々まで奔放の限りを尽くす想像力は中国にこそフィットするだろうし、あの無惨極まりない結末部など、直截に(いま現在でも)疎外論を誘発するものだから。
2011-08-31 21:51:18@TAMURAwataru @sinkuutei @tal3eg6 すんません私も焼酎かと思った&『百年〜』は未読ですが、『エレンディラ』思い返すと確かに白話小説と似た印象を感じるかも。日本作家のは日本的幽幻さが強く出てる気がして、元の方が大陸的パワーと感じる分やっぱ近いかなと。
2011-08-31 21:58:27@youkik444 @sinkuutei @tal3eg6 まあ「百年」に限定すれば、あれってルーザーばかりな母系一族の物語。濃ゆすぎ血族血統が100年かけて社会の中心(と周縁....の話だからさー)に圧倒的に敗北、と。今の中国なら、我が身に重ねるひとも多そうじゃない?
2011-08-31 22:22:57マルケス(マジックリアリズム)と白話小説(などの中華的大ボラ)に類縁性はありそうだ、と。ならばマルケスの祖たるフォークナーと中華には?....うーん、どうなんだろう。「湿度」がちがう、とボンヤリすぎることを思ってみる。
2011-08-31 22:46:13そしてマルケスにもアレナスにも、腹が減ったから/口さみしいから「土を喰う」幼児の描写が出て来る。日本でなら「花の蜜を吸う」のだろう....そういう細部に(ある時代までの)彼我のちがいを見てみることは、あながち的外れではないと思う。
2011-08-31 22:51:29@TAMURAwataru @youkik444 @tal3eg6 合理性や近代性から敢えて距離をとるマジックリアリズム、合理性や近代性という概念が元々無い中国の幻想譚(志怪の書というべきか?)、合理性や近代性が奪われていたり制限されていたりする中国人民、確かによく響きあうかも。
2011-08-31 22:43:55@youkik444 @tal3eg6 ....いやあ @sinkuutei さんのまとめが、端的すぎてヤられました。そう、そういう分析が正鵠を射ているような気がしてならない。
2011-08-31 23:25:21@sinkuutei @TAMURAwataru @youkik444 なお、現代中国人民(ただしおれが見ているのは一定以上の上流階層のみだが、まあ本を読む階層と近似だろう)はとても合理主義的だが、合理の中身が我々とかけ離れている。従って合理性の無い合理主義と云えるかもしれない。
2011-08-31 23:41:47中国の合理性の無い合理主義に関して。少なくともビジネスの場において、おれは日本的非合理性を中国式合理主義と通して認識しているのでややこしい事になる。
2011-08-31 23:47:28いや、言い直そう。中国は「合理主義ではない」かもしれないが「非合理なだけではない」し、中国を理解するととても「合理的」だ。非合理を内包した合理ともいえる。これが一番しっくりくるな。日本は「合理主義的であろうとする」が「非合理的」に感じる。
2011-08-31 23:50:45