2021年に @kossQ (古瀬学)が主に劇場で観た映画 約140本

manabu 'koss' kose @kossQ

『モーリタニアン』／TOHO新宿 面白かった。「クーリエ」でも思ったけど生来の明るさがあるから超えられたんだろうな。最後のテロップで「ええっ！」となるし実際のところどうなのかも考えてしまう。ジョディ・フォスターの貫禄がもっとも最高に高まっている。

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『ハロウィン KILLS』／シネクイント せわしない群像劇がどうなるかと思えば社会的なパニックものに。そこがよかった。

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『エターナルズ』／gdcs IMAX なるほど009。キャラ設定押しなMCUが割と辛いので、ゼロベースの神話なのがとてもよかった。これがMCU本体に取り込まれてしまうのが悲しいな。これっていう魅力的な絵面はなかった。

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『マリグナント 狂暴な悪夢』／新ピカ 快作！クラシックホラーでひと山当てた後に不謹慎スプラッタホラーでもう一弾！「わかってるねえ」感満載。80年代シンセな音楽もよい。新たなヴィランを創造しちゃったので次にも期待。途中までは割と普通なんだよねこれが。

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『アンテベラム』／シャンテ 素直な僕はギミックを超楽しんだし、折り返してからの駆け抜ける展開もよかった。問題はそれまでがあまりにタルすぎること。長回しが巧くないと感じた。

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『皮膚を売った男』／ルシネマ 話の面白さはある。ちょっと変わった絵面への挑戦もありつつ、これといって特徴のない映画ではあった。鮮やかなはずの結末も肩透かしで。

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『聖地X』／gdcs ホラーではないね。不条理ファンタジー、とすれば不気味なシーンもありまずまず面白い。あれはヤッくんの息子か、ご両親によく似ているがそれでちょっとキモい感じは卑怯で使い勝手ありそう。

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『ダーク・アンド・ウィケッド』／シネマカリテ 序盤 : じわーりじわり 中盤 : じわーりじわり 終盤 : じわり 矛盾するようだが不条理なりのルールは欲しいところ。暗喩しているものを思えば理解できなくもないが。

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『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』／新ピカ お話はどうってことないし、カーネイジもない。テンポ感がかなりアメコミの読感に近いと思えたのが収穫か。

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『ラストナイト・イン・ソーホー』／109佐賀 ソツなく収まった雰囲気おしゃれホラー。その意味でまあ見応えはある。アニャをもっと綺麗に撮って欲しかったかな。

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『パーフェクト・ケア』／新ピカ ちょっと面白くしすぎというか、キャラ押し過ぎな感もあるが面白かった。顔芸・ポーズ芸・スタイルから「ショムニ」の江角マキコを思いだす。

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『ダイ・ハード』／シネマシティ2 こんな面白かったっけ！あの時代の大らかさに助けられているとは言え、みんなが大好きな入りと出の対称性・即席バディ・勧善懲悪・良い所での一発。極音上映の威力を浴びるが5分で慣れてしまうのよね。

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『マトリックス レザレクションズ』／TOHO新宿 これね……アクションは冴えないんだけど、好き。年齢、愛、妙な作家性、そして慈愛すら感じる物語への落とし前。

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『ドント・ルック・アップ』／Netflix 面白かった。シリアスにふざけてるのを豪華俳優陣がノリノリでサポート。ここまでやって滑り感少ないコメディってそれだけで貴重だ。シニカル盛り盛りだけどよくある話だよな。

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『明け方の若者たち』／シネクイント 物語の内部も外部もまさに今！2021年の捉え方をしようとしているのにバブル期のトランディドラマ風だったりさらに遡って昭和50年代風だったり。それで薄味になってはいるが北村匠海の空気感で最後には「なんか悪くなかったな」まで持っていく。