- Uroak_Miku
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Dream of the Rarebit Fiend comicstriplibrary.org/browse/results…
2022-01-03 16:54:52連載開始当初は、今でいう無声映画を強く意識した画面作りでしたが、やがて映画という規範から逸脱していく。 pic.twitter.com/xDIsxmkQI0
2022-01-03 17:08:07フランスで1902年にこれが制作されてはいる。アメリカ公開は翌年かもっと後まで遅れたという。海賊版への事前対策に手こずった模様。 pic.twitter.com/2oVxFojTWF
2022-01-03 17:10:21飛行船より落下してくるくる回転、そのあいだもくっちゃべり続ける。テキストいっさいなしのコマなぞこの頃の comic strip の規範から逸れてしまうから。 pic.twitter.com/z9vPocFoA3
2022-01-03 17:12:49見方を変えればテキスト(実質💭)が持続していれば時間の進みを伸縮自由だった。動きを微分的にも描けた。これはまさにアニメーション作画の手前までこの絵師さんが来ていたってことかな。
2022-01-03 17:17:18次回ぶん(1904年11月21日)では元の夢オチ路線に戻る。 pic.twitter.com/W9qQx7xZXd
2022-01-03 17:18:561904年12月2日。漆黒のバックが再登場。悪夢、異世界であることを印象付けるとともに、動きをじっくり見せたいという絵師さんの芸術的衝動か。 pic.twitter.com/3uwqfTK9jY
2022-01-03 17:21:3912月15日。これが興味深い。たおやかな婦人が頭突きで機関車を止めてしまう、それも二度。列車の「動き」ではなく「運動量」を微分的に描いている。ここでいう運動量とは重量と速度の掛け算イメージ。 pic.twitter.com/0WmGW9Ifkt
2022-01-03 17:28:0812月20日。漆黒バックは深夜であることを示すと同時に、電線を強調するためかな。③~⑥は「動き」というよりは「相転移」を描いている。 pic.twitter.com/q8YTyQksVS
2022-01-03 17:38:441905年1月5日。漆黒バックに白い点々がいっぱい。これは星空…ではなさそうですね雪が降っている、というか雪空の表現か。 pic.twitter.com/GoX4YU8rc6
2022-01-03 17:41:201月7日。⑦は破壊を描いているもののテキストは健在。⑨は夢オチというよりは、規範の破壊者になる気はないよという態度表明的。 pic.twitter.com/sNrZLUFJFR
2022-01-03 17:44:351月10日。ニューヨーク市街地に暮らす二人がブルックリン地区に格落ちするお話。⑥の川越えが泣ける。夢オチ。えらい地味ですわこのシリーズにしては。 pic.twitter.com/6rnUkUZckh
2022-01-03 17:49:52ここですブルックリン区。東京都でいうと足立区でしょうか。 pic.twitter.com/VAlD8qHISI
2022-01-03 17:51:101月14日。漆黒バックです。動きをじっくり見せたいのがわかる。いちいち💭でテキスト挿入。これがないと時の矢が失せてしまう。 pic.twitter.com/OH9prZ4wyW
2022-01-03 17:54:011月25日。もはや映画(ヴォードヴィルの出しもの)を超越した世界。アニメーションに片足突っこんでいる。(6年後にこの絵師さんそれを実現させる) pic.twitter.com/JAMc2hQAsS
2022-01-03 18:05:242月15日。ああ再び漆黒バックで動きをスローモーション的に描きにかかってる。💭によって時間の経過速度のバランスをとっている。 pic.twitter.com/TTbWuR9ePX
2022-01-03 18:14:312月22日。ああっと⑦でテキストが消滅!爆発の煙がすべてを語っているということかな? pic.twitter.com/3IY4rcYOjT
2022-01-03 18:16:262月25日。カメラ目線が棺桶のなかからです。マッケイ先生ばんばんエクスペリメンタルになってはる。 pic.twitter.com/f4qURQ2gPN
2022-01-03 18:18:101905年3月4日。後年(1914年)のヴォードヴィル上映用短編内のアニメ手品『恐竜ガーティ』を予感させる。 pic.twitter.com/AVT5fwlba8
2022-01-03 18:22:47