(セルフまとめ)CLPに関する立憲民主党の説明内容

個人的なセルフまとめです。 とりあえず自分はちゃんと読みましたという証明用以上の意図はありませんので、他の人は普通に動画か書きおこしを読んでください。 肝心なところは「博報堂とCLPの間の民ー民契約なので答えられません」という回答が多くモヤモヤが残るがこれは仕方がないか
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 CLPの関係で、福山前幹事長側からの回答と政治資金収支報告書を照らし合わせると、博報堂への支払いということが明らかになっているが、いずれも番組制作費、企画広報費というふうに記されている。

支援を開始したときに、その支援をするということを公にしないということでの合意事項はなかったと聞いております。

1500万円の支払いの名目は「番組制作費、企画広報費」となっているがこれは適切であると認識しているらしい

今回、統括や支払い管理などを広告代理店でされておりまして、動画制作費や企画広報費としての取引実態がある

ですので、寄附には当たらないということで、収支報告書の記載は必要ないものと考えております。

なぜCLPに直接支出せず、博報堂を挟んだのか

一般的に、広告代理店に仕事をまとめて発注をし、その先で振り分けていただくという、その仕組みをとっていたので、このようなやり方であったと。限られた予算の中ですので私としては共感しがたいやり方ですが、そういうことをやられてきたというふうに聞いております

ブルージャパンについては無回答

<フランスの記者>
新立憲がブルージャパンに出したお金について伺いたいが、2211万2268円を10月23日に広告業務委託費として使っているが、これは何かということと、12月23日に会議中継費に28万9850円もブルージャパンに支払っているが、これはどういうことかと、さきの総選挙においてはブルージャパンが政見放送作成にかかわったことがあるか

<回答>
今回ご質問いただいているその企業については、本日私が冒頭でお話をさせていただきましたCLPとは関係がありませんで、党が行う広報活動・企画等に関連する発注先の一つであるということでございます。その成果については、これまでの党のウェブページや動画、さまざまな企画を見ていただいて、その上で支援者や国民の皆様にご判断いただくことと考えております。

社員が8名しかいないブルージャパンに博報堂クラスの支出を行っている件について調査及び国民に説明するつもりはあるのか?という質問に対しては回答を濁す


 個別の事業者とのやりとりについては、まさに取引内容にかかわることですので細かくは申し上げませんが、今後、引き続き支出のあり方について点検をしっかり確実に行うという体制をとりながら、今後どのような広報のあり方がいいのか、適切な広報のあり方については、費用の支出も含めて我々しっかり追求していきたいと考えております

泉体制になってからはやってない、その前の体制については調査しきれていない

他に類似の支出がなかったかどうかということなのですが、泉体制になってからは存在しておりません。その前の体制で類似の支出があったかどうかということについては、あったという調査結果は出ていない状況でございます。確認作業は進めているところでございまして、ただ、類似の支出があったという調査結果は出ておりません。まだ確認作業は進めているということでございます。

「現執行部としては」福山の判断は「共感しがたい」とのこと

そもそも限られた予算の中で特定のメディアに資金提供したこと自体は、現執行部としては共感しがたいと考えております。

(でも福山の独断で通ってしまう状況だったんですね)

Dappiの件については「今回の件とは全く性質が違うもの」という認識

「Dappi」の問題は、これは議員らに対する違法な誹謗中傷発言をしていたツイッターアカウントの運営者が特定の政党から支援を受けていたのではないかということ、また、発言内容についても関与して世論操作を行っていたのではないかという、その疑念を受けている事案であるというふうに認識しております。

今回、党とCLPの関係で申し上げれば、一切番組内容には関与していなかったということ、また、CLPで報道されたコンテンツの中では違法な誹謗中傷発言はなかった、世論操作とも無関係であったということですので、全く事案としては異なるものと認識しています。

調査は西村幹事長が直々に確認しただけで、それ以上のことは特に何もやってない

名目上は調査となっておりますが、私のところで実際には確認をさせていただきました。関係書類、旧党のものでしたが、残っている関係書類を事務局から提出してもらい、事務局の聴取、これは私が単独で行いました。それから、福山前幹事長に対しては私ともう一人の議員とで面談を行いました。ヒアリングを行いました。

<質問>
先ほど質問の中で、誹謗中傷などはなかったと断言されていたが、見ていないのにどうしてわかるのか。

【幹事長】
それは、聴取した私と同席した方ですとか、あるいは、これまでにもこの件についてはいろいろな議員からも声をいただいてまいりました。大変多くの議員が関心を持っておられたので、こういった内容の番組だということも教えていただきました。

違法ではなかったが党のガバナンスに問題があったことは認めている

一つは、特定のメディアに公党が資金を提供したにもかかわらず、そのことを公表せず、その出どころを隠していたのではないかとの疑念を持たれるものであったこと。

 二つ目は、そもそも特定のメディアに党が資金を支援することそのものが適切であるか議論があること。

 三つは、立憲民主党・CLPの両者において、公党からの支援が適切なものであるのかについて、支援の開始がなされたとき、あるいはCLPが公共のメディアをつくるとした理念をまとめた際など、その妥当性について組織として議論・検討した形跡がないことであります。

対応策についてはガバナンス頑張りますとのこと

今後は

①支出の妥当性などのチェック体制を組織として確実に実行する、実施するとともに、

②党内ガバナンス機能の点検を行ってまいります。資金の使途だけではなく、メディアとの適切な距離感を保ち、国民の皆様に疑念を抱かれることのないように努めて、類似の事案が発生しないようにいたします。

(うんまぁ、自民党をあれだけ批判してる立場で、まさか自分たちはちゃんとやってないとは思ってなかったけど……与党を目指してるのであればほんとにきちんとやってください。)

でも、この部分のやりとりを見る限り、言葉ではガバナンスを強化しますと言ってるけどその場限りのやり過ごしに聞こえる

【神保記者】
CLPのほうにそのお金が行くということを意図して博報堂にお金を拠出されたということでよろしいか。そうでないとしたら、何でそれがCLPに行ったことが民民なのに立憲はわかっているんだという、逆にそういう話になってしまう。

実質的にCLPに立憲としてはお金を渡そうという意図を持って博報堂に出したのであれば、そのときの解釈からすると、CLPに対する寄附であるということの申告の必要はあったのではないか。逆に心配だから言うが、その弁護士さんがそう言っているというだけで本当に大丈夫なのか、そこは。

寄附かどうかではなくて、実質的な受領者がCLPであったのであれば、報告の対象がCLPになるべきではないか。要するに迂回融資みたい形になってしまうわけで、形としては博報堂を通していても立憲としてはCLPに渡す意図を持って出したお金なのであると。隠す意図があったかどうかはともかくとして、政治資金としては本来であればそのような形で報告すべきであったのではないか。

ここに入れてくれと立憲が明確にしたところにしか入っていないのであればその心配はないが、博報堂に丸投げして、そこから先は博報堂の判断でやっているんだ、だから報告はいいんだという解釈になると、逆に言うとそこから先は立憲には責任がとれない。そのようなリスクというのは今後出てくる可能性はあるという理解でよろしいか。

【幹事長】
限界があるかもしれないですが、私ども新体制としては支出のチェック体制を今後きちんと確実に実行するということ、あるいは党のガバナンス機能を改めて点検するということ、そういうことをやっていきたいと考えております。
 なお、冒頭に戻りますが、類似の支出があったかどうかということについては確認中でございます。ありがとうございます。

福山へのおとがめは無し

福山前幹事長に対して何らかの処分をすることはお考えか。

【幹事長】
 支出に関しては、先ほど冒頭申し上げたとおり、3点のことから適切ではなかったと考えております。ただ、違法性があったものとは言えないと、ここは弁護士にも確認をいたしましたが、そのようなことでございましたので、処分は考えておりません。

<質問>
我々の会社とかでも、法に抵触はしていないが会社に対してイメージを毀損するとか信用失墜するとか、そういう行為をした場合は、例えば譴責とか厳重注意とか処分の懲戒の程度はいろいろあれ、何らかのことは組織としてあったりする。その上でも幹事長は特に必要はないとお考えか?

【幹事長】
 現時点では処分の必要性は感じておりません。ただ、党全体の規約などについては、やはり少しわかりにくいところがありますので、これは長期的な課題として、例えば処分のあり方についての見直しは必要だと思っておりますが、それはもうちょっと別途の話でありますので、今回の件に関して申し上げれば必要性は感じておりません

公認も継続という考え方でございます。

第三者委員会の設置も考えていないし、福山元幹事長本人からの釈明も本人に任せるだけ

第三者委員会などを設ける予定はございません。
 また、福山前幹事長の会見ということですが、これはご本人のご判断にお任せしたいと思います。

【堀田記者】
福山さんも出てきていないし、朝日の南さんも東京新聞の望月さんも紙だけ出して、つまり、ある意味で立憲民主党が一番嫌がっているやり方だ。何だかんだ、あの第4控でヒアリングをやるときなどに、向こうが来ないと、そういったことをいろいろと追及している。この関係者が全然会見などもやらないで、紙一枚だけ出して自分の言いたいことだけ言って終わるということについて、どう思うか。

【幹事長】
そこも含めて、やはりメディアとの適切な関係というのはいかにあるべきかという、その議論が進んでいかなければいけないのではないかというふうに、党としてはというか私としては考えております。
(全く質問に答えてない)