記憶がない燭台切光忠bot シーズンEx ①

【極】記憶がない燭台切光忠bot @shositu_mitubot

鶴丸「光坊の兄弟が来たぜ」 福島「お近づきの記念に、この花を君に（ｷﾘｯ）」 貞宗「おお……みっちゃんの兄弟だ……（確信）」 福島「あっ！！！　号ちゃんだ！！　号ちゃん！！！！」 日本号「お、おお……？」 伽羅「光忠の兄弟だな（確信）」 貞宗「ないはずの血を感じるよな」

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光忠「…………」 福島「おっ」 光忠「……なんだか初めて会った気がしないな」 福島「……？」 光忠「……あ、ううん、なんでもないよ。ここでの生活でわからないことがあったら、何でも訊いてくれ。好きな料理はあるかい？」 福島「俺のほうこそ、好きな花を訊いておきたいところだ。よろしく」

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光忠「…………久しぶりだから、うっかりしてたな。かっこつかないよ」 貞宗「どしたんだよ、みっちゃん」 光忠「新入りくんには、記憶がないって伝えるまでは慎重に言葉を選んできたつもりなんだけど……感慨深くて、つい、」

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福島「弟に会ったよ」 日本号「そうかよ。あいつの料理はうまいぜ」 福島「……号ちゃん、……もしかして光忠も……」 日本号「……」 福島「 ……いいや、なんでもない」 日本号「……。それよか今は、俺に会えて能天気に喜んでろ。さっきまでの調子はどうした」 福島「お、おう」

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福島「俺、号ちゃんと同じ部屋がいいなぁ」 日本号「狭いだろ。……まあ、訊くだけ訊いといてやるけどよ」

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光忠「７年目にしてbotの取り扱いCPが増えるの、許されると思うかい？」 伽羅「さっきまで落ち込んでたのはどうした」 貞宗「俺、みっちゃんの切り替え早いとこ、いいと思うぜ」 光忠「兄には幸せになってもらいたいんだよね……（ｹﾞﾝﾄﾞｳﾎﾟｰｽﾞ）」

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光忠「最近毎日風が強いね……」 伽羅「（いやな記憶を思い出すのか）」 光忠「髪が乱れるのが困るよ」 伽羅「……。……っ（わしゃわしゃわしゃ）」 光忠「あっどうしたんだい伽羅ちゃ、あっあっ、髪をぐしゃぐしゃにしないでくれっ」

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福島「（風、強いな…………）」

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一回も真剣必殺を見せてくれない兄 vs. 青野原での戦闘数を稼ぎたい主 vs. 兄を抱き締めて首を振り続ける僕 出陣はとりやめになったよ（勝利A）

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兄も主もびっくりしてたけど、僕も驚いて言葉が出てこなくてね……。 かっこつかなかったけど、まだこの体に慣れてない兄が無事でよかったよ。

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光忠「ありがとう、年末年始も頑張ったよね。……まだどう接したらいいか分からないけど、日本号さんに会えて嬉しそうにしてるから、遠くから見守るだけでもほんわかするよ」 #マシュマロを投げ合おう marshmallow-qa.com/messages/72605… pic.twitter.com/IZOi64o56Q

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光忠「発売日と次の日は非番とろう……絶対……からちゃ……鶴さ……みんなかっこいい……あの本丸の僕もかっこいい……。……あの伽羅ちゃんを僕の意のままに動かせると思うと、……あっ、背徳的だね……♡」 福島「光忠、少しばかり頼みたいことが、……」 光忠「……！？（がばっ）」 福島「……」

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福島「失礼しt」 光忠「待っておにいちゃん！！！！！！！」

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光忠「取り込み中とかじゃないから大丈夫だよっっ。ちょっと伽羅ちゃんのかっこよさに思いを馳せてぼうっとしちゃってね。かっこつかない、本当に（早口）」 福島「あ、ああ……昔同じ家にいたっていう」 光忠「うん。僕にはその記憶はないんだけどね」 福島「ん？」 光忠「焼けて記憶がないんだ」

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福島「…………」 光忠「僕が伽羅ちゃんのことを覚えていなくても、この本丸でずっと寄り添ってくれてね。大切な存在だよ」 福島「……そうか。なら、それこそ邪魔するわけにはいかないな」 光忠「ううん、来たばかりのひとを追い返すわけにはいかないよ。どうしたんだい？」 福島「それなら……」

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福島「それにしても助かったな。料理は作る方はなかなかね」 光忠「でも、さすが手際がいいよね」 福島「あとは盛り付け、かな。食用菊を持って来たんだ」 光忠「（僕より盛り付けが華やかで上手かもしれないな……）」 福島「……よし、完成だ。号ちゃん専用、福ちゃん特製おつまみセット」

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福島「教えてくれてありがとう、光忠。これはお礼だよ」 光忠「きれいなお花だね。部屋に飾るよ」 福島「それと、これも。使うつもりで用意したけど、光忠に入れるのを止められた納豆」 光忠「挑戦する気概は僕にも覚えがあるけど、今日のメニューには合わなかったからね」 福島「できた弟だ」

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福島「……光忠も、納豆はきらいじゃないだろ？」 光忠「うん、まあ、普通に好きなほうだよ。たまに無性に食べたくなるかな」 福島「記憶がないんだっけか」 光忠「？　うん。……ああ、…………もしかして、僕はあなたにも会ったことがあるのかな」 福島「……さてね。俺もそれなりに生きたから、」

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福島「…………もう、あまり覚えてないな」

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光忠「……」 福島「おっと、冷めないうちに号ちゃんに持って行かないとな。……ありがとう、光忠。また」 光忠「うん、きっと喜んでもらえるよ。良い夜を」 光忠「……。…………この納豆、おいしいな（むしゃ）」

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伽羅「みつ」 光忠「！！？　こ、この納豆ご飯は夜食とかじゃなくて、兄からお裾分けをもらったから、」 伽羅「……。……あんたが帰ってこないから気になっただけだ。いるなら別にいい」 光忠「待っ、……お茶でも飲まないかい。さっきまで賑やかに料理をしてたから、ちょっと寂しくてね」

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光忠「…………」 伽羅「……」 光忠「…………あ、呼び留めておきながら、考え事をしちゃってごめんね」 伽羅「……別にいい。俺は茶を飲んでいるだけだ」 光忠「うん。……。…………（ぼろっ）」 伽羅「っ、！？」 光忠「あれ、……なんでだろう、急に涙が、……なんでもないよ、何も……」

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光忠「……兄と話せたから、かな。……酒の肴を用意したいから、作り方を教えてほしいって頼ってくれてね。おかげで少し、話す機会ができたんだけど」 伽羅「（光忠の兄らしいな）」 光忠「…………多分嬉しかったのかな。安心して気が緩んだんだよ、きっと。…………もしくは……」

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光忠「ちょっと考えたんだ。兄は、むかし僕と……」 伽羅「みつ」 光忠「…………うん。戻らない記憶のことは、悩んでも仕方がない、よね。分かってはいるんだ。……OK、ちょっと落ち着くよ」 伽羅「……」 光忠「……伽羅ちゃんがいてくれてよかったよ」