東方考察談義:紙・新聞・貨幣
- haruna_nowaki
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まあ、本にも書いたんだけど、香霖堂に書いてあった、紙の供給が急激に増えたのは外の世界から流れてきたから説は基本的に信用していない。だって、外から流れてきたという判断基準がどこにもないんですもの
2011-09-02 18:39:41幻想郷において、供給が増えた=外の世界から流れてきた、と考えるのは自然なのであろうが、製造技術の完成による供給増のほうが、自然じゃないのかねー、と。何も書いてない、無地の新聞用パルプが流れてきた、ってのもちょっとなぁ
2011-09-02 18:41:42@die3035 こういっちゃうとあれですけど近代産業は基盤のところまでいくと規模がばかでかくなってしまって、天狗とはいえ山一つの手におえなくなってしまいそうなところがありますねえ
2011-09-02 18:53:49@naijel 全ての面での産業基盤が整っているのではなく、一部、少なくとも必要になるor求められる部分のみが整っている、とすれば大丈夫でしょう
2011-09-02 18:58:50和紙は原始的な化学パルプの一種で、その製造法を薬剤を用いてより効率的にし、原料に藁クズや、木綿や麻のボロを用いて作ったパルプが、初期の新聞紙の原料。その後、機械パルプを主成分とした現在の新聞紙になったが、幻想郷では前者なのか、後者なのか…
2011-09-02 19:14:07後、新聞紙が大量に刷られ始めた、という事は、紙だけじゃなくてインクもバカバカ使うんだよねぇ。まあ、これは木ガスを使って何とかなるんだが
2011-09-02 19:16:56何にしても、新聞紙作るにはなんだかんだで化学パルプの製造が必要不可欠なんだよねぇ。破砕パルプを主成分にしても繋ぎに亜硫酸パルプ必要だし。そういう意味で、急激に増えたのは苛性ソーダの生産手段及びソーダ法の確立があったとみる方が自然ではある
2011-09-02 19:25:13@die3035 @Type10TK 永遠亭というか月陣営は基本の思考に「変化=穢れ」があると思うので、急激な文明化ともいえるここ数年の変化に賛同するかどうか。意図的に使用技術を限定して、幻想郷には存在しない物質でわざと薬品を合成して流通ルートを握ってたり。
2011-09-02 19:55:41@naijel 永遠亭に頼むよりは、外の世界から仕入れた方が気が利いてるとは思います。どっちにしろ塩化ナトリウムは仕入れないと駄目っぽいですし
2011-09-02 19:59:41幻想郷と塩化ナトリウムの話に関しては、柳田国男の「山人考」が示唆を与えるかもしれない。「塩はどうするかという疑いのごときは疑いにはなりませぬ。平地の人のごとく多量に消費してはおられぬが、日本では山中に塩分を含む泉至って多く、また食物の中にも塩気の不足を補うべきものがある」
2011-09-02 20:30:23神主は遠野物語を読んでいると思うが、岩波文庫の『遠野物語・山の人生』に「山人考」も入っているので、幻想郷が塩に困らない理由はここらが関連しているのかもしれない。
2011-09-02 20:35:52鹿塩温泉のある大鹿村は、本諏訪といって、建御名方神が出雲から逃げてきたときに一時滞在していた場所だという。伊勢の神宮に対する元伊勢と同じようなものだろうか。色々と興味深い場所だ。
2011-09-02 20:42:21弘法大師の杖突伝説は、地面を突くと泉が湧くパターンと、地面に指すと杖の素材(桜、杉、梅、竹など)が生きた植物に変じて成長するパターンがあるようだ。
2011-09-02 20:46:50@die3035 水文学の人で弘法水に興味を持つ人がいたようですね。こんなのを見つけました。「弘法水の水文科学的研究」要旨 http://t.co/I8lMBYH
2011-09-02 20:58:46@abysmalhypogeum こういう特殊な水質の温泉に関する、医学的見地からの効能の調査もあったりします http://t.co/HBkX8Fp
2011-09-02 21:06:00