Shoko Ogushi(@vostokintheair)さん少林寺へ行く
ホテルに到着。そういえば、今回はホテルの手配もおんぶにだっこだったので、どこに泊まるか知らずに、入国カードには、去年の今頃宿泊したホテル名を、適当にガイドブックを見て書いたのだが、そのホテルでございました。冴えてるねぇ、我www
2011-08-28 01:26:59撮影一段落で烏龍茶をいただいてるなう。今朝は少林問禅という禅問答のトーナメント最終日。中国語が分からないことの悔しさよ。写真は良い感じです。功夫は今日のはいまひとつかな。いいのもあるかもだけど、まだまだ研究が必要。
2011-08-28 15:17:531月に訪れた時に会ったキラキラ瞳のお坊さんにも会ったけど、向こうは覚えてなかった。ふふふ(←なんのふふふだ。割れながらイミフだよw)
2011-08-28 15:27:23日本でいう作務衣みたいなグレーの作業用の服を目の前の二人のお坊さんは着てるんだが、言うなれば、男子アオザイという感じ。パンツの上に長い上着。
2011-08-28 16:04:37少林寺の広報の方とスポーツの話になって、「日本のサッカーは強い。男子も女子もいい。中国はまだまだだ」とおっしゃっていた。中国の人は、サッカーの話になるとものすごく控えめになるなぁ。つまり、いまの日本代表が本当にいい、ってことなんだろうな。
2011-08-28 17:29:49若い僧侶たちのキラキラ瞳と純粋さを観てると、門の外に出るのが辛くなる。イートン校やドイツ軍と同じ空気。近代五種は、閉ざされてるわけじゃないからちょっと違う。
2011-08-28 17:35:55映画『少林寺』で、少林寺だけは皇帝から飲酒を許されるとあったが、僧侶は酒を飲むのかと聞くと、広報の人は笑いながら、「まさか。あれは映画の話です。本当だとしても、皇帝よりブッダに仕えるものです」と。美しすぎて倒れた。
2011-08-28 17:44:29我が美少年写真も、浮き世の欲望ではなく、美の神に捧げるものだと思って、撮っている……YO!(我田引水失礼しましたぁ!)
2011-08-28 17:46:34お坊さんたちは毎月350元もらっているんだそう。さっき果物をすすめてくれた若い僧侶も類に漏れず携帯をいじっていたけど、聞いてみたら、月々に払う電話代は130元と。半分がそれに消えちゃうんだね。
2011-08-28 17:48:10衣食住は質素でも構わないが、情報やネットワーク、絆を断ち切るのは難しい、ということか。分かる気がする。
2011-08-28 17:49:37今日は少林問禅という、5日間かけてトーナメントで勝ち抜く禅問答のファイナルだった。中国語は分からないが、観客の笑いや拍手から、いいことを言ったとか、そういうのは分かる(だけに言語がわからないのが悔しい)。
2011-08-28 17:51:51いつも言葉のおしまいに「阿弥陀佛」というのだが、ときどき、何の言葉も発せず、ただ「阿弥陀佛」だけ言うときがあるのでどういう意味かと聞くと、一つは、答える必要はない、というとき。もう一つの場合は、戒律の問題で、部外者の耳に入れてはいけない、というときだそう。「ノーコメント」と...
2011-08-28 17:54:25同じ禅宗の曹洞宗でも、永平寺の方はちょっと違って見えた。あちらは儀式とか作法という面では恐ろしく洗練されていて、法衣も美しいし、規律も守られているけど、少林寺は武術もやっているせいか、僧侶たちが野趣あふれていて、どこか天網恢々に通じる大らかさと繊細さが同居していて面白い。
2011-08-28 17:59:16でも、今日の一番は、他のお寺の方と聞いたが、少林禅問の審査員のひとりである長老。表情は穏やかで、宗教者の完成はかくなるものかと思うような風情なのだが、一旦声を発するや否や、腹から出る深く響く声。ただごとでないオーラが周囲を制し、ひとりでに指がシャッターを切りはじめるほどであった。
2011-08-28 18:04:01近年の中国の仏教界で知らぬものはない虚雲という130歳まで生きた偉大なるマスターの弟子の一人だという。ものすごい人がいるもんだ。タロットでいうと「V:法王」なのだろうが、楚々とした佇まいは、「IX:隠者」に近くも見え。大組織と序列の中でも乱れることのない涼しい気が満ち満ちている。
2011-08-28 18:07:06長老の発したある言葉に、隣にいるそれまたマスターと呼ばれる一人が、そっと手を合わせたとき、ファインダー越しに震えるような衝撃を感じた。
2011-08-28 18:09:01